察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方 (五百田達成の話し方シリーズ)

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799315279

感想・レビュー・書評

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  • サクサク読めた。けど、簡略化しすぎな感じはした(笑) 人のトリセツみたいなのはあんまり好きじゃないかな〜...

  • 男についてボロカスに書かれているのが面白い。笑

    タイトルだけ見ると、
    夫婦や彼氏彼女などの男女の関係性に悩んでいる人向けの本に見えるが、実際は違う。

    本書では男女というわかりやすい例を用いているが、本質は「自分と違う人との接し方」について
    学べる本であると思う。

    自分とは違う人を理解することで、
    人生に深みは出るのだすら感じることができる本。

  • 察しない男説明しない女 ★★★★☆
     
    『女と男が分かり合うことは究極的に不可能。お互いが心から大切にしていることでも、絶対に理解できないことが多々ある。ただ、言葉を交わすことはできるし、分かり合おうとすることは出来る。常に想像力と思いやりを持って対応していこう。』
     
     これでもか!?というほど真逆な男女。男女カップルの多くに喧嘩が絶えず、冷え切った夫婦が多いことに少し納得してしまいました。“分かり合えない前提”の関係性の方が上手くいくのかもしれません。
     
     お互いの理解不能な態度も、実はお互い様。男も女も、カップルでも上司でも友達でも家族でも、“思いやり”という基本のきを忘れないことが大切だと改めて思いました。
     
    【アクションプラン】
    男性:相手をよく観察、感情に寄り添う
    女性:感情的にならず、順を追って話すよう心掛ける
     
    ①男性的なコミュニケーションの特徴
    ●脳が不器用
    ・察しが悪く、感情を言葉にするのが苦手
    ・マルチタスクが苦手、考えながら喋れない
    ・ときめきよりリラックスを求める
    ●論理的で理屈っぽい
    ・論理的に説明がつかないサプライズが苦手
    ・客観的指標があるプレゼントが好き
    ・具体的な数字で褒められるのが嬉しい
    ・会話に着地点を求める
    ●プライドが高い
    ・頑固で自分のやり方を変えたくない
    ・謝らない、分析されたくない
    ●勝ちたい/舐められたくない/上に行きたい
    ・世界から認められたい、男性としての強さを誇示したい
    ・彼女のナンバーワンになりたい、彼女以外からも好かれたい
    ・仕事が上手くいっている時に有り余ったエネルギーが恋愛に向く
    ・性欲が恋愛の原動力
     
    ②女性的なコミュニケーションの特徴
    ●人の行動や仕草に敏感
    ・色んな事に気が付き、前に進めない
    ・移り気で目標を見失いがち
    ●感情を大切にする
    ・言葉より態度、結果より過程
    ・感情と記憶をセットにでき、謝られても忘れられない
    ・察してくれると思うから説明しない
    ●大量の情報を同時にやり取りできる
    ・臨機応変だが優柔不断
    ・切り替えが早く目の前の人を大切に思う
    ●協調性を大切にする
    ・自分の意見より場の空気を優先
    ・団結力がある
    ●変身好き
    ・シンデレラ願望(いつか自分だけの王子様が現れ人生を変えてくれる)
    ・明確なゴールが無く不安になりやすい
    ・どん底の時に恋愛したい
    ・ステージごとに自分を変えていく
    ●恋愛の先に結婚や子供を見る
    ・完成された男が好き、これ!と決めた男性像だけを求める
    ・彼氏にだけ愛されたい
    ・人生設計はリアリスト
     
    ③家庭=職場/夫婦生活=仕事/夫婦=ビジネスパートナー
    ●家庭では妻が社長、夫が部下
    職場と同じように家庭でも相手を気遣い、緊張感をもって接する
    →イライラしている妻はそっとしておき、旦那は出来の悪い部下だと思って仕事を与える 
    ●出産後の妻はホルモンの関係で完全に母になる
    産後、妻は夫の女として扱われたい
    →夫は妻を母のように扱うので甘えがでる
    →母の期間にどれだけ協力できたかが今後の夫婦関係に影響
     
    ④喧嘩
    ●お互いに謝り、水に流すことが大原則
    男:プライドが邪魔してもマインドベースで謝る
    ※言い訳、説明をしない
    女:水に流すことを覚え、喧嘩中は目の前以外のことを持ち出さない
    ※昔の完全に忘れてしまっている記憶を持ち出さない

  • 自分とは違う人とどう話すかという点で読むとかなり勉強になります。なんで自分の言ったことが相手に通じなかったか、相手に言われたことに違和感を覚えたかわかった。抽象度を上げて話すことを練習したい。

  • 「ごめんなさい」には「ごめんなさい」以外の返答はない。
    これは男女関わらず大切にしていきたいなと思います...!

    読みながら、仕事での人間関係がうまくいかなかったのはこのちがいかー!!と納得しました。
    結果(数字)がすべてだと言う上司、
    頑張りを褒めてほしい私。。。笑

    同じ日本語なのに伝わらないって感じることがあるのは前提が違うから。
    わかっていても実際のコミュニケーションだと難しい~!

  • 男女の違いに焦点を当てているようだが、後書きによると「自分とは違う人に、どう接するか」、「男女=異性は自分とは違う考えをする人」だという。男女の枠だと収まりきらないが、こう読み替えるとかなり納得感が増す。
    基礎編は周知の事実だと思われるので、ほぼハズレはない。今の自分にはやはり結婚家庭編が興味深かった。家庭では女が社長、男が部下。基本指示を仰ぐ事が多かったから納得。この関係を理解出来ない夫婦が破綻するのだろう。
    あとは男は猪突猛進、女は臨機応変、男はほめてほしい、女はわかってほしいなどが興味深かった。

  • よくある話なんだが、それが面白い

  • どこかで聞いたような話が多かった印象。
    でも読みやすかったです。
    女性とのやり取りは気を付けないと。。。ね

  • □男性と女性の考え方が異なるのは、子供の頃遊んでいた野球とおままごとが始まりである。子供の頃から勝利を目指していたことで、縦社会を重んじる男性と、おままごとを通して協調性が小さい頃から身についた横社会を重んじる女性は、互いに考え方が異なるのも当然。
    □男は、女は、どう考えるので、どう話せば良いかをおさえている。男だから、女だから全て当てはまるというわけではなく、分かり合えない相手に対しての効果的な話し方が紹介されていて、今すぐにでも取り入れ易いものが多かった。

    以下、本書より

    ・男性にはゴールの見えない会話をしない。ポイントは3つあって…と言う。話してて思いついたら、あとね…と付け加えてもOK
    ・男性は縦社会。肩書きや年齢で相手をみる。一方、女性は横社会。みんななかよしで出し抜くことが難しい。
    ・男性は成長、女性は変身を好む。子供の頃の野球やままごとの影響をそのまま受けている。
    ・男性のセンスや持ち物を褒めるときは、無理にカッコいいというよりも、すごい!という方が良い
    ・男には「あなたがいちばん」(ナンバーワン)、女には「君だけだよ」(オンリーワン)。ここで注意したいのは、「何がいちばんか」という部分をあまり具体的にしないということです。たとえば「いちばん仕事ができる」などと限定すると、それ以外の部分が誰かに負けているかもしれない可能性が残り、またしても不安に。「いちばんカッコいい」というように、ふわっと言ったほうがいい
    ・男を攻めるなら、仕事でうまくいっているとき➡︎「何かいいことあった?」一方、女性はどん底の時に恋に落ちやすい。
    ・女性はモテたいのであれば見た目に気を使うべき。お洒落をするという意味ではなく、男性に響く見た目になるということ。女ぽい部分を強調。自己啓発セミナーはモテと縁ほど遠い。
    ・男性は日常を好み、馴染みのある店が好き。
    ・喧嘩した時男性は黙り、女性は泣く。なぜ黙る?なぜ泣く?を聞くのは御法度。
    ・男性は分析されたく無い。➡︎あなたの〇〇なところが好き。
    ・女性は分析されたい。➡︎君って意外と〇〇だよね。
    ○ 男のほめ方(部下・後輩へ)
    男性は結果を気にするので、「どんな行動があの結果につながったか」を指摘するほめ方をする。たとえば「あのプレゼンに説得力があったから、契約がとれたんだよ」「企画書がよく書けてる。この3年で成長したね」など。
    ○ 男のほめ方(上司・先輩・同期へ)
    上司や先輩をほめる場合は、事実を指摘するよりも、自分が感じている「すごい!」という気持ちを強調すること。「すごいですね!勝てたのは絶対に先輩のおかげですよ」「○○さんの企画書、やっぱりうまい!」と、感動を前面に押し出すことで「上から目線」を回避。
    ○ 女のほめ方(部下・後輩へ)
    女性は結果よりもプロセスを気にするので「あなたがどれほどがんばったか知っていますと、努力に共感したほめ方を。「休日出勤までして、ホントにがんばったね」
    〇女のほめ方(上司・先輩・同期へ)
    対男性同様に、相手が同期や先輩なら感動を前面に押し出しましょう。「休日つぶして準備するなんて、尊敬します」
    ・男性は数字と事実で褒める。女性は過程と共感で褒める。
    ・この本の男と女は、「自分と異なるコミュニケーションをする=言葉の通じない、わかり合えない相手」の比喩。

  • 上下関係がはっきりしないとソワソワする男

    男は成長したがり、女は変身したがる

    『ごめんなさい』に返す言葉は『ごめんなさい』しかない。

    男は視野が狭くなり、女は目標を見失う

    男の会話はある意味『試合』。女性のおしゃべり『ラリー』に対して、素早く『スマッシュ』を決めたくなる。

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著者プロフィール

心理カウンセラー。米国CCE,Inc.認定 GCDFキャリアカウンセラー。
東京大学卒業。角川書店を経て入社した博報堂では日産、花王、ローソン、カルティエなどを担当。「クライアントに気持ちよく話してもらって心を開かせ、問題を解決していくPRプランナー」として高い評価を得た。
その後、顧客とやりとりするなかで培ってきた「話す力」「聞く力」を生かし、心理カウンセラーへと転身。コミュニケーションのプロとして、話し方や人間関係に悩む2000人以上の人々を救ってきた。
著書は累計100万部を超え、「人見知りでも話せました!」「人間関係がラクになりました!」など、感動の声が日々届いている。
「スッキリ!!」(日本テレビ)、「この差って何ですか?」(TBS)ほか、メディアにも多数出演。

「2021年 『超 話し方図鑑 思いどおりに人を動かす! 誰からも好かれる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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