珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)

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  • 宝島社
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800209894

感想・レビュー・書評

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  • バリスタシリーズ。いかにもキャラクター系ラノベミステリっぽいが、前作に比べてバリスタのあざとさがなくなり、読みやすくなった気がします。
    日常の謎系ですが、イヤミスというか恋愛に絡めた悪意のようなものが見え隠れして、読後感はそんなによくはありません。あと前作同様、主人公のアオヤマ氏がなんか軽薄で感情移入し難い。
    理由の一つは、前作同様、アクロイド的な仕掛けがあるからなんですがね、、、

  • 自分でも推理しながら読み進めていくも、あれー?あれー?と推理が外れていくのがおもしろくて、どんどん読み進めてしまいました。
    やっぱり好き。

  • 騙された!また騙された!の連続。
    双子の、特に美空ちゃんの葛藤は良く分かる。
    しかし美星ちゃん頭いいなあ。

  • まあまあ

  • 読了

  • 昔、第1巻を読んだあと2巻を購入し、そのまま積読になっていたのですが、ふとしたはずみでようやく読むことができました。
    うーん、設定にも恋愛ストーリーにも、ミステリーとしても入り込めなかったです。さすがに世代が違うからでしょうか。。

  • 将来は喫茶店を経営するのが夢だ。美味しいコーヒーを淹れるバリスタになってみたい。大げさな商売はしない。ひっそりと店を構えて。売上なんて気にせず。金がない今はまず無理だけど、老後の夢である。なによりバリスタっていう響きがかっこいい。一度でいいから呼ばれてみたいものだ。

    待望のタレーランシリーズの第二作。前作が名作だっただけに二作目にかかる期待はおのずと大きくなる。本作では美星さんの妹が初登場。その名も美空ちゃん。性格は姉とは真逆で派手な服を着て性格も明るく自由気ままだ。主人公ともすぐに打ち解ける。そんな様子に美星さんはジェラシーを感じているのかな。いつもに比べて態度がおかしい美星さん。萌えるなー。

    ラストと衝撃的な展開は健在。まさかここまで大それた話になるとは思わなかった。それにしても又次のじいさんかっこよすぎだろ…。

  • 日常の中でありそうでなさそうな出来事を推理タッチで描く本作品。何故か引き込まれる不思議な魅了があります。
    京都に佇む珈琲店を中心にした出来事。今回は学生さんの色恋沙汰に巻き込まれ、これでもかという展開に魅せられました。

  • 読み始めてすぐに「あれ?」と思ったことがあった。
    いったい何があって、いつの間に夢から遠ざかってしまったのだろう。
    地元に戻って自分の店を開く。
    それが「僕」の夢ではなかったのか。
    実現に向けて着々と準備を始めていたのではなかったのか。
    どこかにそれについての描写がないかと、「珈琲店タレーランの事件簿」も読み返してみたけれど見つけられなかった。
    前作と繋がっていた糸をバッサリ切られた感がある。
    警察沙汰になるような事件に巻き込まれていく今回の物語。
    展開も悪くはないと思うのだけれど・・・。
    相変わらず「珈琲店」の特性が活かされているのはほんの一部分。
    犯行の動機も、犯人に近寄っていく妹の思いも、何となくとても薄っぺらに感じてしまった。

    ただ好みの問題だとは思うけれど、この物語に流れている空気感は好きだ。
    ミステリーとして読んでしまうと物足りなさや違和感を感じてしまうが、美星や「僕」の雰囲気を楽しめる物語だと思う。
    人と、特に大切だと思う人と関わることに臆病な「僕」のキャラクターは相変わらず。
    付かず離れずに、ちょうどいい距離感を保ちながらの関係。
    美星のほうがしびれを切らして少しだけ積極的になろうとしているのも、彼女の元々の性格を考えるとさもありなんと思える。
    物語の中の「僕」にしっかりしろ!と突っ込みを入れつつ、今回も読み終えた。
    美味しい珈琲が飲みたくなる。ゆったりとした時間を過ごしたくなる。
    そんな物語だ。

  • 珈琲店タレーランの事件後第2弾。
    バリスタ美星の妹、美空が登場。
    そういうことだったのね…、と納得するエンディングでした。

  • バリスタ・美星の妹登場。
    幼いころの記憶と家族のお話。

  • その謎、大変よく挽けました。
    コーヒー飲みたい(*´∀`)

  • 前作に引き続き、言葉のあやにすっかりひっかかる・・・。
    そうだった。この作品はこうなんだった。
    素直な人間はまたやられます。笑

    今作も京都を舞台に、珈琲の薀蓄も楽しみながらサクッと読了。
    ただ、前回よりも珈琲の薀蓄が少なくなってしまったのが残念。

    ミステリとしては少し物足りないが、キャラも立ってきたので、
    気軽な読み物として、次も読んでしまうかな。

    今度の京都では伏見稲荷へ行ってみよう。

  • 読書の裏を描こうとしすぎている気がした。

    全編を読み終えると各編がピースのように組み合わさる。
    綺麗に物語を構成しようとしすぎていて、読まされている感を抱いた。

    物語に惹き込まれたのは、後半に出てくる美星がアオヤマと美空の関係を問いただしたあたりから。
    ぐむぅとなった。1巻に続いて美星を裏切るのか!と。

    2巻は最後の一言を聴くために読む価値がある。

  • やっぱり好き好きなんですかねぇ。
    全体的に言い回しがあわなーい。
    そして、ヒロインをかわいいとは思えない(泣)
    私は友達にならんと思います。
    面倒なんだもの。

    私はむしろ前作のほうが面白かった。
    本当に分からなかったし、ドキドキしたから。
    今回は…むぅ。

  • 「ビブリア」の二番煎じ、とか文章が稚拙、とか酷評されているけど、読みやすく面白いんでいいんじゃない。バリスタ美星の妹が登場!日常の謎+進行する大きな秘密。次作もきっと出るぞ。

  • これを読む直前に"ラットマン"を読んだせいか、途中、姉妹で修羅場になってしまうんじゃないかとハラハラだった。

    面白く読めたけれども、最後の太陽の絵文字の件だけはどうしてもひっかかってしまった。解読後の意味も、1文字しか打てない状況も、無理矢理に思えてしまった。

  • 続きも買ってみたけども、やはり好きじゃない…。いちいちつっかかる。変なだましもいらっときちゃう…(・_・;)

  • あぁ、もう、「と」と「に」を間違えるなんてあり得ない。あぁ、よかった。

    しかし、主観が入る視点ではやはりそのままふられる。見逃してはないけど、同じようにひっかかる。

    楽しいから、いいんだけど、途中、気分悪かったわー。

  • 福井を自殺の名所として出されたことに若干の反感を持ちつつ…ストーリーとしては前の方がよかったかな。主人公の活躍が少なすぎたのが残念。

  • 今作は前作の引き続きの物語。
    基本的に美星の妹の美空を中心に話が展開していきます。
    前作よりも内容が分かりやすいものの、それなりに楽しめると思います。
    作風はやはりラノベに近い感覚で、軽く本を読みたい時に向いています。

  • 伏見稲荷大社行ったことある。お山するって言うんだ。知らぬ間にお山してたわ。2時間も歩いた感覚無かったけど、6時に入口に着いて下山してきたのが9時頃だったから全行程歩いたと思っていいのかな。
    いやぁ、もういっかい行きたいな。

    一章ごとの解決、じゃなくて一冊全体を通して謎が掛けられていて全く気付かなかった。ミステリ好きな人すごいな。
    双子なのは本当に気付かなかった。

  • 学生(らいすた)ミニコメント
    ヒロインの双子の妹が登場して、双子を使ったトリックが面白い一冊。主人公とヒロインの恋愛関係も少し進展していて読みやすい。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1323271

  • 久々に紙の本。
    そして、ストーリーがある本。
    この感覚が懐かしい。

    さて、4ヶ月ほど前に読了していい感じだった作品の2作目。
    こんなアニメみたいなリアクションする子いないだろ…と思いながらも、オタク心をくすぐる内容
    とってもいいです。
    これは次作も読んでしまいますな。

    あれ?アオヤマって前作で元カノと復縁してなかったか?

    有意義な読書タイムをありがとうございました
    この読後感を噛み締めつつ

    先日、この作品勧めてくれた某串カツ屋の店員さんと話したんだが、電撃文庫の話で盛り上がった。
    楽しかったわ。

  • 913-O-2
    文庫

  • 珈琲店タレーランの第二作目。日常の小さな謎が、短編という形で進んでいき、最後に繋がり、読み終えて、「なるほどね」となる。面白く、一気に読んでしまった。

    アオヤマくんが、美星さんの妹(美空さん)と付き合っているというのはミスリードというか、何か事情があるのだろうなとは思いつつ、そうであってほしいという願望でヤキモキ。本編の謎そっちのけで、二人の気持ちの行方が気になってしまった。「アオヤマくん、見損なったぞ!キミはそんなやつだったのか!?」とならずに平和に終わって良かった。

    コーヒーを飲みたくなる作品。…飲めないけど。

  • 偶然手に取った1巻を読んでから、5巻までまとめ買いしてきました。笑

    前巻より内容が濃くなったような気がします。
    日常の中のミステリ。

    伝え方と受け取り方で「思い込ませてしまう」トリック?がなるほどね!と思うし、面白い。
    文章もほどよい硬さと緩さで、読みやすい。

  • 文章密度が高いのに、読み進める手が目が止まらない!

  • 京都の喫茶店を舞台にした、人の死なないミステリー第二弾。

    月九ドラマにもなった古書店の作品と系列的に似ている。
    無理矢理な展開や論理が少々みられるが、前作よりは読みやすくなっていると思う。

  • #読了

    少しだけ話が重たかった。
    この真実を知る時がくるのかなぁ?と思ってみたり。
    とりあえず読み進めて見ようと思うけどもしかしたら途中で断念するかもしれない。
    心が強い時に読むべき、かも。

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著者プロフィール

1986年福岡生まれ。京都大学法学部卒。2012年、第10回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉に選出された『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。翌年同作で第1回京都本大賞受賞、累計250万部を超える人気シリーズに。この他の著書に『夏を取り戻す』、『貴方のために綴る18の物語』、『Butterfly World 最後の六日間』など多数。

「2022年 『下北沢インディーズ ライブハウスの名探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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