MAZE (双葉文庫 お 27-1)

著者 : 恩田陸

• 双葉社 (2003年11月1日発売)

感想・レビュー・書評

[yui12さんの感想 · 2013年3月18日]

この作品を読むのはおそらく一年ぶり。
でも、良い具合に内容を忘れてた(^^;;
続きが気になってどんどん読んじゃったのも、読後もっとじっくり読めば良かったと思うのも前回と一緒。
セリム、無事だといいな。

[4pir3さんの感想 · 2013年3月9日]

前半は面白かった。こんなオチじゃヤダなと思ってたらそうなってしまった。セリフが多くてテンポ良く読めました。

[とうかさんの感想 · 2013年3月6日]

ミステリーにしたってＳＦにしたってこんなに魅力的な謎はそうそう出てこないと思った覚え。
「この迷路はいったい、『何』か」？
ストーリーテラー恩田陸の才能発揮。

[sachi-chanさんの感想 · 2013年2月18日]

恵弥がでてるだけで満足。

[mgsaekiさんの感想 · 2013年2月17日]

ミステリーというかホラーのようなお話。
登場人物で恵と言う人がいて、途中急に「めぐみー!!」と大声で呼ばれるんですが、それがなんかホントに呼ばれたようでめっちゃビビった。
本の世界に入り込んでたのか、ホント急に呼ばれた!!って感じて怖かった覚えがあります。。
怖いから一回しか読んで無いけど面白いです。

[miyu9872さんの感想 · 2013年2月5日]

アジアの西の果て。
何もない荒野。小高い丘。
その上に立つ真っ白い建物。

｢存在しない場所｣
｢有り得ぬ場所｣
人々は昔からこの地をそう呼んでいる。ここへ行き、無事帰って来れた人は少ない。

何が｢存在しない｣？
何が｢有り得ない｣？

この遺跡に入ると、人は文字通り消滅するという。
"人間消滅のルール"を解明すべく、４人の男たちが白い遺跡の謎に迫る。
古代の迷宮を舞台とした、長編ミステリー。

***
序盤、中盤と最高に面白いです。ここまで張りつめた緊張感と面白さをもつ物語にはなかなかお目にかかれないんじゃないでしょうか。
最後の着地点がずいぶん現実的でしたが、中盤までかなり楽しませてもらったので個人的には大満足です^ ^

[spaspicaさんの感想 · 2013年1月28日]

初めて読んだのは中学か高校くらいだったかな。でもほとんどストーリーを覚えていなかった。

「豆腐」で起こっていたことはやっぱりよくわからない。わからないけど背筋が寒くなるような感覚があった。

今夜迷路の夢とか見ないといいな…

[九月猫さんの感想 · 2013年1月8日]

半分を過ぎるくらいまではおもしろく読めたけれど、その後は失速。
ときどき思い出しては10～20ページ読む、の繰り返しでやっと読了。

シチュエーションもキャラも魅力的。
謎にもワクワクドキドキ。
なのに、途中で手が止まってしまう。決して長くないページ数なのに。

最後のほうのホラーっぽくなってきた辺りからまたドキドキ感が出てきたけれど、結局結末がイマイチ。
なんだか残念。というか勿体ない。

恵弥は好きなキャラなので「クレオパトラの夢」も読むか迷うところ。

[ゆかっこさんの感想 · 2012年12月25日]

途中までずっと結構おもしろく読んでたけど、大事なトリックというか、種明かしの部分のしりすぼみ感みたいのが残念でした。惜しいー＞＜！みたいに思いました。

[mayuさんの感想 · 2012年12月19日]

中学生の頃、これで読書感想文を書いた。
推薦図書を総無視して、先生にうけそうな感想文を作ることに苦心もせず、ただ好きな本について好きなようにとうとうと原稿用紙に綴っていた私はいい感じに中二病だったなと思う。ぶん殴りたい。

白い迷宮をさまよう緊迫感がただひたすら好きだった。本を読んでいて、息が止まるほど驚いたのは、これが初めてだった。
オチが理解不能で困ったけど。

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。