とつくにの少女 1 (BLADEコミックス)

著者 :
  • マッグガーデン
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本棚登録 : 1016
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800005458

感想・レビュー・書評

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  • 装丁:倉地悠介(アルティザン)
    「黒」を思い出す。

  • 「人外と少女」の組み合わせが好きな人ならまず買いです。
    他の方も書いていらっしゃるようですがまさに大人の絵本といった感じで特に難しい独白などはなく淡々と、けれど要所を抑えたセリフだけの作品です。
    外つ国と内つ国、そしてそれぞれの世界に住む者、迎えを待つ少女、登場人物が少なく独特な世界観の中で交わされる「シーヴァ」と「せんせ」のやりとりが和みます。

  • だぼっとしたワンピースの少女が黒い長靴でどてどて歩けば可愛いのは当たり前だ。
    しかし可憐を際立たせるのは、独特のダークでゴシックな雰囲気。
    その無垢が傷ついても触れて助けてあげられない。
    大期待。

  • 呪われた異形の姿をしたせんせと、少女シーヴァ。
    コミックス発売を楽しみにしていた人外×少女の作品。表紙がとにかく素敵な装丁。
    無邪気なシーヴァと保護者のせんせ、2人のほのぼのとした日常生活が微笑ましい反面、次第に明るみに出る「呪い」や「外の人」など不穏な要素の持つ緊張感のバランスが絶妙。
    シーヴァに知らされていない事実に驚いたけれど、なぜここにいるのかは少しだけ分かった。
    ラストで予想外の展開になり驚きしかない。続きの2巻は半年後か。
    おまけ4コマのせんせが可愛い。
    外国の絵本のような雰囲気がツボでたまらない。

  • シーヴァという名の女の子は、「せんせ」と呼ぶ人と暮らしています。おばさんが迎えにくるまで、せんせが面倒を見てくれているのです。そのせんせはシーヴァにとある約束事を言い聞かせていました、「私や他の外の者にも決して触れてはいけないよ。触れると呪いを貰ってしまい、私のように醜い姿に変わってしまうから」と──。呪われた外つ国(とつくに)で暮らすふたりのお話。第1〜5話収録。
    Twitterでながべさんの絵に一目惚れ、その後本作の連載を知り発売を心待ちにしていました。海外児童文学の挿絵のような少し影のある絵が素敵!また、シーヴァの純真な姿に癒されました……ほんとこういう子大好きです。せんせとの関係も良いなあ、花かんむり乗せる場面とかお茶会とか、あとピンチで駆けつけるところとか……すべてがツボでメロメロ(笑)残念なのは帯のあおり文ぐらいでしょうか。「人外×少女」なんて見たら分かるし、それならふたりの関係性や作中の絵の使用などで上手く宣伝して欲しかった。表紙と帯の色を合わせたのは良かったです。本作はカラー絵よりモノクロの方が合うと思うから。1話と最新話は公式サイトネットで読めますが、次巻までの楽しみにしたいから読もうかな。

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著者プロフィール

ながべ
漫画家。代表作に『とつくにの少女』。新刊『ウィズダムズのけものたち』が2018年10月16日に発売された。

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