作品紹介・あらすじ
「ピープルウエア」の著者トム・デマルコがすべての開発者に贈る、プロジェクト成功の極意。
感想・レビュー・書評
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買ってつんどくでした。
次に読んだときは,101の法則は読み飛ばしていました。
3度目に書評を書こうと思って読んだら、予想以上に面白かった。
最初の失業する人を、スパイが掠うという設定から度肝を抜かれました。
最後に幸せになる(ハッピイエンドな)ところがすごくよかったと思いました。
ソフトウェア開発者が幸せになるための一つの筋書きとして面白いと思います。
教訓はあくまでも読み取るもので、教えてもらうものではないかもしれません。
作業書(ワークブック)形式にして,経験だけ書いて,
教訓を各自で考えてみる形式にすると面白いかもしれません。
その後で,著者の教訓とのずれの原因としての制約条件の違いを検討するのはどうでしょうか。
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◼️読んだ動機
Twitterで名著と言っている人がいて気になり読んだ
◼️感想
小説チックに書いてあり、各章の最後にその章のまとめのような文章がある形式だった。
小説の方は、あまり頭に入ってこず流し読みになったが、まとめの文章にはいいことが書いてあることが多く為になった。
◼️以下よかった箇所のまとめ
4章 正しい管理の4つの本質
- 適切な人材を雇用する
- その人材を適所に当てはめる
- 人々の士気を保つ
- チームの結束を強め維持する
それ以外のことは管理ごっこ
変更はあらゆるプロジェクトほ成功のために必要不可欠である
リスクを避けることはそれに伴う利益を持つ逃すことになる
5章 支配者
どれほど強い脅しをかけても最初に割り当てた時間が足りなければやはり仕事は完成しない
7章 管理者の採用
戦闘が始まる中には、管理者の本当の仕事はもう終わっている
新しく採用した人材には、1回は実証済みの能力レベルのプロジェクトを任せ、ほんとうに目標を拡大するのは次回とする
8章 リスク管理と生産性
- 短期的に生産性を高める方法などない。生産性は長期的な投資によって向上する
- 短期的な効果を約束するものは、インチキである可能性がたかい
- リスクを管理することによってプロジェクトを管理せよ
9章 人材管理の智将
- 成功を最大化するより、失敗を抑えることによって、全体的な成績を高めることができる
- 1日を無駄にする方法はいくらでもある…しかし1日を取り戻す方法は1つもない
11章 理想と現実
- 開発者を増やせば開発スピードが上がるわけではない
- 大人数のチームより、少人数のチームのほうが成果を上げる場合は多くある
- が、政治が蔓延ると少人数のチームは存続できない
14章 設計とデバッグの関係
- 優れたプロジェクトは、デバッグに費やす時間の割合が遥かに低い
- 優れたプロジェクトは、設計に費やす時間の割合が遥かに高い
15章 残業の効果
- プレッシャーをかけても思考は早くならない
19章 プロジェクトの人数
- 初期に人数が多すぎると、プロジェクトは(全員に仕事を与えるため)重要な設計作業をえない
- 設計が感染者する前に大勢に仕事を割り当てると人や作業グループ間のインターフェースを最小化できない
- このため、相互依存が高まり、会議が増え、やり直しが増え、フラストレーションがたまる
- 理想の人数配分は、プロジェクト期間の大部分を承認図のコアチームで行い、プロジェクト終盤に人数を大幅に増やすというもの
- 無茶なスケジュールのプロジェクトは、妥当なスケジュールのプロジェクトに比べ、完成までに時間がかかる
23章 101の教訓
- プロジェクトには目標の予想の両方が必要だ。この二つは違っていて当然である
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本に書いてあったことと会社で起きていることを比べて、なるほどねと思った観点がいくつかあった。
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システム開発で起こる問題や課題とそれに対する考え方や心構えをストーリー形式で学べる本。
ストーリーは若干、非現実的だけど「PJあるある」がチリばめられているので参考になるとは思います。
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購入:2004年4月25日 読了:2004年6月4日 廃棄:2019年4が鵜17日
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この本は、小説として星2つ。ソフトウエア開発プロセスの参考書としては星1つ。言いたいことがさっぱり分からん。きっとデマルコも、この本を書いたことを後悔しているに違いない。
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とても楽しく読めた。 「あいまいな仕様書」の章が印象深かった。
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プロジェクト管理の勉強をしようと手にとった本ですが、思ったよりも小説寄りでエンターテイメントでした。プロジェクト管理にまつわる人間関係洞察は確かになと思いました。それ以外の技法についてはとくに学べませんが、読んでるうちに感情輸入してベロックにイラついてしまうくらい面白かったです。
トム・デマルコの作品
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