旅ごはん (MOE BOOKS)

著者 :
  • 白泉社
3.43
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本棚登録 : 1212
感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592733027

作品紹介・あらすじ

ピンクのスープ、アーティチョークのオムレツ、崎陽軒のシウマイ……。
著者が魅了されたリトアニアや、暮らしを営むドイツをはじめとする欧州各地の料理から、身近な日本のお弁当まで、忘れられない味と人々との出会いを綴った、人気作家のおいしいエッセイ。
2020年3月刊

感想・レビュー・書評

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  • プチ中のプチ旅行気分に浸れる本。文化が違うところのご飯が食べたいなぁ・・・。とくにピンクのスープと黒いパンが食べたい。着色料を使ってないことがすごい!

  • 小川糸さんの食のエッセイ本。
    主にヨーロッパで出会ったごはんが並ぶ。
    特に東欧料理はあまり馴染みがないので、興味津々。
    読んでいて、この人は食べることがとにかく好きで、食を楽しんでいるということがしっかり伝わってくる。
    特に変わっていたり高価なものでなくとも、心から美味しいと思い、作った人、食材への感謝の気持ちもちゃんとわかる、読んでいてとても気持ちのいいエッセイだ。
    早く旅に出て美味しいものに出会える日常が戻ってきますように、と願わずにはいられない。

  • リトアニア料理が沢山出てくるんですが
    やっぱり なじみがないですね
    リトアニアのピンクのスープ、ラトビアの黒パン
    イタリアのアーティチョークのオムレツ
    リトアニアの松ぼっくりの砂糖漬け
    なんとなく おとぎ話に出てきそうなメニューに思えます
    それだけに 夢を掻き立てられますね

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      musamikaさん
      「松ぼっくりの砂糖漬け」
      松ぼっくりが食べ物になると初めて知りました。砂糖漬けだからデザート?
      musamikaさん
      「松ぼっくりの砂糖漬け」
      松ぼっくりが食べ物になると初めて知りました。砂糖漬けだからデザート?
      2020/10/22
    • musamikaさん
      想像してみても ぱさぱさしてて
      美味しくなさそうなんですけど・・・
      食べれるということに驚きですよね
      想像してみても ぱさぱさしてて
      美味しくなさそうなんですけど・・・
      食べれるということに驚きですよね
      2020/10/23
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      musamikaさん
      確かに、、、人間って何でも食べるんだ。と思いました!
      musamikaさん
      確かに、、、人間って何でも食べるんだ。と思いました!
      2020/10/23
  • ヨーロッパを中心に、旅で味わった料理と出会った人々。
    忘れられない想い出と味を綴った旅のエッセイ集。
    中ほどにカラー画像の旅のアルバム有り。
    在住のドイツ国内から、ラトビア・エストニア・リトアニアの
    バルト三国、インド、スイス、イタリア、フランス、韓国、
    チロル地方・・・そして日本。
    さらりとした文章で紀行とグルメの味わいを綴っています。
    人との出会い、ステキな場所に来れた喜び、忘れられない味。
    旅のアルバムはキレイなな写真がずらりと。
    文と写真の双方から、行ってみたい&食べてみたい感が
    刺激されます。実際、シウマイ弁当は隣の駅まで買いに行って
    しまいましたよ・・・さり気ないのに、なんて美味しそうな文!
    あまり知らなかったバルト三国にも興味を持たせてくれました。

  • 銀山温泉に行きたくなった。
    やっぱり、ヨーロッパかラトビアに行ってみたい!!

  • 意味深な発言があって気になる。

  • ワタシ的食べ物描写素晴らし作家の小川糸さんが書いた「旅ごはん」が詰まった一冊。

    ベルリンに暮らす筆者が訪れたリトアニア、ラトビア、エストニア…。
    私は地図上の場所すらも知らず、そんな異国の文化や歴史を経た料理に触れることができ非常に興味深かった。

    また、日本国内では鉄板の崎陽軒のシュウマイ弁当に山形や北海道。
    どこも訪れてみたくなり、私の新年のやりたいことリストに加わったのは言うまでもない。

  • 凄く食と旅が一緒に感じられるエッセイだと思いました。糸さんは、エストニアやリトアニアが好きなのかな?大き括って、バルト三国が好きなのかも。1番多くお話が入っていた気がします。
    旦那さんとのエピソードや家族のエピソード、旅行で何を感じて、何を考えていたのかを凄く盛り込まれています。文章で書かれているのに料理が凄く美味しそうで、いくつか現地に行って食べてみたくなりました。

  • 「喜びや楽しみは、誰かから与えられるものではなく、自分で探し、自ら生み出すもの」この一文がお気に入り。

    各地を旅するなかで印象に残った料理についての一冊。馴染みのない食材や理解の名前もあり、収録されている写真やスマホの検索機能を使いながら読む。
    旅先で偶然美味しいお店にめぐり会えた作者の喜びが伝わってきて旅行したくなってくる。

  • 月刊MOE 連載エッセイの単行本化。

    ページを開いて、旅読書。

    ラトビア、エストニア、リトアニアのバルト三国、そしてドイツ…あたしの大好きな国々を、ちょこっと旅した気分になれるしあわせエッセイ

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著者プロフィール

作家。デビュー作『食堂かたつむり』が、大ベストセラーとなる。その他に、『喋々喃々』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』『ツバキ文具店』『キラキラ共和国』『ミ・ト・ン』『ライオンのおやつ』『とわの庭』など著書多数。

「2023年 『昨日のパスタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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