- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806145486
感想・レビュー・書評
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オフィスの片づけが中心の本だが、家庭にも役に立つ内容。
5S(整理、整頓、掃除、清潔、しつけ)の中でも、とくに整理と整頓の違いについてが印象に残った。
私は整理よりも整頓が苦手であると思った。
つまり、物の居場所を決めるのが苦手。
今まで読んだ本にも、その違いが書いてあったのに、今回初めて腑に落ちたのが不思議。
本って面白いな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
必要な書類を探すのに10秒以上かかる。
1週間以上使っていない文房具がある。
引出しの一番奥にあるものを即答できない。
デスクの上にありながら1カ月以上触れていない書類がある。
トヨタの片付け→ムダがなくなり、効率が上がり、売り上げが上がる。
500人の部下 トヨタの課長のデスク→電話、必要最低限の書類とパソコン
収納用のキャビネットは3つだけ、種類用のファイルが12個
片付けができない人→作業のムダ→十分な成果を出せていない。
スペースのムダ
時間のムダ(探す時間)
間違えるムダ
取りに行くムダ
5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)
書類を取り出すのは10秒以内☆余計なまとめものを職員に配りすぎない→職員が混乱するだけ。
デスクで仕事をする上での鉄則→今日、必要な物以外はデスクの上に出さない。
整理→要る、要らないを分ける→要らないものを捨てる。
整頓→必要なものを必要なときに必要な分だけ取り出せる。
まずいことは隠したがる→人の心理 誤発注
モノを持つ→コスト→「いつかは使うだろう」は諸悪の根源
社員が優先した判断基準 あるディーラー パンクの車→在庫なし→展示車のタイヤ→ディーラーのファン多数
新車の試作の機密書類→終わると同時に処分
社長がふらっと工場へ→ちょっと横道へ→モノを隠しやすい壁ぎわ、仕切りの後ろ
作業者の心理→作業に遅れたくない→モノを持ちすぎる。
ヒマだから、ついつい余計な作業をしてしまう。→「たとえヒマになっても、何もせずにジッとしておけ」
書類も先入れ先だしで処理する。
コピー用紙の発注点
1年間使わなかった名刺は即刻処分☆エバノで取り込みする。
朝のメールチェック→読んで、返信→削除→手帳にメモ
本を処分する期限→共有の本棚→会社経費で購入した本の管理
モノの置き場→人の動きで決める。付随作業がゼロになるように置く。
使う頻度を考える→毎日、2~3日おき、1週間おき
従業員はマイ工具を持ちたがる→カッターナイフを出してもらうと、みんな複数
定位置の線を引く→マスキングテープ スリッパのセット位置
本棚のマップ図→現場に掲示 写真を掲示
モノの住所 テプラを置く場所に貼りその上に文房具→姿置き
清掃時間を業務に組み込む→清掃タイム「水曜日午後5時から5時30分は清掃をする」
清掃道具を見える化☆新たな箒 な○さ会費で買う必要あるか?
掃除しないで済む仕組みを考える。
百聞は一見にしかず 百見は一考にしかず 百考は一行にしかず 百行は一果にしかず
片付けると楽になると実感する。→☆文房具をケチることは効率が悪い?赤ペン
きび団子→業務の効率アップ→デートや趣味にかけられる時間アップ -
今月の4冊目。今年の14冊目。
片づけをすると、生産性が上がるし、コストも下がるので、絶対やった方がいいという話。
やった方がいいというか、片付けも仕事なので、片づけをやらなければ仕事をしていないと等しいことも主張。
自分の周りにも片づけをしておらず、書類を出すのに苦労している人がいるので、すすめたいですね。 -
整理術の本としては一般的な内容でしたが、「物を持つことはコスト」「隠さずに人目につかせれば片付けようと意識が働く」「線を引いたり、共有物の場所をシールで明示したりと周りに使われていることがわかるようにする」など再認識する意味では良かったなと。
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この本に書かれていることは、すでに語り尽くされた感がある。
2012年に出版されたとは思えないほど、内容が古く、この本からは、新しい知識を一切得ることが出来なかった。 -
片づけは僕の人生の課題である。ああ整理整頓できるきちんとした大人になりたい。
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これを参考にしてデスク片付けてみようと思います
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「いつか」には、必ず「いつまでに」と期限をもうける。
「人を責めるな。しくみを責めろ」>都合の悪い物がしまわれる。
線を一本引きなさい。写真を掲示すれば「見える」
「見よう」としなくても「見える」が大事
そうじも仕事の一つ -
2014.2読了
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手持ちの本が尽きてしまったので適当に家にある本を読んでみた。
もうパラパラ開いた瞬間に文字のデカさと行間の広さから大した内容の本ではないなーとほとんど期待してなかったが、期待が低かった分そこそこ楽しめた。
本書はオフィス周りの片づけの仕方をアドバイスしているが、もう少し書き方を工夫すれば家の片付けにも応用できる内容だったと思う。そういう風に書いたらもっと一般ウケしたんじゃないかなって勝手に想像してみる。
個人的に片付けの仕方よりも「百聞は一見に如かず」に続きがあることをしれたことが一番の収穫だったりするw