- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575509083
感想・レビュー・書評
-
現実と非現実の狭間の感覚のような設定だけど現実感のきちんとある
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雰囲気は好き。
おじさんが集まって伝説の話してるだけで大丈夫かと思ったけどちゃんと現実的なオチがついてよかったよかった…と思ったらやっぱりファンタジーだったのか…??
途中の文字の部分がめっちゃびっくりした。 -
-
2020/06/01
-
-
読後にスッキリ感があまりないけど、読んでいる時が、面白い。こんなのもいい。
めぐみにマツコデラックスを見るのは僕だけだろうか。
あと、敬愛する星新一のショートショートの一節が出てくるのが嬉しい。 -
恩田陸らしい非現実と現実が混じり合うような世界観で、薄い本ということもあり一気に読み終えた。
本の世界に入れる人にオススメ。 -
2018年7月29日読了。
2018年67冊目。 -
主人公のインパクトの強さが◎ 恩田陸らしいミステリー
-
あの声はビビった。オチは残念。
-
異国の荒野に立つ矩形の白い遺跡、通称『豆腐』。
そこでは昔から何度も人間が消えていた。
“存在しない場所”“有り得ぬ場所”と呼ばれ、現地の人間さえ近づかないこの場所で4人の男たちは人間消失の謎に挑む。
再読なのに内容をすっかり忘れていたので楽しめた。
面白かった。途中から真相に近づく手ごたえと同時に感じる緊迫感と恐怖感。一人で読んでいて思わず周りを見回してしまうほどだった。すっかり飲み込まれてしまってた。読み終わって満足した今でも、登場人物や遺跡に対して残る底知れない不安感。でも嫌な感じがしない恩田作品独特の余韻。
次の『クレオパトラの夢』読まなきゃ。