パラドックス13

著者 :
  • 毎日新聞社
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感想 : 778
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  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784620107394

感想・レビュー・書評

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  • 壮大なSFなんだけど、東野圭吾が加えるスリルさと
    躍動感のあるエッセンスを垂らすと、もしかしてこれって現実世界でも起こりうることなんじゃないか?というリアリティをもたらす。

    それぞれの人間模様がよく描かれていて、対照的な兄弟のジレンマもかなり見ものです。
    生と死に関する描写が多く、生きてる意味ってなんだっけ?という方にオススメです。

  • 設定とかはちょっと雑な気もするけど、たぶん、書きたかったのはSF的なところじゃないんだろうなぁ。

  • 三連休中に読んだ本。
    SFというか、科学ハザード小説的なお話。
    あり得ない想像上の世界の話かと読んでいくうちに、あり得るかもしれない世界に思えてくる。

  • パニックSFストーリーです。

    P-13現象という天文学的危機により、登場人物以外が世界から消えてしまい、天変地異の中、生き延びようとしていく物語。

    内容としては楳図かずおの「漂流教室」とストーリーの展開が似ているなあと思いました。

    窮地に立たされたときの人間の心模様の変化が良く描かれていると思います。

    最後の生死の決断をする場面は迫力ありました。

  • まさにSF小説ですね(笑)
    東野圭吾特有の細部まで拘った作品で、読んでいて鮮明に情景や人物の映像が浮かんでくきました。映画化などいいかも(^^)
    日本時間の3月13日の13時13分13秒に何かが起こる(゚ロ゚)
    こんな世界で人は生き残ることはできるのか!?な

  • 本当に架空の設定だとは思うけれど、追い詰められた状況で、いろんな人の思いや生き様が交錯して、なかなか興味深かった。ラストシーンが何とも云わず素敵だった。刑事兄弟も素敵だけど、やくざさんも素敵だし^^

  • うーん、、なんだか釈然としない。
    が、映像化したら面白そうなんだよなあこれシリーズ(東野作品あるある)

  • 5年前に読んだからうろ覚えだけど

    物語のスピード感にどんどん呑み込まれて気がつけば人物の1人として小説に入り込んでいる自分がいました。
    息するのを忘れるくらいの疾走感。
    東野圭吾作品としてあまり話題にはなっていない気がしますが、とてもおすすめです。

  • 3月13日午後1時13分13秒
    地球規模で何かが起こる
    時間のスキップ

    世界の狭間に落ち込んでしまった10数名の人間たちは
    生き残るために必死にもがき続ける
    壊れてゆく大地。失われてゆく世界。
    彼らに救いはあるのか

    長大なパニック映画を1本観た感じ。
    圧倒的な筆力はさすが。
    ラストは・・・まぁ映画でもこんな感じになるよなーという感じ。

  • SFだけど映像がめっちゃ浮かんでくる。裏の世界?現実じゃないけど、感情移入して泣きそうな場面とかあり、人生について考えさせられたりもして、結構深い話だった。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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