珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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感想 : 445
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800209894

感想・レビュー・書評

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  • 第1巻の唐突な終わり方は苦手だったが、今作は読みやすくなっていた
    ビブリアに似ている笑

  • 美星バリスタ 妹切間美空 常連客アオヤマ  二人は双子でした。実のお父さんは川に落ちた美星を助けるために亡くなっていました。

  • 続編を描くつもりだったのなら、
    第1作をもう少し違う形にしておけばよかったのに。

  • シリーズ2作目・・その謎、たいへんよく挽けました・・

    想像力をかきたてられる本だとおもう。ところどころベタだなと思うが、味わい深い。ヒロインがどうしても、ビブリアと重なってしまうのが実にイタイ・・でもやはり魅力的で、男はこのテに弱い。作者はそこを狙ってるのかな?

    最後のくだりがキレイにまとめられていて、心地よかった。
    妹への気持ちを放った言葉で、早く打ち明けたい・・私にとって大切な人が、ずっとそばにいてくれるとは限らないから・・
    そして巻末には、
    「だから、どこにも行かないで」、この文章を読むだけで、最高の気持ちになれる気がした。

  • 1作目に比べずいぶんと読みやすくなった。
    1作目では気になってしかたなかった会話の言葉のぎこちなさも感じられなくなっていた。

    ミステリ部分はいわゆる日常というタイプ。
    プロットの組み立ては巧いと思う。

    「犯人?」が「事件?」を起こした動機に、もっともっと強く止むにやまれずやってしまいました感が出ていたらいいのにと思えたところはやや残念。

    3作目も読みたいと思います。
    コーヒーに関する薀蓄ももっともっと盛り込んでくれたらいいなあ。

  • 無難で優等生な仕上がりかと・・・
    狙ってる感が否めない。

    と、思いますが、バリスタの性格は魅力的。
    アオヤマくんはタイプじゃないので
    ちょっと残念。

    最後のお話は、面白かったね。
    ふーん、そうなんだぁ、へー

    さ、コーヒーを淹れるかって気分になる。

  • 人物は魅力的なんだけど、やっぱりちょっとずるい感じはある。ミステリーとしてより、普通のライトな小説としてほわーっと読む分にはいいです。

  • 京都の街にひっそりとたたずむ珈琲店「タレーラン」のバリスタ・切間美星の活躍を描いた連作短編ミステリの第2集。

    美星の妹・美空が京都にやってくるのですが、姉に秘密の目的があるようで、夏の間はタレーランでバイトする様子。
    人の死ではない日常の謎系のミステリなんですが……

    やっぱり、「ビブリア古書堂の事件手帖」の二番煎じの間が拭いきれません。連作短編の中に1冊を通した謎を入れてみたり、装丁もそういう感じを狙っているように見えます。
    1作目は珈琲のトリビアも交えていたりもしたのですが、2作目はそういう部分もあまり見えなくなってしまって、尚更楽しみどころがつかみにくくなっています。

    物語、登場人物ともに少しずつ不満が残る仕上がりで、酸味が効き過ぎたブラックコーヒーを飲んだような読み心地でした。

  • どこにも、行かないでください

  • 美星の妹が登場。
    前回の盛り上がりのまま読むとちょっと物足りなさを覚える。
    主人公と美星の関係性というよりは、彼女の家族関係の話が主体。

    今回もカフェラテが美味しそうです。

  • 世界観は好きだし、決してつまらなくはないんだけど、解答ありきで謎が考えられてる感が強くて、納得感がイマイチ。アンフェアギリギリのところもあったしなあ。ビブリオと万能鑑定士の間に埋もれないためには、もうひと頑張り必要な感じ。

  • 140302

  • 大きな謎で小さな謎をサンドイッチしてあるような展開。
    相変わらずの青山くんの残念ぶりがなんともいえません。

  • 前作同様にのほほんとした感じでした。
    後半からはミステリーなお話に。
    前作やビブレア古書堂を読んだのでもうこの手はいいかなぁ~って感じです。

  • やっぱりあんまり面白くないわ。
    途中で嫌になるほどじゃないけど、底が浅いというか、軽いというか、惹かれるポイントが見つからない。
    どうしてこのシリーズが人気なのか?
    この謎、たいへんよく挽けました。という決めゼリフもイマイチです。

  • やっぱりこの世界観が好きですね。

  • タレーランに、バリスタ美星の妹、美空がやってきた。どうやら人探しをしているようだが、様子がおかしい。
    そのうち、美星とアオヤマは、父親を探しているらしいことに気がつく。
    が、美空はダマされ、誘拐されてしまうー

    1巻目と内容はそんなに変わらないが、美星は身内に厳しく、ややツンデレなはずなのに、ずっと怒っていてキャラが安定しない。また、アオヤマがちょっとモテるのが毎回しっくりこない。
    3巻も出るとは思うが、違和感の解消が先決。

  • シリーズ物みたいだけれど、この作家の作品は初めて読んだ
    頭脳明晰な女性なのに、なんとなく取っ付きにくい雰囲気を持っているという設定は
    何処かで読んだことがありそう
    でも、性格がかなり違う

    なかなか進展しない恋物語も楽しみのひとつ

  • やっぱり「んぐぁ」が受け入れがたかった。
    分かっていたのに読んだのがいけないのだけれど。

    京都の地図が最初に入るなど、地理が分かったため、理解はすすんだ。

    推理小説に疎いので、表現や理解が間違っているかもしれないが。
    このシリーズは叙述トリックが多いように思う。
    しかし、文章に難があるため、トリックなのかただ拙いのか分からない。
    叙述トリックを使って唸らせるには、もっと巧くないと。
    その点で不満。

  • ん~、1巻の時と同様に読みにくいです・・・と(笑)
    私の読書暦が浅いせいか一気に読み進める事がなかなかできませんでした。
    2人の関係がこれからどうなっていくのか気になる所です!

  • ちょっとまだるっこしいところは相変わらずだけど、前回よりラストの畳み込み方が親切な感じ。

  • シリーズ2作目
    バリスタ美星の妹・美空、登場
    京都の街観光した気分
    日常の謎も見事、解決
    アオヤマとの仲ももどかしいながらも縮まったかな

  • 前作よりはミステリ色が強くなり、内容も良くなっている。

    前作を読んだとき
    「京都の地理が分からないと書かれていることも理解できない、地図をつけて欲しい」
    と思っていたら、今回はちゃんと付いていた。同じ考えの人がいっぱいいたのだと思う。

    グルメミステリ色は少し弱まった感があるので、次回作があるならもっと薀蓄を語ってもらいたいと思う。

  • 20131228

  • キャラ本になってしまい残念。

    1作目の全体を通したトリックのような衝撃(ベタでしたが)がなくなっている。
    ラノベの1つとしてはそこまで悪くはなかった。

    京都に行きたくなる本の1つ。

  • タレーランシリーズの第二弾。前作より読みやすかった。ミスリードを誘う謎かけも。読みやすい作品なので気軽に。2013/388

  • この本を読んでいると、コーヒーについて勉強をしたくなってくる。
    とても、面白かったです♪
    もっと美味しく入れるにはどうしたらいいのか。
    カプチーノやカフェラテも混同してしまう私ですが、とても魅力ある本だと思います。
    アオヤマさん、あなったって人は!!って思いましたが、最後は一件落着でよかった。
    美星さんともう少し進展があってもよさそうなのに…。美空さんは、結構まわりを振り回す人ですね。
    ミステリーだけれども、私は謎を解くということがあまり得意ではなく、裏の裏の裏の…何て読めません。
    京都が舞台。
    地図を見ながら、ここカナ~って考えながら読みました。

  • 日常の謎をサラっと解決というテイストかと思いきや、
    最後には実際に事件まで起こる。

    二人の恋模様も気になる所だが、次作出ても読むかな・・・。

  • 京都が舞台
    私も伏見神社は天辺まで行ったけれどタイヘンでした

    基本は日常のナゾ系の連作短編で
    ・沖縄からの手紙
    設定がちょっと苦しい
    ・伏見神社からテレポーション?
    ・カフェラテのハート模様
    ・ナゾのフリーライター
    ・東尋坊、消えた女子大生

    合間合間で入る文通、
    ひっかけ問題のひっかけ

    最後はちょっと大掛かり・本格的な犯罪に
    姉妹の謎に太陽マーク←これは普通分からないでしょう?

  • 2013/11/22
    移動中

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著者プロフィール

1986年福岡生まれ。京都大学法学部卒。2012年、第10回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉に選出された『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。翌年同作で第1回京都本大賞受賞、累計250万部を超える人気シリーズに。この他の著書に『夏を取り戻す』、『貴方のために綴る18の物語』、『Butterfly World 最後の六日間』など多数。

「2022年 『下北沢インディーズ ライブハウスの名探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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