日本推理作家協会賞受賞作家 傑作短編集(10)-真実 (双葉文庫)

  • 双葉社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575659047

作品紹介・あらすじ

すべては被告のために事件の謎に迫る弁護士。一方、法のもとに犯人を追及すべく奔走する検事。立場は違えども、それぞれの正義を胸に、真実を解き明かしていく。 歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名による、弁護士と検事の活躍をテーマにした珠玉作短編集シリーズ第十弾。

感想・レビュー・書評

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  • 文章表現が古めかしいからかな、読みにくい

    どれもイマイチ乗り切れずに読了。ま、こんな時もあるさ。

  • 6人の推理作家の短編集である。

    11月の終りから読んで、やっと読み終えた!
    飛鳥高氏、天藤真氏の作品を読んだ事が無かった。

    しかし、この本で、弁護士、検事の活躍する話。
    最初の「暗い坂」等、密室殺人である。
    どのようなトリックが、あるか?と、思いながら、読み進む。
    「赤い証言」は、法廷が舞台となる。

    私の小さい時(半世紀以上前)には、テレビで、ペリー・メイスン弁護士のドラマがあり、わくわくしながら見たものである。
    そして、蛍雪時代で勉強している長兄の側で、兄の息抜きとしての推理小説を読むのが、好きであった。

    「公平について」は、刑事と泥棒。

    和久峻三氏の「赤かぶ検事シリーズ」もテレビで、お馴染みである。
    フランキー堺氏が、扮して、その妻役を春川ますみさんが演じていたのを、今でも思い出す事が出来る。
    ミステリーの方は忘れてしまったのに、・・・・
    あの名古屋弁というのが、面白かったせいであろうか?

    今は、柚月裕子氏や中山七里氏の法廷ミステリーが、好きである。
    次のシリーズは、誰が登場するのだろうか?

  • 暗い坂/飛鳥高★★★
    緑の自転車/大岡昇平★★★
    赤い証言/小杉健治★★★★
    公平について/天藤真★★★
    風の嗚咽/結城昌治★★★
    赤かぶ検事転勤す/和久峻三★★★

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著者プロフィール

1921年、山口県生まれ。本名・烏田専右(からすだ・せんすけ)。東京帝国大学工業学部卒業。工学博士。1946年、『宝石』懸賞探偵小説「犯罪の場」を投じて入選、翌年、同誌に掲載されデビュー。短編と並行して『死を運ぶトラック』(59)や『死にぞこない』(60)などの書下ろし長編を精力的に発表、62年に長編「細い赤い糸」で第15回日本探偵作家クラブ賞を受賞する。75年にコンクリート工学の研究で日本建築学会賞受賞後、本業多忙のため短編「とられた鏡」(76)を最後に断筆状態が続いたが、1990年、旧友が出版社を立ち上げた記念に長編「青いリボンの誘惑」を書き下ろし、久々に新作を発表した。2001年、日本推理作家協会名誉会員となる。2021年死去。

「2022年 『飛鳥高探偵小説選Ⅵ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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