カイジ 「命より重い! 」お金の話

著者 :
  • サンマーク出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132970

感想・レビュー・書評

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  • わかりやすい。

  •  経済ジャーナリストの木暮太一さんが、漫画「カイジ」にあるえぴそーどを例にとり、今のワーキングプアや、カードローンなどの借金が増えて破産に至るプロセス、その他、お金に関する話。
     「カイジ」は読んだことのないオイラでも、内容は理解できます。一度「カイジ」をガッツリと読んでみたいんですけどね。

     それはさておき。

     何で一所懸命働いているのに、借金地獄に陥ってしまうんだろう、どう生きていけばいいんだろうという疑問に答えてくれる本です。単利、複利の利息のつき方など、私たちが消費者金融から借りてしまった場合の話があってガクガクブルブルします。
     また、人の連帯保証人になることの怖さを知りました。

     借金をする前に何か方法はないのか、手立てを打つ必要があると思います。
     でも、根本は自分の身の丈に合ったお金の使い方をすることなのでしょう。

  • こういうふうにあの漫画をひもとくとは!! うむ。

  • 漫画「カイジ」シリーズを題材にお金についてのいろいろな話題が詰まった本。

    数字の見せ方やお金の総額によって感覚が変わってくるといった話が印象的でした。

    あと、契約書はよく読もうと改めて思いました。
    (以上、ブログ全文です。)

    ブログはこちら。
    http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4743485.html

  • 【こんな方にオススメです】
    お金が好きで、金儲けをしたいと考えている方。
    特に、楽して儲けたいと考えている方。
    または、金儲けということに対して、冷静に向き合える目をもちたいと思っている方

    【こんなところがポイント】
    漫画の中で発生したことを例にして、金儲けに対しての向き合い方を学ぶことが出来る点。
    言われてみれば「確かに」と思える点について、丁寧に解説されています。

    【その他】
    カイジという漫画がベースなので、カイジに対して嫌悪感をもってしまう方には受け入れがたいと思います。

  • 消費者金融を使っている人が、案外多くて驚いた

    借金や長期のローンを組むことが、
    苦労の始まり

    早いうちに知っておくことと、
    できれば子供にも伝えておきたい

  • 20140812

  •  期待外れだった。

     マンガを売るための本のようにも思えた

     一般的なことばかり、10代、20代前半までの
     読者がターゲットか、この手のマンガが好きな人が
     読む本か。

    p34 ロシア小説家、ドストエスキー
      「金は、鋳造(ちゅうぞう)された自由」

     日本で消費者ローンの利用経験者は8人に1人、
     数にして1500万人。

     日本ではおよそ4世帯に1世帯が”貯金なし”の状態
     単身世帯に限っては33.8%
     (金融広報中央委員会調べ)

     約705万世帯、生活保護(年収換算で約200万程度)
    の受給額よりも収入が少ない世帯。

     日本のサラリーマンの平均給与は、15年程前
     1997年 467万
      ↓   ↓
     2011年 409万

     非正規雇用 35% を突破(2012年9月)

    p62 収入以上にお金を使ってしまう理由を一言で
      いうと、それは ”顕示欲” があるから。

      アメリカの経済学者 ソースティン・ヴェブレン
      ”顕示欲を満たすためのみせびらかしの消費”

      ・ケチだと思われたくない
      ・見栄を張って、彼女を高級レストランに
       連れて行きたい。
      ・いいブランドのバッグをもっていたい
      ・家賃が高くても自慢できる街に住みたい
      ・携帯は最新機種じゃないとはずかしい など。。

       これが” 顕示欲 ”

    p73 ”限界効用逓減の法則”
       
       ”限界効用”とは ”そのとき、そのときに
       感じる満足感” のこと。
       
       ”逓減” とは ”だんだん減っていく” との意味
       つまり”満足感はだんだん減っていく”ということ

     クレジットカードの収入内訳:

     キャッシング 48.4%
     加盟店手数料 31.6%
     ショッピング収入 12.9%
     入会金・会員からの収入 7.1%

     ギャンブルの期待値
     ※ずべてを100円賭けたときとする
     
     ギャンブル   期待値
     競馬      約75円
     競輪      約75円
     競艇      約75円
     宝くじ     40~50円 
     ロト6      40~50円
     ルーレット   約95円
     ブラックジャック 96円~102円
     スロットマシン 92~97円
     パチンコ    92~97円

    【ギャンブルの胴元の取り分】

     ギャンブル  胴元の取り分
     競馬     約25%
     競輪     約25%
     競艇     約25%
     宝くじ    50~60%
     ロト6     50~60%
     ルーレット  約5%
     ブラックジャック 4~-2%
     スロットマシン3~8%
     パチンコ 3~8%


     
     
     

  • 読みやすくてよかったです。
    カイジを読んでいて、お金について悩んでいる人にオススメです。

  • お金の「大切」さが分かった一冊です。

    どう遣うのが最善で、さらにどう守るべきか…。
    もっと「大切」に(ただ貯めるだけでなく…)考えよう。
    こういう考えは、お金以外にも当てはまるなぁと思いました。

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著者プロフィール

1977年生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フイルム、サイバーエージェント、リクルートを経て独立。学生時代から複雑な物事を言語化し、シンプルに表現することに異常な執着を持ち、大学在学中に『資本論』の解説書を自作し学内で大ヒットさせる。リアルな現場と経済学の両面から、個人が幸せに生きるための働き方を分析し提言している。コミュニケーション、投資、個人ビジネスの立ち上げ手法を構造化・言語化し累計5万人以上に指導。また出版コンテンツへのコンサルティングも行い、延べ1000冊以上プロデュース。著書には、『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点』(講談社+α文庫)、『カイジ「勝つべくして勝つ! 」働き方の話』(サンマーク文庫)ほかがある。趣味はハワイ。


「2022年 『その働き方、あと何年できますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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