陽炎ノ辻 ─ 居眠り磐音江戸双紙 1 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
3.74
  • (105)
  • (157)
  • (179)
  • (18)
  • (4)
本棚登録 : 1262
感想 : 149
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575661262

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 話題のシリーズですが、所謂剣豪ものと言うことでちょっと手を出せずにいました。最初の親友3人のほのぼのとしたシーンがあっという間に真っ赤に染まったのは、正直辛かったのですが、主人公が故郷を離れてからのストーリーは夢中になって読みました。ハラハラドキドキ。ああこんな世界があったのを忘れていました。楽しかった。長いシリーズのようですが、事件がひとつここで解決を見たのが嬉しいです。シリーズものは一冊で一区切りしてもらえると、のんびりと追いかけられます。

  • 松坂桃李主演の映画化ということで読んでみたが、何と全51巻!
    ほのぼのとした始まりかと思いきや、30ページもいかないうちに悲劇が…親友二人を失い、伴侶となるはずだった人の元を去らなければならないという悲しい展開。
    坂崎磐音、何とも魅力的な青年だなー。

  • はまっていたシリーズものを読み終わり、次にはまれるものを探していました。
    映画化したからというわけではありませんが、全51巻に惹かれて手に取ってみることに。
    いわゆるチャンバラ系は好きじゃないけれど、
    磐音の、どこかおっとりした物腰が好感触。
    これからしばらく楽しめそうです。

  • 衝撃的な幕開け。
    最初の話のインパクトがとても強い。
    でも、それがあるからこそ磐音の思いとかに共感できるのかな。

    江戸での暮らしは決して楽なものではない。
    だけど、磐音は穏やかである。その心の強さはすごい。
    町の困り事を鮮やかに力強く解決し、爽やかに去っていく。

    読んでいて心がスッとなった。

  • 流石
    時代劇という形式枠内から一切振れることなく
    話の流れと描写と実に巧みで対象読者を見事に捉えた作り
    シリーズ出鼻ということで通す軸がないのが単体で見てマイナスだが
    今後解消されるのだろう

  • 読み返し
    ドラマを先に見たから世界に入りやすい
    今回もスラスラ読めた

  • 小説がテレビ化される事は良くありますが、なんだかテレビや映画の時代劇を元に小説を作った、そんな感じのする作品です。
    ちょっとしたきっかけでやたらと剣を振り回し、人がバタバタ死ぬ。まさかそんなこたぁ無いだろうと言いたい所もありますが、痛快時代劇なのだと割り切れば、よく出来た小説です。
    主人公の「居眠り剣法」もなかなかですし、キャラも爽やかです。また、それを取り巻く人間の配置もよく考えられています。
    文学性や余韻など言わず、とにかく楽しみたい。そんな時にお勧めの作品ですね。

  • テレビにもなったシリーズ。1巻目。
    兄弟のように仲の良い3人組が江戸詰を終え
    故郷に帰ると、これから藩の財政改革をと希望に満ちた3人だったが、殺しあう羽目になり、逃げるように江戸に出た
    坂崎磐音。人格も良い剣の腕も良い坂崎磐音は、近所の人々に支えられてどうにか生き延びる。人となりを知った町人はなんやかやと彼を頼りにもし、また仕事を探してもくれるように。剣の腕を買われた仕事は、裏に事件が待っていた。

  • 読んでからTV放送してたことを知る。
    再放送でたまたまちらっと目にしたのがきっかけ。
    山本耕史さんが磐音。
    あの剣法はなんとかしてよ!と言いたいし、あの食い様は絶対許せんが、全体的な雰囲気は、それとのう・・・・・
    本の中でしゃべってはる感じ♪
    シリーズが50巻を超えるってことは知らなかった。
    まぁ・・・しかし・・・・よぉ読めた(*^_^*)

  • 冒頭の悲劇が強引すぎて それはないだろうと思いつつ、後は3巻まで一気に読了。読みやすいが、レビューを読んでいたら、大まかなあらすじが分ってしまい少し熱が冷めた。あと少し読んでみるかな~

全149件中 21 - 30件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×