マンガでわかる! マッキンゼー式ロジカルシンキング (まんがでわかるシリーズ)

著者 :
制作 : 星井 博文 
  • 宝島社
3.77
  • (72)
  • (125)
  • (90)
  • (16)
  • (7)
本棚登録 : 1391
感想 : 135
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800241245

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 色々考えてても、頭が真っ白になる時ありますよね。

    相手に「なるほど」と言ってもらえるように、相手にわかりやすく伝えるための思考整理術。

    やることはシンプル。
    A4メモ書きして、頭を整理する。
    1分で書き出してみる。
    10個のテーマをしても10分。

    短時間なので、出来そう。

    次にメモ書きの応用でフレームワーク活用。
    ・3つの理由を考えてみる
    ・マトリックスで整理してみる
    ・3C(お客、競合、自社) 

    メモにちょい足しなんで、出来そう。

    ロジカル・シンキングの名前からは、クリエイティブとはかけ離れていそうですが、逆でクリエイティブな発想を出すためのツール。

    ロジカルから固いイメージがしますが、そんなことはないと言うこと。

    トレーニングを積めば「ゼロ秒思考」が出来るようになる。カッコいい。

    なぜ本を読むのか?
    メモメモ‥

  • 元マッキンゼーの著者によるロジカルシンキング入門書。
    マッキンゼーとロジカルシンキングは切っても切れない関係とのことらしい。

    本著にもあったが、日本でロジカルシンキングと聞けば、些か否定的なニュアンスで使われることが多い。
    (例:もっと論理的に話してくれ、その話の根拠はどうなっているの?など)
    私もそうだが、どうも「ロジカルシンキング」と聞けば構えてしまう。
    本著は、そういったロジカルシンキングへの免疫を下げることから説明してくれているので、同じような思いを抱えている方にとっては良著になるのではないかな?
    (本編でマッキンゼーの会社説明が入ったり、マッキンゼーならではの自慢話を説いているのが少々鼻につくが・・・)

    ロジカルシンキングによる問題解決について、本編では以下のように説明している。
    ①物事をきちんと深堀りして、よりシンプルな良い案を出すこと。
    ②相手に「なるほどね」と言ってもらえるよう、分かりやすく伝えること。

    中でも物語の第一章で紹介された「A4メモ書き」は非常に良い方法だと思う。
    頭のもやもやを全て紙に吐き出し、物事を考える能力やそれを深めていく事には最適の方法に思える。

    またロジックツリーやマトリックスなど、頭で考えていることをPCソフトやアプリではなく、「紙媒体に書き出す」という事は非常に便利かつ大切なことだと思った。

    「頭で考えた事を書き出す→それを後日見直す」と言う行為は、日々の日記にも通じることがあるんだろう。

    ただ、何にでも言える事だが、やる習慣を身につけないとそのスキルは身につかない。
    「A4メモ書き」でも同じで、普段からそういったトレーニングを行なっていないと、いざ本番を迎えた際に効力など発揮しないだろう。

    本著では、1日お題10個、10分間でやりましょうと紹介しているが、果たしてそれを皆するのか・・・
    非常にいい方法ではあるが、読んだだけで定着するほど甘いものではない、トレーニングが必要ということもよく分かった。


    ちなみに漫画の内容自体は星2つ以下かな・・・笑

  • マッキンゼーの考え方でノートを使う
    論理的に物事を考えるとは
    いろいろなパターンをメモしながら
    最良の方法を選ぶことに収束する
    日々の積み重ねで思考経験を積んでいく
    ゼロ秒思考は 理想的 だ
    結果(アウトプット)を系統的に作る

  • ロジカルシンキングを誰でも身につけられる方法が記されたマンガベースのビジネス本。
    そもそもこの本がなんで家にあったか覚えてなかった。酔ったとき人に薦めてもらったとあとで思い出したのだが、まず私は「なぜ記憶があいまいになるほど酒を飲みすぎてしまうのか」をA4の紙にひたすら書き出してみた方が良いようである。


    ・ とりあえずロジカルシンキング=なるほど!わかった!と人に納得してもらうためのもの。というのは常に言い聞かせたい。
    情報を集めて、考えて、伝えるというサイクルの1つ。

    ・ 「時間をかければ考えが深まるわけではない。」
    これ、まさにその通りだと思う。まずメモ書きでも外に出してみてスタートするのがよい。私はこれがスーパー苦手である。くだらないことをどんどんSNSに書くのは得意なんだけれども。
    自分が陥りがちな、これじゃ陳腐すぎる(と人が思うだろう)と考えてすぐ出せないとか、とりあえずいい形におさめてみよう、みたいな小手先のテクニック(無駄)をなくすためにも、どんどん書き出すというシンプルな練習はいいかもと思った。

    ・ 漫画形式とキーメッセージの組み合わせで軽く読めるんだけど、漫画がどうしても日ペンの美子ちゃん的なふわふわサクセスストーリーでいまいちである。あ、でも昔日ペンの美子ちゃん読んでた世代なのか。だからこーゆービジネス本が流行ってるのかしら。

    ・ 結局はゼロ秒思考で考えをどんどん出して、そこから考えぬくことが一番大事、というのがメッセージ。これくらいでいいや、はマッキンゼーの世界には無いのである。たぶん。
    この考え抜くをどこまでやりきれるか、がポイントであり、だから好きなことについて考えるか、そもそも考えることが好きだと強いってことなんだよなあ。「想いがない」問題がここにも。ずーん。

  • ロジカルシンキングとは
    1. 論理的に物事を考え、深める
    2. 既成概念にとらわれずもっと適切な方法を考える
    3. 具体的に実行する手法、姿勢

    電車内広告で鍛えられる論理的思考
    ターゲット
    訴求ポイント
    成功or失敗
    自分だったらこの広告をどう変えるか?

    0秒思考
    1ページ4-6行
    各行20-30文字
    1ページ1分以内
    毎日10枚

    フレームワークを使う
    2×2のマトリクス

    ロジックツリーを使う
    現象問題
    本質的な原因
    根本的な解決策
    具体的施策

    頭が真っ白にならないためには
    突っ込まれた発言に対しても分析をして原因が何かを考えることができるようになれば良い

  • メモは実践してみたいとおもいます。
    また、練習で思考も速くなるとのこと、やってみたいなと思います。

  • ノートでやりたい気持ちあるけど、とりあえず書いてみることを始めよう

  • メモは使える

  • ※以前に読んだ本の登録
    ざっくりメモ

    マッキンゼー社が実行しているロジカルシンキングについての本。従来の学びに加え、ゼロ秒思考というスピードを取り入れている点、フレームワークの基本として4象限のマトリクスが紹介されている点が参考になった。日常で活用していく。

    メモ
    ・既成概念にとらわれずに適切な方法を考える。これまでこうやってきた、これはこういうものだの考え方は一切しない。
    ・0秒思考、時間をかければ考えが深まるわけではない。メモを1分で書いていく習慣を続けていくともやもやを瞬時に言葉にすることができるようになる。瞬時に問題点を把握し、次の瞬間には解決策が浮かぶ、これが0秒思考である。
    ・理由は必ず3つつける。
    ・マトリクスで頭を整理する。2×2で縦軸と横軸に重要だと考える項目を考えて記入する。

  • 導入書としては完璧だし、成功例もあるからわかりやすい。漫画のようにうまく行かないけど、

  • 2回めの読破。
    漫画になっておりわかりやすく、赤羽さんのエッセンスの中でも特に重要なメモ書き、マトリックスに特化した内容。

    1度目は、なんとなく分かった気になり、メモ書きも3日坊主で終わってしまったが、今回は実際に10枚メモ書きとマトリックスを毎日続け始めており、若干ではあるものの思考のスピードが上がってきた感覚はある。

    引き続き。

  • 一言紹介
    同著者の「ゼロ秒思考」をマンガで分かりやすくした本。
    ------------------------------------------------

    自分総括

    思考を深く早くできるようになるゼロ秒思考。
    その内容を、簡素に分かりやすくマンガ化したのが今回の本。

    マンガと解説が交互にある構成なので、活字だけだと眠くなる人やサラッと内容知りたい人なんかにはお勧め!

  • ロジカルシンキングとは、なるほどね、と言ってもらえるよう相手に分かりやすく伝えられる方法のこと
    本書はいくつかのフレームワークを用いてこのロジカルシンキングの威力を実感してもらうというものだった。
    特に実践してみようと思ったのは、"A4メモ書き"だ。1分であるタイトルについて頭に思い浮かぶままに書き連ねるというものだ。
    この1分というのが、すごく納得させられた。
    「時間をかければ考えが深まるわけではない」
    むしろこういった時間制限をかけて集中力を高めることで頭がフルに回転して、率直ないいアイデアが出ることもあると思う。
    これは脳をフルに回転させて思考する習慣をつけるためにいいトレーニングだと思った。

    またそれと同時に、結局は普段からいかにさまざまな物事について深く考えられているかというのも、それ以上にすごく大切なんだろうなともふと思った。

    このロジカルシンキングのツールは、感覚的に考える人にも理詰めに考える人にも両方にとって有効だというのは意外に感じた。
    このロジカルシンキングのツールを用いて思考することの最大の強みは、他者に対してわかりやすく自分の思考を説明できるという点ではないかと思う。
    他者を巻き込んで何かをする上では、みんなに自分のアイデアを納得してもらわないといけない。この点からロジカルシンキングのツールは非常に有効だ。自分のアイデアに説得力をつけるためのツールという見方もできると気づき、なんとなくイヤに感じていたこの"フレームワーク"という響きを今は、このように捉えることができ、積極的に活かしていこうと思うようになった

  • 必ずしも「時間をかける=熟考」とは限らない。
    瞬時に考え、瞬時に次のアクションへ動くことの大切さ。
    考えることを後回しにしない、考えている風で徒らに時間を浪費しない。

    あれこれ考えたが、結局初めに考えたアイデアにもどることはよくある。
    まずは瞬時に考えついたアイデア・仮説をもとに動いてみる。トライ&エラーを繰り返しながら改善していく。

  • 0ゼロ秒思考の話
    マンガの登場人物で、ダメな奴、人の足引っ張るやつは全員女。できる奴、助ける奴は全員男ってのがきもい。シナリオライターと作画担当どっちもふるい頭してるのかな。キャラ設定がやり過ぎできもい。

  • 確かに正論。主人公の女性が成長する物語形式。デートで食事中に「これから家に帰ってA4の紙に書き出す」くらいでないと、マッキンゼーでは通用しないということも言える。マッキンゼー方式を身に付けようとすれば、それぐらい仕事に打ち込む気合がなければだめなのだ。

  • A4メモ1分
    3つの理由

  • ●同著者の『ゼロ秒思考』などを読んでいるなら、特に読む必要はない。

  • 一時間ちょいぐらいで読める。

  • 既に既知の内容が多数あったがメモに書き出す事はあまりやっていないので、これを機にやってみようと思った。

    メモ(本にはA4とあったが)用紙に、ロジックツリーを書いて何がわからないかを明確にする

著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

赤羽雄二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×