病気にならない免疫生活のすすめ (中経の文庫 あ 2-1)

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版)
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806128458

作品紹介・あらすじ

長時間にわたる立ち仕事や、長時間のパソコン作業などはストレスがたまりやすく、免疫力を低下させます。そんな今の時代・日本人に合った健康法を紹介。あなたの生活を変えるきっかけとなる1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号 QW504-CHO
    https://opac.iuhw.ac.jp/Otawara/opac/Holding_list/search?rgtn=152388
    東北大学時代に歯学部免疫教室に実験を習いに行ったときに、津軽弁をしゃべる安保先生にいろいろと教わりました。その安保先生が一般向けに書いた免疫に関する本です。

  • 免疫学者、安保徹 著「病気にならない免疫生活のすすめ」、2007.10発行。がんの原因は生活習慣というよりストレス(真面目で頑張り過ぎ)、すなわち、交感神経が長期に緊張した状態。無理な生き方、ストレスの多い生き方をしないこと。健康の基本は体の声を素直に受け取り、副交感神経を優位にして体を温め血行をよくすること。そして背筋をピンとして太陽光を浴びること。薬は悪循環を招くので、できる限りやめること。2016年12月、69歳で早逝されたのが残念です。
     安保徹「病気にならない免疫生活のすすめ」(2007.10)、再読です。①すべての病気は免疫力の低下から ②薬は病気を治さない ③自分のことは自分で ④免疫力を高めるには: 副交感神経を優位(ゆったりとした気持ち)にして体を温める。背筋を伸ばし太陽光を浴びる。笑いと有難う(人生に感謝)。だまされたと思ってやってますw。失礼しました。コロナウィルスも、近づかないのが一番ですが、家にこもりっきりというわけにもいかず、とどのつまりは自分の免疫力勝負でしょうか・・・。

  • 軽く読める。
    身体の事が少し気になった時読んでみると気づきがあるかも。
    免疫生活は、自分に都合よく読んだので、大変参考になっています。

  • 自律神経の話とか、体温を上げろとか、ほかでも聞いたような話もあって、わからないではない。けど、ちょっと胡散臭く感じる部分も多い。そんな簡単に薬やめられたら苦労しないわ。

  • がん以外の病気も、ストレスが原因なんだろうな。
    私もここ数年、病気とお友達になってしまっているけれど、ストレスなのかな?

    体温は高いのだけど、花粉症にもなっていないし、もう少し副交感神経を高めたいところですね。

  • 免疫力を上げましょう。それがこの本の主張です。
    全面的にそれには同意するのですが、でもこの本にはちょっと極端すぎる主張・考えも書かれています。
    特に第2章のガンの種類別なりやすい人のくだりとか。本当かこれ。笑
    厳密な統計・研究に基づいた主張では無さそうなので、これは筆者の個人的な印象なんでしょう。まぁその辺を勘案しながらお手軽に読むには良いのではないでしょうか。文書も平易でさくさく読めます。

  • 遠いところから「読んだら?」とまわってきた……。
    今までの知識の総集編、という感じ。
    一つの項目が短く、わかりやすい、しかも押しつけない文章。

    「パソコンは一日四時間、太陽が出ている時間に」

    耳が痛い。
    でも確かに、寝る前にさわっていると(しかも頭を使っていると)全然熟睡できない。

  • チェック項目17箇所。がんをはじめとする病気の原因を、遺伝子の変異だと考えている人が多いようです、最も大きな原因は自分自身です、食生活や不規則な生活、働きすぎやストレスなどで、私たちの体はむしばまれていきます。がんや病気は自分でコントロールでき、治すこともできるわけです、その秘訣は、「免疫生活」にあります、免疫力を高めるには、どうすればよいのか――本書は、このことについてじっくり紹介しました。私たち日本人は、欧米人や他のアジアの人々の暮らし方や考え方とも大いに違います、現代日本人には、今の時代に合った日本人特有の健康法が必要なのです。さまざまな病のすべての原因は免疫にあります、心の状態が良好なとき、免疫力は高いのですが、心が暗くなって落ち込んだり、怒ったりすると、精神状態が不安定になり、免疫力が低下します。春先の暖かくなってくる時期にくしゃみが出るのは、体が寒さを吐き出して体温を上げようとしているからです、その証拠にくしゃみをした後、人の体温は0.5度上昇します。リンパ球は年齢と共に減少するため、若い頃はリンパ球が過剰だという人でも、最終的にアレルギーは消失するという特徴があります、つまりアレルギー体質の人は、いずれ病気知らずの体になれるのです。色白のリンパ球タイプは副交感体質なので、性格が穏やかとか、優しいとか、リラックス体質の条件がそろっています、そういう人は基本的に食事時間が長く、睡眠時間も長い、といった生き方でバランスが取れています。色が黒くて痩せている顆粒球体質の人は、非常に精力的で活発に行動し、しかも睡眠時間が短い傾向にあります。【頭・頚部のがん】書き物をする人や、コンピューターに長時間向かうといった、眼を長時間使う人に多くいます、特に眼が疲労したときは、頭部の組織全体がまとめて血流障害になりますから、頭・頚部は要注意です。がんになったときには、「なぜこの私ががんに?」と怒り、悲しんでいたのが、がんになった原因に気づき、「自分の生き方の偏りをがんが教えてくれたんだ。ありがとう」と思えるようになると、体は回復に向かっています。がんにしても、うつ病にしても、なんらかの病気になっている人は体温が低く、36度に届いていません。特にがんが進行している状態のときや、うつ病で社会に加われないレベルになったり、不登校でひきこもったりしている人は35度にも届かないほど体温が下がってしまっています。病気を抱えている人、がんを治したい人は、「体を温めることが仕事だ」というくらい毎日お風呂に入ったり、半身浴をしたほうがいいでしょう。男性の長寿一は常に長野県で、女性は沖縄県です……男性は、仕事やストレスなどで興奮して体を痛めつけるものです、興奮を抑えるためには、低気圧で空気が薄いところいいと言えます、ところが女性にとってはおなじわけにはいきません、その理由は、「冷えるから」なのです。姿勢が悪くなっていくと、肩、首、腰などが痛くなってきます、このとき大切なのは、痛みを止めるために痛み止めの薬を使うのではなく、ストレスを取り除き、運動して体を温めて血流を良くし、白血球の働きを促すことです。弱った人が風邪をひくことで、みんなと同じレベルに免疫が上がるというのが、風邪やインフルエンザの役目です、だから私は、「体を鍛えるのは体操。免疫を鍛えるには風邪をひきなさい」と言うのです。薬を飲み続けることで、体が薬に対応した状態へと変わってゆくため、病気は治るどころか、薬が止められなくなってしまいます、また、長期間に及ぶ薬の服用は、免疫力を低下させてさまざまな副作用を呼び、新たな病気まで招く原因となっていきます。甘いものを食べて血糖値が急激に上がったりすると、インシュリンの分泌を促しその後低血糖が来ます、そして、手元に甘い物がないときは自律神経の力で血統を上げにかかります、自律神経が急激に交感神経を高めてしまいます、そのため、興奮したときに性格が急変して、「突然キレる」といった行動に出るのです。牛乳は高カロリーでカロリー過多になりがちです、震えることで余分なエネルギーを消費するようになるでしょうから、控えたほうがいいでしょう。

  • 免疫力について知りたくて読書。

    西洋医学的な解釈に東洋医療的な解釈を加えたような印象。石原結實さんの内容に通じる部分がある。

    免疫力を上げるためには体を温める。
    精神を肯定的にし、安定させる。

    この2点が重要な鍵だと読み取る。

    高気圧ラインは怒りやすく、短命であるとの仮説は、なるほどと思うと同時に帰省先が福岡なので複雑になる。

    冷やし過ぎた体を温めることにもっと氣を配れは抵抗力も上がり病気になりづらくなる。

    運動不足なので運動量を増やすことと猫背氣味なのでこの2点を反省。

    季節の日の出に合わせて起床時間を変えていくのは面白いかも。

    読書時間:約45分

  • 寒い時期だからこそ気になったのが「病気にならない免疫生活のすすめ」。
    皮肉なことにコンビニの書籍コーナーで見つけたんですけどね。笑。

    病気の原因は、すべて免疫。男性は怒らず、女性は冷やさず。
    朝日と共に起きて、玄米菜食を心がけ、なるべく穏やかに過ごすことで
    免疫力も高まり、薬に頼らず、いつまでも若々しくいられるそうです。

    特に新しい知識やセンセーショナルなメッセージはありません。
    昔の人から伝わってきたような日本人の軸を
    改めて教えてもらったような感じ。
    手元に置いて、年に1度読み返すと良さそうです。

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著者プロフィール

医学博士。新潟大学医学部教授。東北大学医学部卒業。米国アラバマ大学留学中の1980年に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製し、7番目の白血球の抗体の意で「Leu‐7」と名づける。1990年、胸腺外分化T細胞の発見により注目され、それ以来「古いリンパ球」を研究テーマとしている。

「年 『ナチュラルに高める免疫力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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