タカラモノ (双葉文庫)

著者 : 和田裕美

• 双葉社 (2019年6月12日発売)

感想・レビュー・書評

[中目黒ぱるこさんの感想 · 2023年5月27日]

え！？そんな発想はなかった！！
そういう考え方いいな！
と今日から自分にも取り入れたくなるママの言葉に、
驚かされ、感心させられてばかりでした！
自分も親になったときには子供にこういう言葉をかけてあげたいです。

読み終わったときには、温かい気持ちでいっぱいになりました。

発想の転換や、偏見で決めつけるのは良くないこと、(簡単な)処世術を学ぶことができて、私の人生をひとつ、豊かにしてくれた本でした！

[やーこぷさんの感想 · 2023年5月20日]

私も2人の娘のことを「ママのたからもの」と言ってます。母になったり娘になったりしながら読みました。特別に悲しい場面でなくても、ふいに涙が出てくるページがあります。娘にもオススメだけど、通勤の電車の中で読むのはやめといた方がいいかな。

[みたらしだんごさんの感想 · 2022年6月15日]

ほのみのママはほのみだけじゃなくてみんなのママ(スナックのママ)
読者もそんなママの魅力にどんどん引き込まれていく。
この本を読んでママに色々なことを教えてもらった気がする。
私も自分のこと大事にしなきゃ、自分の良いところ沢山見つけて、キラキラ輝かなきゃ。
人生いつ終わってもいいように、毎日全力で楽しく笑顔で生きたい。
そう、強く思わせてくれた作品。

電車で涙堪えるの必死だった

[beigeさんの感想 · 2021年10月18日]

読んでる時もそうだったけど読み終わった時には、心の中が優しい色で包まれるような感じ。ママは本当に魅力的でそんなママに愛されて育てられた娘もとても魅力的に育って、ママみたいに自己肯定感をあげられるような存在になりたいなと思った。特に２回言葉を繰り返す癖は真似してみたい。

[かわうそぉさんの感想 · 2021年9月22日]

自分は自分。誰かにどう思われようと関係ない。
型破りなママだけれど、考え方がとても素敵。
ママの言葉に励まされる。

‪--✂︎---
あんたが自信さえ持てば、めっちゃすごい長所になるねん。

あんたが幸せやなと思えたら、それが成功。どんな人生でもやで。

自分の人生は自分だけのもの。世間とか、常識とかまったく及ばないことや。

ママは怒ったことがない。どんなことでも、どんなときでも、わずかなプラスのカケラを探して褒めてくれた。わたしはそのカケラを寄せ集めて自分という形をつくってきた。

たとえ悲しみが段々癒えて小さくなっても、そこにはぽっかり空洞が残るだろう。わたしはその空洞と一緒に生きていくしかないのだ。世の中では、多くの人が大切な人を失い
そのたびに大きな悲しみが生まれているけど、それを乗り越えて生きている人なんかたぶん一人もいない。みんな悲しみを飲み込んで、一緒に生きているだけなんだ。
--✂︎---

[もふの みつきさんの感想 · 2023年12月11日]

最初はクセの強いお母さんだなと思いました。
だけど読み進めると言葉の一つ一つが温かく、ジーンときてしまいました。

[ayaさんの感想 · 2023年4月9日]

元気がないときや、疲れて自分に自信もなくなってるときにもう一度読み返したい。
母親の偉大さを感じる本だった。

[PEANUTSさんの感想 · 2023年2月25日]

読み始めた時はどうしようもない母親だなと思ったが
時が経つにつれてすごく大きな存在になっていた。

どんな時もポジティブで人の目を気にしない
そんなママから出てくる言葉が刺さる。

最後は喪失感もあり、温かな気持ちにもなった。

[pokopoko0713さんの感想 · 2022年8月29日]

ママが魅力的過ぎる！
一般的な母親としては、微妙かもだけど自分の考えをもって自分に責任を持って生きてる姿はすごい。
でも自分の母親だったら、寂しくて嫌かも。
ラストは泣いてしまった。
いろんな形の家族があるだな。

[メルさんの感想 · 2022年6月12日]

母のいなかった私には、個人的に凄く刺さりました。

自由奔放で、世間一般の母親とは少しズレたほのみのママ。けれどママはとても大きな愛をほのみに向けていて、ママの一つ一つの言動に心を動かされる。

読んでいる最中は心が温かくなって、ついついこの世界に戻りたくなってしまう。

『自分の行いはすべて自分で選んだことで、誰かのせいではない。』

『相手の思う壷にならない。ひょうひょうとする。その人の顔見るたび心の中でお経を唱える。』

『失敗をしていろいろ学ぶ方が、自分の人生にとって良い方法を自分で見つけれる人になると思う。幸せの形はひとつじゃない。』

自分の経験を踏まえて娘たちの背中を押すような言葉で助言をするママ。

もっと早く読みたかったと思うほど、自分の主観が動かされた作品。

著者プロフィール

和田裕美（わだ・ひろみ）
作家、京都出身。
外資系教育会社での勤務経験から『世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本』を上梓しデビュー。著書の累計は230万部を超え、女性ビジネス書作家の先駆けと呼ばれている。『ファンに愛され、売れ続ける秘訣』『人に好かれる話し方』『人生を好転させる「新・陽転思考」』小説『タカラモノ』、そしてロングセラーとなる『和田裕美の営業手帳』など著作多数。華々しい経歴の陰にあった家庭環境や自身の極度な引っ込み思案を背景に書いた絵本『ぼくはちいさくてしろい』は、道徳科教科書『いきるちから』に掲載されている。NHK Eテレ「芸人先生」レギュラー出演、FM FUJI「WADA CAFÉ」パーソナリティーなどメディアでも活躍。
2023年、自身の小説『タカラモノ』を舞台劇化した。

「2023年 『2024 W's Diary 和田裕美の営業手帳2024（サックスブルー）』 で使われていた紹介文から引用しています。」