タカラモノ (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
4.08
  • (125)
  • (114)
  • (67)
  • (11)
  • (3)
本棚登録 : 1573
感想 : 132
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575522358

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ママが自身の人生を楽しむこと、子供を信じ見守ることが重要 ママは心の中でずっと生き続ける

  • 悪くない。
    え、名字春田さん?突然出てきて混乱した。
    ママの言葉は割と良いんだけど。
    なにかもやもやする。
    この話の中だと不倫はカジュアルな方に扱われているような印象。家族のあり方は色々。

  • ママは、保美を無条件に「タカラモノ」と思う、強固なコアを持っていました。運動会でビリになっても、下手な恋愛に傷ついても、仕事で悩んでいても、「ええことしたなあ」と常にポジティブで。「どうぞ、グレてください」の後には「でも保美はタカラモノやから」がどっしりとママの中に据わっているのでしょう。

  • 親の愛情は、伝わるものだと信じたい。
    家を空けても、男に走っても。

    わたしは両親のおかげで私なのだ、と教わりました。決して良好とは言えない親子関係、ですが「わたしはずっとこの人の前で被害者だった。そしてわたしは、この人を加害者だと決めつけてきた。」のかもしれません。

  • お母さんが、恋愛に関することや、ポジティブなことをいつも教えてくれて、変わったお母さんだけど、娘がお母さんの言葉で元気になれて、良いお母さんだなと思った。

  • 人生で何よりも大切なこと。

    型破りなママと、全体的に落ちこぼれの娘ほのみ。
    他人と比べて凹む彼女に、自分らしく生きる術を伝授するママの「クスッと笑える数々の教え」たち。

    バイト雑誌を眺めて簡単そうな仕事を選ぶ時に、
    「できる、できひんで選んだら、なんも成長できひん」

    不愉快な人に引き摺られたら相手の思う壺。
    「人の壺に入ったらあかん。ママの壺貸したろか?」

    自分は本当に相手のことを愛しているのか?と悩むと、
    「素直になってみたらわかるで。自分のど真ん中に聞くの。この人と一緒にいて心地良いか、心地よくないか」

    自分の選択は失敗ばかりだと嘆くと、
    「ハズレは嫌いか?どっかにアタリが隠れているのを探すのが楽しいやん。絶対に絶対にアタリはあるもん。だからハズレってな、次のアタリに近づくためのステップやねん」

    ほのみの子供時代、学生時代、社会人時代。
    人生を通じて、その時々に授けられる教えの数々。

    順風満帆な親子関係ではなかったけれど、その教えは間違いなく彼女の中に受け継がれていて、その遺伝子はほのみを通じてまた別の誰かに引き継がれていく。
    私にもこの本を通じて、引き継がれました。

    ちょっとした考え方や受け取り方、伝え方。
    その違いで人生は180度変えられる。

    私もママの教えを引き継いで
    嬉しい言葉は2回いう。を実践しようと思います。
    1回目は自分のためで、2回目は相手のために。

  • 『あんたが自信さえ持てば、めっちゃすごい長所になるねん』
    というママの言葉がささりました。

    自分が欠点だと思うところも
    自信を持てばそれは長所で、
    (だってそれがその人の特徴なんだから)
    そこを好きな人が寄ってくる。

    ほんとそれが一番いいよなと思いました。


    時にクスッと笑えたり、
    悲しくなったり、
    嬉しくなったり、
    とても躍動感あふれるお話でした!

  • 母親と娘の関係が素晴らしい
    後半、思わぬ展開に涙、涙‥
    伝言ノート、タカラモノと言ってくれたこと、成長したほのみが後輩に伝える言葉が感動的だった

  • わりと淡々とした展開だったなぁ…って言うのが率直な感想…。
    でも、いたるところに名言が飛び交っていました(涙)

  • 読み始め、ハズレと思ってしまったが、中盤からおもしろく。後半は涙、涙。
    血の繋がった親子でも「家族」になっていくんだな。
    昔、娘だった方、今、自信がなく途方にくれている娘の方にお薦め。

全132件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

和田裕美(わだ・ひろみ)
作家、京都出身。
外資系教育会社での勤務経験から『世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本』を上梓しデビュー。著書の累計は230万部を超え、女性ビジネス書作家の先駆けと呼ばれている。『ファンに愛され、売れ続ける秘訣』『人に好かれる話し方』『人生を好転させる「新・陽転思考」』小説『タカラモノ』、そしてロングセラーとなる『和田裕美の営業手帳』など著作多数。華々しい経歴の陰にあった家庭環境や自身の極度な引っ込み思案を背景に書いた絵本『ぼくはちいさくてしろい』は、道徳科教科書『いきるちから』に掲載されている。NHK Eテレ「芸人先生」レギュラー出演、FM FUJI「WADA CAFÉ」パーソナリティーなどメディアでも活躍。
2023年、自身の小説『タカラモノ』を舞台劇化した。

「2023年 『2024 W's Diary 和田裕美の営業手帳2024(サックスブルー)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

和田裕美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×