- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834001532
感想・レビュー・書評
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マリー・ホール・エッツさんの絵が好き。「もりのなか」とは色彩が変わり、あたたかな春の陽の光を感じます。
こどもたちが、こんなふうに自然や生きものと出会い、ともだちになれますように。
ちなみに、亡くなったうちの母は、クモに話しかける人でした。外の物干し場で洗濯物を干していたら、物干しにクモがいました。母は、「クモさんちょっとどいてな…洗濯物を干したいんよ」とクモに語りかけると、クモはさささっと行ってしまいました。「おかあさん、すごい!」その場面はいまでもありありと思い出せます。ユニークな母だったなぁ…。
3歳の子どもに読んだら気に入ってくれて、時々リクエストしてくれます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ロングセラー絵本って私にはまだまだ奥が深すぎて。。
追えば逃げられて追うのをやめれば仲良くなれて…って恋愛⁉︎ -
繰り返しの展開と、わかりやすい解決。身の回りに抽象化して置き換えやすい題材で、大人も思うところがあります。
絵も美しくて、定点カメラのようで動物との位置関係が見れて観察している気分を楽しめます。 -
大好きな絵本、家庭文庫のおはなし会で、3~4才の子たちに読んだ時、動物たちが逃げないように、子ども達も息をひそめていて、シカの赤ちゃんがそばに寄ってきて、ペロッとなめてくれた時、みんながふぅ~と息を吐いたのを感じた。
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はらっぱへ遊びにいった女の子。
たくさんの動物や虫に出会い、「あそびましょ」と声をかけるけど、みんな通り過ぎてしまいます・・・。
でも、最後には願いを叶えたとびきりの笑顔の女の子に出会えます!!
数色しか使われていない絵なのに、躍動感があり、女の子をいつも見つめる太陽の表情にも和みます。
対象:読んであげるなら 3歳から <コールデコット賞> -
大きな盛り上がりはない、極めてシンプルな展開なんだけど、絵が多くのことを物語っている。そういう絵本、大好きです♪特に、女の子のかわいらしさ!!
最初は、仲良くなりたいがために追う生き物たちにことごとく振られちゃうんだけど、じっとしてたら逆に生き物たちが寄ってきた。その生き物たちを目だけで追うそのしぐさがたまらなくかわいい!
そして、最後の笑顔!!彼女をじっと見守っている太陽さんの存在も、さり気ないけどとっても優しくていい。たまご色がメインのやわらかい色遣いもとっても素敵です、
個人的には星5つなんだけど、娘にはこのさり気ない静かな展開のよさが伝わらなかったようで、ちと残念。エッツ作品はコンプしたいな〜、実は結構昔の人だったんだと今回初めて気が付いた。 -
小さな女の子が原っぱに遊びにきます。バッタやカエルやリスやヘビやその他皆んな逃げてしまい誰も遊んでくれません。池のそばの石に腰掛けていると、やがて少しずつ皆んなが戻って来ました~~
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子どもと身近な虫や鳥、小動物との出会い。自然な感覚で絵も優しい。
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実は、子どものころに読んで、なぜ「あそんで」と言ったときに動物たちはあそんでくれないのか、いじわるなんじゃないかと納得いかなかった本のひとつ。
だがその分強く印象に残り、おとなになってから再読したときに、その静かで豊かな世界に気づくことができました。
教訓的に読むことも可能かもしれませんが、そうではないことを願います。
アメリカでは1955年、日本でも1968年からつづくロングセラー。
3才ころから。
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追いかけるではなく、そっとそのままを受け入れる。