てのひら猫語り~書き下ろし時代小説集~(招き猫文庫) (招き猫文庫 あ 1-1)
- 白泉社 (2014年11月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592831006
作品紹介・あらすじ
名匠・あさのあつこ初め旬の女性作家4名に『風の王国』で大躍進の平谷美樹を加えた5名の作家陣が「江戸時代」と「猫」をキーワードに描いた斬新な時代小説の競演! 川原泉のカバーイラストで登場!
2014年11月刊。
感想・レビュー・書評
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短編集なので、物足りないなと感じた話もあります。
猫好きな人におすすめの時代小説だと思います。
一番印象に残ったのは、冒頭の「貨物屋お庸 貸し猫探し」
です。SF小説としても読めます。 -
何故か評価が低いようなのですが、私個人としては猫好きなのでとても楽しめました。
あさのあつこさん以外の方は知らない作家さんでしたが。
最初の話と最後の話が特によかったです。 -
【収録作品】「貸物屋お庸 貸し猫探し」 平谷美樹/「洗い屋おゆき」 越水利江子/「着物憑きお紺覚書 縁の袖」 時海結以/「異聞 井戸の茶碗」 金巻ともこ/「鈴江藩江戸屋敷見聞帳 にゃん!」 あさのあつこ
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いろんな作家さんによって書かれた江戸時代を舞台にした猫が出てくる短篇集。
江戸人情+SFのような話に猫ってよく合うんでしょうかね。
なんかこの手の話が結構好きです。猫が好きだからというのもありますけれど。
またこういうコンセプトの本があれば読みたいです。
(以上、ブログほぼ全文です。)
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4867562.html -
色んな作家さんの短編集って、好みじゃないのもあるものだけど、どれも楽しかった。
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書き下ろし短編集だけど、どれも続編ができそうな話ばかり。さらっと読めて、面白かった。
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猫、江戸時代、少女ってお題(3つともきらきらしてるなぁ)で競作したら・・・こんな感じ?
なかなかに楽しかった。
お気に入りは、一番最後のあさのあつこさんの、まるでプロローグのような作品。
一番最後のページをめくった後、いったいどんな冒険活劇が始まるのやら。 -
書き下ろしの短編集
どの話も短編にしておくのがもったいない
これって、もっと膨らませたら一冊の本にできるんとちがうん?
特に、貸物屋お庸と着物憑きお紺は、「しゃばけ」みたいに連載でいくらでも続けられそうに思うのだけどな
貸物屋お庸 貸し猫探し 平谷美樹
洗い屋おゆき 腰水利江子
着物憑きお紺覚書 縁の袖 時海結以
異聞井戸の茶碗 金巻ともこ
鈴江藩江戸屋敷見聞帳 にゃん! あさのあつこ