冬至まで 上

  • 日向房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784795275423

感想・レビュー・書評

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  • ピルチャー女史の作品。
    主役はエルフリーダ、63歳。

    「九月に」が一番好きで、これもまた同じ路線で
    飽きなく好き。
    ピルチャー女史の各作品に
    共感する部分が沢山あって。

    家や人付き合い、核家族ではない、親類縁者のしがらみ、
    血縁でもまったく性格が合わない親子や兄妹、
    家庭の温かさや気の効いたユーモア、自然を愛でる心…

    私が書くと陳腐だけど、
    スコットランドの戸外は寒いけれど
    色々な世代が集まってのあたたかい交流、暮らしが愛しい。
    現代的な恋愛のドロドロした部分や相続、人付き合いの疲れを癒しながらも、
    昔ながらの良いものを継承していく、そんな暮らしにあこがれます。

  • まだ読み始め。「九月に」や、「シェルシーカーズ」がとてもよかったので、続けてピルチャー。でもちと食傷気味なので中々読み進まない(笑)

    読み終わったけど、感想を書き忘れているので、難しい。シェルシーカーズの方がすきかも。好みでいろいろだと思うけれど。またシェパーズパイがでてきた。ピルチャーの本はどれも食べ物や飲み物がおいしそうで、食欲をそそられる。

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著者プロフィール

1923年、東京に生まれる。東京大学西洋史学科卒業。翻訳家。『シェルシーカーズ」上・下『九月に』上・下(朔北社)『懐かしいラブ・ストーリーズ』(平凡社)、ハヤカワ文庫のクリスティー文庫(早川書房)、『子どものための美しい国』(晶文社)など児童書から推理小説まで幅広いジャンルの本を多数翻訳している。

「2022年 『ロザムンドおばさんの花束』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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