- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797495584
感想・レビュー・書評
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<b> 【Story】<br></b>
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「ちーちゃんこと歌島千草は僕の家のごくごく近所に住んでいる」<br>
幽霊好きの幼馴染・ちーちゃんに振り回されながらも、<br>
「僕」の平穏な日常はいつまでも続くはずだった。<br>
続くと思っていた―あの瞬間までは。<br>
<br>
怪異事件を境に、ちーちゃんの生活は一八〇度転換し、<br>
押さえ込んでいた僕の生活の中の不穏まで<br>
堰を切って溢れ始める…。<br>
疑いもしなかった「変わるはずがない日常」が<br>
音を立てて崩れ落ちていくさま、<br>
それをただ見続けるしかない恐怖を描いた、<br>
新感覚のジュブナイル・ホラー。<br>
世紀末の退廃と新世紀の浮遊感を内包した<br>
新時代作家・日日日(あきら)、堂々デビュー。<br>
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(裏表紙解説より)<br>
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<b>【Reading comment】<br></b>
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この作家さん、色々な賞を総なめしていて<br>
批評家の方に絶賛されていたりするんですが私はどうも…<br>
17歳が書いたにしては確かにものすごく落ち着いた文章ですが<br>
乙一氏と比べるにはあまりに…<br>
読みやすいは読みやすいのですが。<br>
ラストはあまりに後味が悪いですが、予想範囲内ですね…。<br>
ただ、描写とか虚無感は嫌いでないので<br>
もう何作品か読んでみたい感じです。<br>
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衝撃の結末に身も凍ります
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作家さんに興味を持っていて手を出した一冊。他に少しリンクを見つけてもう一度読み直したいと思いつつ。
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「ちーちゃんこと歌島千草は僕の家のごくごく近所に住んでいる」――幽霊
好きの幼馴染・ちーちゃんに振り回されながらも、「僕」の平穏な日常は
いつまでも続くはずだった。続くと思っていた――あの瞬間までは。
怪異事件を境に、ちーちゃんの生活は一八〇度転換し、押さえ込んでいた
僕の生活の中の不穏まで堰を切って溢れ始める……。
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あきらさんの文章力すごい
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17歳にして年の数の長編を書き・・・なぞと才能高らかに登場した氏のデビュー作にして、新風舎文庫大賞受賞作。
ちいちゃんこと歌島千草は僕の幽霊好きの幼馴染。
ちーちゃんに振り回されながらも、僕はこの日常がずっと続くものだと思っていた。
だけど・・・・・・。
ある瞬間からがらりと変わる世界。
崩壊する世界をただ漠然と眺める僕の恐怖を描く、新感覚ジュナイブル・ホラー!!
世の中の膿を抱えながら、堂々登場!!
僕に何ができただろう・・・・・・。
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高校生5冠作家の新感覚ホラー。幽霊好きの幼馴染ちーちゃんに振り回されるごく普通の主人公「僕」のお話。「僕」の日常が徐々に崩壊していく新しい怖さがある一作でした。
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依存関係って第三者から見ると怖いんだよね。小説自体は良いのに解説が気に食わなかったから★2つ
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日 日 日 さ ん 天 才 !
実を言うと、初めて読んだとき、オチに「えっ?」て思って、そんなに面白くないなーと感じたのですが、最近読み返したらいいなぁと。
キャラつくるのがすごくうまいんですよね。審査員も、満場一致で大賞が決定したらしいです。スゴイ。 -
2007年2月読了。