MAZE (双葉文庫 お 27-1)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575509083

感想・レビュー・書評

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  • 最後がぱっとしなかったのが残念。途中のホラーっぽいのはなんだったんだ?

  • 面白そう!!だと思っていたのですが(途中まではよかった!!)・・・個人的にはあんまり・・・でした。。

  • アジアの西の果て、白い荒野に立つ矩形の建物。いったん中に入ると、戻ってこない人間が数多くいると伝えられている。その「人間消失のルール」とは?謎を解き明かすためにやってきた4人の男たちは、果たして真相を掴むことができるのか?異国の迷宮を舞台に描かれる、幻想的な長編ミステリー。
    (BOOKデータベースより)

    ***

    掌の場面がマジで怖かったー。
    恩田さんは本当に、恐怖と緊張感を描くのがお上手。
    ジワジワと来ていた“それ”が一気に弾ける、あの瞬間。ゾクゾクします。

    話はパニックホラーとミステリーの融合。
    落ちは一つだけでも良かったかなーとも思いますが、結末含めて楽しめました。

    「クレオパトラの夢」は恵弥が主人公だそうなので、いつか読んでみたいと思います。

  • 途中まではすごく面白いのにオチが・・・。

  • 人間が消失する建物がある。
    いったい誰が、いつ、どんな目的で作ったものなのか…?

    学生時代の友人から請われた建物の謎を解き明かす旅。
    その謎の正体とは…?

    この不思議さがやはり恩田陸の魅力ですね。こわい、でも気になる。
    シリーズの続きもあるそうなので、読んでみます(^o^)v

  • アジアの西の外れのとある国。
    岩に囲まれた深い谷をくぐってゆくと、ふとひらけた荒野に出る。
    辺り一面を山に囲まれた盆地で、ここを出入りするにはこの谷の合間を抜けるしかない。

    この場所の中心には奇妙にそそり立つ直方体の建物があった。
    石灰岩のような白い壁。
    自然の浸食によって出来たものなのか、それとも古代の遺跡か。

    そこは地元の住人(といってもこの遺跡から人里までは片道2時間くらいかかるのだが)からは、こう呼ばれていた。

    『存在しない場所』
    『有り得ぬ場所』

    なぜならそこは、足を踏み込んだものが消えてしまう、そんな場所だったからだ…

    しかし、そこから戻ってきた人がいた。
    彼らは、なぜ助かったのだろう…。

    そして、今、2人の日本人がその場所に踏み込もうとしていた…。


    もう、この設定からしてどきどきわくわくですよね。
    とっても雰囲気たっぷりのお話です。
    個人的には、この後のシリーズで続けて登場してゆく恵弥よりも、満の方にとても魅力を感じました。

  • う~ん。
    不思議なお話だなぁ・・・
    独特なミステリーだ。

  • このボリュームの割りに面白かった。途中ちょっとだけホラーテイスト。

  • このボリュームの割りに面白かった。途中ちょっとだけホラーテイスト。

  • 人間が消える建物の謎を解いていく。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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