みんなの少年探偵団

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591141717

感想・レビュー・書評

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  • 江戸川乱歩生誕120年を記念して。

    怪人二十面相に挑む、明智探偵、小林青年、少年探偵団。

    明智探偵という人物が誕生するまで。
    祖母が語った、怪人二十面相との出会い。
    小林青年に吸血鬼事件を依頼した探偵の端くれ。
    犬がもたらしたトリック。
    怪人二十面相引退説。

    江戸川乱歩を読んでいないため、、、
    そこまで親近感が湧かず。。。無知ゆえに。

    万城目さんと湊さんのが
    言い方が変だけど、話がきちんとしていて面白かった。
    あとの人たちはう~ん、という感じ。。。

    江戸川乱歩を読んでたらきっともっと楽しめるだろうな)^o^(

  • ●万城目学「永遠」
    明智小五郎と二十面相の戦いは何か馴れ合いり様な・・・と想っていたら・・・二十面相と明智小五郎誕生秘話。 
    ●湊かなえ「少女探偵団」
    祖母が語る少女時代に二十面相の事件に巻き込まれ、小林君と共に体験した冒険。
    ●小路幸也「東京の探偵たち」
    駆け出し探偵の主人公は妙な事件に関わり師匠の女性に相談すると彼女に紹介されたのは小林芳雄と云う正体不明の男だった・・・チンピラ別働隊の一員だった女性の弟子の眼から二十面相と明智の水面下の知恵比べが語られる。
    ●向井湘吾「指数犬」
    本アンソロジー中、唯一の正統派作品。お馴染み井上君と野呂ちゃんが主人公で小林君が活躍する。
    ●藤谷治「解散二十面相」
    同じ事の繰り返しに飽きた二十面相は引退を決意するが・・・本アンソロジー中、一番、乱歩調で大がかり。

  • 乱歩の少年探偵団に捧げた5人の作家によるオマージュ短編集

    小学生の頃、学校の図書館で借りて
    わくわくして読んだあの世界!
    懐かしい~~

    どの作品も、それぞれ雰囲気があって面白いけれど
    万城目さんのと、藤谷さんのが個人的には大好き

  • どれも懐かしさで一杯ですが、解散二十面相が秀逸。星新一のショートショートのようでした。

  • ドンピシャこの表紙・この文体で育った世代なので、凄く懐かしい&あの頃のワクワク・ドキドキが再到来しました。

    「解散二十面相」の二十面相の愚痴? は二十面相の気持ちになってみたら
    「ウンウン、そうだね」
    とうなづきたくなりました。

    万城目作品にびっくり!
    湊作品はあの時代、少年探偵団を読んでいた少女(私もその一人です)の気持ちを代表していると思います。

  • 5人の作家による少年探偵団アンソロジーですがそれぞれ個性がありました。
    『永遠』が面白かったです。
    『東京の探偵たち』は途中からは面白くなったけれど最初の人物関係の説明が分かりにくくて私は苦手でした。

  • 児童書なのか?それともわざとそんな感じにしたのかな?

    万城目学と湊かなえのやつが良かった!

    2016.5.30

  • 江戸川乱歩〈少年探偵団〉シリーズのオマージュ短編集。5名の作家がそれぞれの視点で新たな物語を描いています。

    作家の皆さんの少年探偵団への愛が詰まった1冊。
    オリジナルを楽しんだ人は思わずニヤリとなり、本書で初めて怪人二十面相や明智探偵、小林少年に出会う人は、彼らの活躍をもっと見てみたいと感じるのではないでしょうか。

    個人的には、双子の兄弟の物語「永遠」と、怪人二十面相のグチが炸裂する「解散二十面相」が特に面白かったです。
    装丁や各作品の並び順もとても良いと思いました。

    付録の小冊子には数々の作家さんによるアンケートとエッセイが収録されており、こちらも読み応えがあります。

    子供心には絵が怖く、読まずじまいで大人になってしまいましたが、これを機に乱歩作品を読んで、早く「みんな」の仲間入りをしたいと思いました。

    図書館スタッフ(東生駒):ホーランドロップ

  • 昔、学校の図書館でよく江戸川乱歩シリーズを借りて読んだのを思い出しました。表紙がちょうどそんな感じで。とても懐かしく楽しく読みました。

  • 今日読み終わりました。
    巻末のお知らせに、第2弾の予告あり。探してみようっと‼

    それにしても、前回の読書ネタから1ヶ月以上もあいてしまった´д` ;

    まぁ、マイペース、マイペース

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著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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