MAZE (双葉文庫 お 27-1)

著者 :
  • 双葉社
3.37
  • (132)
  • (345)
  • (726)
  • (97)
  • (14)
本棚登録 : 2993
感想 : 321
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575509083

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 再読7回目。
    何回読んでも同じところで怖くなって、同じところでポカンとする。いつも満の気持ちの流れに沿ってるようです。

  • 再読。「MAZE」とは「迷図(めいず)」
    やはり恩田陸は面白い、上手い!!
    アジアの西の果て、荒野に立つ直方体の白い建物の中に入ると、突如、消えてしまい戻ってこない人間が多くいると伝えられている。
    その謎を解明するため、満は高校時代の友人である恵弥に雇われ他2人と共にこの地を訪れる。
    謎解きも満足、恵弥のキャラも良かった。それに怖かった。

  • ピンとこない方の恩田陸。
    後半が駆け足だったかなあ。奇妙な植物に囲まれた丘の白い建物、このイメージも足踏みしてしまってる気がする。
    でも続編は読もう。
    満のご飯が食べたい。

  • 再読。レビューから時枝満が『象と耳鳴り』の「給水塔」に出てくるとわかった。『六番目の小夜子』の関根秋の父・多佳雄の散歩仲間として。満が安楽椅子探偵として謎解きをしていくところが面白かった。最後ファンタジー要素が入ってきたけど、メインは謎解きでしょ。一緒に合宿する3人も魅力的。恩田さんの作品、4人組が多いけど、話を面白くする最適バランスなのかなあ。

  • 20141207読了

  • 男性四人が西アジアの端にある、存在しない場所と呼ばれる人が消失する場所の真相を探るミステリー。
    安楽椅子探偵役を任された満の推理になるほどと思って読み進めていたら、セリムの失踪をきっかけに始まったスコットと恵弥の真相説明。
    最終的に満がたどり着いた答えを読み終えてから、序盤の恵弥の台詞を思い出すと事細かな伏線が放射線状に張り巡らされていたことに気がつきました。
    長編ではありますが、ほかの作品同様、一度読み始めるとグイグイ引っ張っていってくれるのですぐに読み終えてしまいました。

  • 設定は独特でとても興味がそそられたが、オチは少し納得いかないというかがっかりという感じ。けど過程がそれなりに楽しめたからよし。

  • 引っ張るストーリーもだが、登場人物の一人、神原恵弥が出色。
    わー、この人、もっと見たい・・・

  • 想像力の勝利。設定も語りもお見事でした。

  • 難しすぎてわたしにはわからない…
    落ちが落ちにならなかったので読み返したい
    考古学のような、遺跡探険のような雰囲気は好き

全321件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

恩田陸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×