珈琲店タレーランの事件簿 2 彼女はカフェオレの夢を見る (宝島社文庫)

著者 : 岡崎琢磨

• 宝島社 (2013年4月25日発売)

感想・レビュー・書評

[たかさんの感想 · 2013年9月20日]

言い回しの無駄なくどさや間の抜けた表現など粗が目立つ部分や、ミステリとしての評価にはもう一つな点もあるけど、キャラクターの色やストーリーの展開は退屈しないし面白く気楽に読める。
次も出るならやっぱり読みたい作品。

[るこさんの感想 · 2013年9月19日]

レンタル。
ライトノベルチック。読みやすい。
いろいろと伏線が張られてて、ちょこちょこ騙されました。

[Aに椅子さんの感想 · 2013年9月14日]

１の流れでついつい買ってしまったのです(* ´ェ` *)１同様、新本格テイストが良いのですね良いのですね。同時に高まってきたラノベ要素はちょとお腹いっぱいだったのです。やっぱり主人公に対するトラウマは、ゆやたんやいーちゃんの影響……(´Д｀;)

[アーミーさんの感想 · 2013年9月14日]

前作と同様、
京都三条鴨川近くで営業する珈琲店タレーランが舞台です。
主役のアオヤマさんとタレーランのバリスタ切間美星は、
あいかわらず、つかず離れずの距離を保ちながらも、
次第次第にその距離は縮まっていました。

平凡な毎日の中でも小さな事件はおこり
バリスタ美星がコリコリと珈琲豆を挽きながら、
研ぎ澄まされた頭脳で謎を解明していました。

そんな夏のある日、
東京から美星の妹の美空が京都へやって来ます。
大学生の美空は夏休みの間滞在することになり、
タレーランを手伝っていましたが、
彼女が京都に来たのには別の理由があったのです。
そしてこの理由こそ、
謎めいた美星の過去と繋がっているものでした。

姉妹の幼いころの秘密が、
京都の街で大事件を巻き起こします。
その事件を解いたのも、姉にあたる美星とアオヤマさんでした。

全体の雰囲気は、
『ビブリア古書堂』シリーズに似ているような気がしますが、
美星とアオヤマの微妙な関係も進展しつつ、
京都のナビ本のようなこの作品、とても好ましく思います。

美星に告白したいけれど、はっきりと言いだせないアオヤマと
察してはいるけれど、これまた言葉にできない美星。
二人の淡い恋愛感情が、
カフェオレのミルクのように作品前編に漂い、
推理小説なのに、
微笑ましい青春ラブストーリーのように仕上がっていました。

ドリンクバー好みの私、
ファミレスに行けば必ずカフェオレは３杯以上おかわりします。
よってこのタレーランの珈琲も・・・
ドリンクバーのように、おかわりしたいと思っています。

[tuppenceさんの感想 · 2013年9月6日]

まぁまぁかな。
美星の妹美空のキャラがなかなか可愛くていい。
２人の過去が明らかになって物語に深みが出た気がする。
アオヤマ氏のヘタレっぷりがなんとかなる日がくるのだろうか（笑）

[一ノ瀬さんの感想 · 2013年9月5日]

相変わらずの藻川氏が素敵です。
一作目よりはこちらのほうが好みなのですが、若干惜しい感じがするのは犯人があまりにもお粗末に見えるからでしょうか。
特にジャズベ。よくその瞬間にツッコミを入れずにいられたものだと笑ってしまいました。失敗した方はかなり恥ずかしかったのでは。
ラテアートとデザインカプチーノに挑戦してみたくなった。

[minikobookさんの感想 · 2013年9月1日]

1に比べて読みやすく感じた。むりくりのどんでん返しではなく、ちゃんと伏線があり話に広がりがあって面白かった。ただ、時々主人公の感情をここで描かなくても…と思う個所もあった。せっかくの伏線が薄れてしまっていて勿体ない。

[rdstaka22さんの感想 · 2013年8月29日]

前作より、美星とアオヤマの距離が近くなったのか？じれったさを感じてしまう。ミステリーは微妙な言い回しにより、ミスリードさせられる。前作の方が面白かった٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

[みぃさんの感想 · 2013年8月29日]

珈琲店タレーランの事件簿2。
前作で下の名前を呼ぶくらいになっていたのに、結局‘アオヤマさん’に戻っていて、主人公‘アオヤマ’とタレーランのバリスタ・美星とは、とりたてて進展がない。

★３．５くらいかな。
どうも、この‘アオヤマ’が前作でも好きになれなかったのだけど、今作でもやっぱりあんまり好きになれないまま(^_^;)
私個人の好みだけなのかどうなのか。
この作者のミスリードの仕方が、どうしても嫌な感じしかないところがあって、それがアオヤマに関係するからかも。

美星や藻川のおじちゃん、猫のシャルル♪や、美星の親友晶子とか、は好きで、今回新たに登場の美星の妹・美空とかもまぁ好きなんだけど。
ほんっと、主人公がなぁ・・・。

そういえば、藻川氏以外で、この小説って、男性でいいキャラいないよね・・・。
あ、シャルルは雄猫だけど、そこは別として。

夫が買ってるシリーズなので、次が出て買ってきたら、多分読みます。

[satopanmanさんの感想 · 2013年8月28日]

ちょっと前に書店で並んでいたタイトルに引き寄せられて読んでみた。
初作者での作品ですが登場人物設定、環境設定、ストーリーなどは割としっかり作られていると感じた。

特に京都市内のニ条通りと富小路通りの交差点周辺のカフェという設定は京都に馴染みのある人には身近に感じられるのではないだろうか。
タイトルに「珈琲」があるだけあって、作品中の珈琲の描写が多く、少し飲んでみたい衝動には駆られた。（珈琲は嫌いですがｗｗ）

ただ3章ぐらいまでは何故人気作で店頭に並ぶのか不思議なくらいの駄作感だった。文章バランス、タイトルに「事件簿」と入れたせいか、そこは普通に話し進めればいいだろうと思うところに無理やり感のある謎解き。。。

あまりの悪さにに読書スピードに乗らず、そのまま暑さで読書する気にもならずに前回の作品から2ヶ月も読み終わるのに時間がかかった。。。3章過ぎから少しは読みやすくなってくるので一気読んでしまったが、中盤までの稚拙な謎解きはホントにいらないと思う。むしろない方が作品が良いできになるのでは？と思うのでなので残念だ。。。

中盤から終盤にかけては良く感じたので（前半が悪すぎた錯覚かもしれないが）続編が出ているので気にはなるがどうなのだろうか・・・

[bukurokuidさんの感想 · 2013年8月27日]

う～ん、1巻に比べてストーリーがいまひとつかな。キャラは決して悪くないのでもったいない感じ。

[Dream48さんの感想 · 2013年8月21日]

じれったいなっとおもう。でも、そのじれったさがいいなとも思う。

[akiko910さんの感想 · 2013年8月21日]

2013.8.20読了

[なのつきさんの感想 · 2013年8月19日]

相変わらずなんか微妙。
自分が珈琲飲まない人だからか。

謎解きはほどほど面白くはあるけれど。

[kakuyuさんの感想 · 2013年8月14日]

ビブリア古書堂よりもこっちの方が好きかも(^ ^)

[match9226さんの感想 · 2013年8月12日]

１作目よりも、ミステリーが良くなった様に思います。
1作目と同様に身近で起きた、小さな疑問に端を発する謎解きは、相変わらず小気味良い感じです。
さらに、全編に渡って進められて行く、もう一つの大きなストーリーは、まさにミステリーって感じで、良かったと思います。
恋愛がちょっと後退したところが少し残念ですが。
続きが出たら、ぜひ読みたい。

[yumoさんの感想 · 2013年8月12日]

前作よりスピード感が出てて読みやすかった♪
続きはあるのかな～
アオヤマさんと美星さんの関係が気になる～

[bookrokuidさんの感想 · 2013年8月12日]

う〜ん、1巻に比べてストーリーがいまひとつかな。キャラは決して悪くないのでもったいない感じ。

[komagoma1さんの感想 · 2013年8月9日]

どんでん返し。で、もう一度どんでん返し。
これが、持ち味なのだろうか。
一度タレーランを訪ねねば。

[yankobaさんの感想 · 2013年8月7日]

2巻読了。
う～ん、、、、って感じ。

作者がミステリーが好きなのはわかるんだけど、どうにも文章が稚拙。
それでも1巻よりはだいぶん読みやすくなったんだけど、相変わらずつながりが悪く、主人公（アオヤマくんの方）のもったいぶった言い方や誤解を招く言い方など目に鼻につくポイントは目白押し。
展開も警察読んでおきながら家は留守にして思いつきで京都中を駆け巡るなど明らかにそれはないやろと。そもそも殺されかねない所でSOSメール打つのにトンチ出してどうするの？

作者が悪いというより、このレベルで出版した出版社と編集者のレベルが思いやられる一品。宝島社ってこんなんだっけ？

1巻は期待を込めて★2だったけど、さすがにこれは★1つで。

[KOROPPYさんの感想 · 2013年8月5日]

一話完結に加えて、全体を通して、きちんとひねりがあるのが、面白い。
さらっと楽しめる、ユーモアミステリ。
京都の雰囲気を楽しめる話が多かったのも、よかった。
名前の由来を、自ら説明したりするのは、ちょっとくどい。
http://koroppy.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/2-e00d.html

[duck-callさんの感想 · 2013年8月4日]

美空のキャラクターはいい。前半楽しめた。しかしミステリというか話の内容が薄くて読む意欲を削ぐ。blurの話みたいにコーヒー雑学を追求した方が楽しめると思う。京都の話ｲﾙｶﾅｰ?あとアオヤマの記述が少なくて不満。主人公のことがよくわからない。もっといちゃいちゃしろよ。それがメインだろ。しっかりしろ。

[sinsekaiyoriさんの感想 · 2013年7月31日]

面白かった！
美星さんの勘違いに、私もうまく騙されてしまいました。
でも、すっっっごく安心しました。

[umintyu3003さんの感想 · 2013年7月29日]

2作目。

読みきれてないだけなんでしょうが、いつも引っかかる、単純なやつです。

伏見稲荷は以前、途中で引き返しただけなので、今度はぐるっとまわってみようかと思います。
そんなもんです。これ読んで決めたことなんて。

[yfunadaさんの感想 · 2013年7月28日]

"狐の化かんす"のネーミングはとてもいいです。
作品全体としては前作が良かっただけに、期待して読んだのもいけなかったのか、私の中では消化不良です。

[ナカムーさんの感想 · 2013年7月22日]

タレーランの第２弾。


妹の登場でキャラが増えた感が…

[まみさんの感想 · 2013年7月22日]

あらすじは・・・・
京都の街にひっそりと佇む珈琲店タレーランに頭脳明晰な女性バリスタ・切間美星の妹、美空は夏季休暇を利用してやってきた。
外見も性格も正反対の美星と美空は常連客のアオヤマとともに
タレーランに持ち込まれる日常の謎を解決していく。
人に会いに来たと言っていた美空だったが、様子がおかしい、と
美星が言い出して・・・・。姉妹の幼い頃の秘密が大事件を引き起こす！

まず、前作を読んだ時にシリーズ化すると思っていなかったので
発見した時嬉しかったです
やっぱり軽く読めるミステリー
前作の方が珈琲のうんちく等詰まっていて面白かったけど
今回はまさかの妹登場で、それも○○っていう
意外な展開が面白かった
ただね・・・前作からなんだけど、アオヤマさんがびっくりした時に鳴らす「うぐぁ」っていう喉の音が嫌い
結構出てくるんだけどね
でもこの本読んでると喫茶店に行きたくなる

[gcc01652さんの感想 · 2013年7月21日]

1も2も読後にだまされた感が強く、微妙。

星5つ：感動
星4つ：最高
星3つ：面白い
星2つ：普通 ← ここが基準
星1つ：つまらない

[arashi0408さんの感想 · 2013年7月20日]

第一作より好き☆彡短編だけど繋がってて、まんまとミスリードに引っ掛かりました(ノ∀≦)

[なめこさんの感想 · 2013年7月19日]

やっと。。読み終わりました！

最初のプロローグがラストにいくにつれ…
こういう経緯だったんだなと思いました。。

今回も、全てが繋がっているような不思議な感じがしました。


最初の方！二人の雰囲気が前回と少しずつ変わったように感じ、

やきもちも焼き(笑)少しずつ進展したように思いました♡


美空さんと美星さんが再会する場面は、美星さんの反応が面白かった！
第二章…続きが気になってスラスラと読んでしまった(≧ω≦。)プププ


ちょっと読みにくいところもありましたが
最後まで読んで良かったです(#^^#)

アオヤマさんと美星さんのその後が気になってしまいました(〃ω〃)

著者プロフィール

1986年福岡生まれ。京都大学法学部卒。2012年、第10回『このミステリーがすごい！』大賞隠し玉に選出された『珈琲店タレーランの事件簿　また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』でデビュー。翌年同作で第１回京都本大賞受賞、累計250万部を超える人気シリーズに。この他の著書に『夏を取り戻す』、『貴方のために綴る18の物語』、『Butterfly World 最後の六日間』など多数。

「2022年 『下北沢インディーズ　ライブハウスの名探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」