うさぎマンション

著者 : のはなはるか

• くもん出版 (2016年9月2日発売)

作品紹介・あらすじ

うさぎマンションは、おくじょうつきの5階だて。２４戸の部屋に、いろんなうさぎが暮らしています。
学者、手品師、画家、たんてい、パン屋にケーキ屋、魔法使い……！？
あるひ、５ひきのこうさぎがいる、あたらしい家族が、うさぎマンションにひっこしてきました。
あたらしい家族がお部屋づくりをすすめるなか、他のへやでは朝ごはんをたべたり、うとうとしたり、
なにやら作ったり、練習したり……。
1日のおわりにはじまったのは、新しいうさぎ家族の、ひっこしお祝いパーティ!

24戸の部屋が画面いっぱいにひろがり、ページをめくるごとに時間がうつりかわっていく展開は、みごたえ満点。
ごうかな観音開きや、さがしえクイズも楽しめます。
個性ゆたかなうさぎたちのストーリーが24戸分、ぎゅっと凝縮された、何度読んでも発見がある絵本です。

感想・レビュー・書評

[p0coc0さんの感想 · 2023年12月21日]

あるひ、うさぎマンションに
あたらしいかぞくがひっこしてくるところから
このものがたりははじまります。

24のおへやに住む、沢山の可愛いうさぎさんたちの
１日の様子が描かれています。
読む絵本というよりは眺める、見つける、気づく
といった絵本です。

24のお部屋の様子が時間の経過ごとに描かれていて
それぞれにストーリーがあるのが楽しいです。
眺めるのがメインなので字が読める年齢でなくても
楽しめる一冊かと思います。

この絵本を開く度に、何か発見があるかもしれないですね！欲を言えば見開いた時に真ん中にくるお部屋の様子が、本の構造上どうしても見づらくなってしまうのが残念です。

ひらがなとカタカナと数字で書かれていています。

[cinejazz0906さんの感想 · 2023年11月17日]

〝｢うさぎﾏﾝｼｮﾝ｣は､屋上付きの5階建て｡24の部屋には､いろんなうさぎが暮らしている｡学者､手品師､画家､探偵､パン屋にケーキ屋､噂によると魔法使いもいるらしい･･･?!〟ある日､新しい家族が｢うさぎﾏﾝｼｮﾝ｣への引越しから始まる､24戸の部屋のウサギたちの1日の賑わいの様子を､ﾍﾟｰｼﾞをめくるごとに愉しめる､何度も繰り返して見たくなる絵本｡･･･

[海と青硝子さんの感想 · 2023年10月30日]

うさぎ好きにはたまらない、なんて可愛いマンション！　
マンションの5階の部屋に、うさぎ一家が引っ越してきて、住人（いや、兎）が歓迎パーティを開いてくれる、という表ストーリーがありますが、すべての部屋に住むうさぎたちと同居者たちの一日が紙芝居のように描き込まれています。一冊の絵本にミニ絵本が24冊と探し絵クイズが詰め込まれているような、幸せ感あふれる絵本ですね。

[猫武炸成さんの感想 · 2023年10月12日]

ﾃﾞｻﾞｲﾝ/森枝雄司

[うさぎのかあさんさんの感想 · 2023年8月18日]

うさぎ大好きな娘のお気に入りの一冊。それぞれのうさぎの、それぞれのストーリーがあって、つい何度も読んでしまいます。絵もかわいい。

[a-bookさんの感想 · 2023年3月24日]

それぞれのお部屋の変化を楽しめる！
好みのうさぎ、部屋の様子を探すのも面白い。

[solala06さんの感想 · 2022年8月16日]

ほんとにのはな先生の絵は描き込みがすごい…
どのうさぎさんかなってついつい探しちゃう…

[yanruyuさんの感想 · 2022年8月7日]

【息子4歳セレクト】
24部屋あるそれぞれのうさぎの部屋が
1ページ毎にちょっとずつ変わっていく。
最初はずっとこの感じで行くの？と思ったけれど
我が家では花が成長して咲いたところと
ずっと寝てる子に『まだ寝てるよー』と言いながら
変化を楽しみました♬

[Tatsuo-yさんの感想 · 2022年6月7日]

24の部屋がある、ウサギマンション。時間に沿ってウサギたちの生活を追っていけて見ていて楽しい。探し絵的な楽しみ方もできる。途中からは、マンション全体を見る図面と変わるので楽しみ方が変わるのが少し中途半端な印象も受けたかな。

[はなさんの感想 · 2022年4月30日]

いろんなウサギが出てきてパーティーを開くのが面白かった。

著者プロフィール

１９８９年生まれ。東京藝術大学修士課程卒業。主な絵本に『たくさんのたくさんのたくさんのひつじ』（ひさかたチャイルド）、『うさぎマンション』（くもん出版）などがある。

「2018年 『めいたんていワンムズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」