- Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620107394
感想・レビュー・書評
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壮大なSFなんだけど、東野圭吾が加えるスリルさと
躍動感のあるエッセンスを垂らすと、もしかしてこれって現実世界でも起こりうることなんじゃないか?というリアリティをもたらす。
それぞれの人間模様がよく描かれていて、対照的な兄弟のジレンマもかなり見ものです。
生と死に関する描写が多く、生きてる意味ってなんだっけ?という方にオススメです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
設定とかはちょっと雑な気もするけど、たぶん、書きたかったのはSF的なところじゃないんだろうなぁ。
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三連休中に読んだ本。
SFというか、科学ハザード小説的なお話。
あり得ない想像上の世界の話かと読んでいくうちに、あり得るかもしれない世界に思えてくる。 -
パニックSFストーリーです。
P-13現象という天文学的危機により、登場人物以外が世界から消えてしまい、天変地異の中、生き延びようとしていく物語。
内容としては楳図かずおの「漂流教室」とストーリーの展開が似ているなあと思いました。
窮地に立たされたときの人間の心模様の変化が良く描かれていると思います。
最後の生死の決断をする場面は迫力ありました。 -
まさにSF小説ですね(笑)
東野圭吾特有の細部まで拘った作品で、読んでいて鮮明に情景や人物の映像が浮かんでくきました。映画化などいいかも(^^)
日本時間の3月13日の13時13分13秒に何かが起こる(゚ロ゚)
こんな世界で人は生き残ることはできるのか!?な -
本当に架空の設定だとは思うけれど、追い詰められた状況で、いろんな人の思いや生き様が交錯して、なかなか興味深かった。ラストシーンが何とも云わず素敵だった。刑事兄弟も素敵だけど、やくざさんも素敵だし^^
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うーん、、なんだか釈然としない。
が、映像化したら面白そうなんだよなあこれシリーズ(東野作品あるある) -
5年前に読んだからうろ覚えだけど
物語のスピード感にどんどん呑み込まれて気がつけば人物の1人として小説に入り込んでいる自分がいました。
息するのを忘れるくらいの疾走感。
東野圭吾作品としてあまり話題にはなっていない気がしますが、とてもおすすめです。 -
3月13日午後1時13分13秒
地球規模で何かが起こる
時間のスキップ
世界の狭間に落ち込んでしまった10数名の人間たちは
生き残るために必死にもがき続ける
壊れてゆく大地。失われてゆく世界。
彼らに救いはあるのか
長大なパニック映画を1本観た感じ。
圧倒的な筆力はさすが。
ラストは・・・まぁ映画でもこんな感じになるよなーという感じ。 -
SFだけど映像がめっちゃ浮かんでくる。裏の世界?現実じゃないけど、感情移入して泣きそうな場面とかあり、人生について考えさせられたりもして、結構深い話だった。