- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838712984
感想・レビュー・書評
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二人とも、筋が通った女。
グダグダ悩まない、正直。それだけで人間としては合格だと思った。
人がいらないと言ったものは、欲しくない。いらない。 同感。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
性格が正反対な萌とるり子のギャップとその友情が面白い!!
るり子は女性から見たら確実に嫌な女なんだけど、読んでいくうちに潔いいい感じがすかっとして、正直に生きるるり子を羨ましくも感じた。
萌とるり子は全然違うけど、潔く自分の思った道を進んでるとこは共通点なのかもしれないなぁ。。。
萌が仕事をやめるシーンの、
「だから、いやなことは我慢しようと思います。けれど、本当にいやなことは、我慢したくありません。そういう自分でいたいんです。」
って言葉に共感した!!
我慢しなきゃいけないことはたくさんあるけど、自分の信念はしっかり持っていたいなって私も思いました。 -
ラブストーリーを と思い手に取ったが...
確かに1冊の中に複数のラブストーリーはあるものの、当初想像していたものとは少し違ってたかな。
キレイな部分だけでなく、現実的というか、これが27歳女性の等身大と言われる部分なのだろうけど、性格が真逆に思える2人の女性のその時々の考え方や発言・立ち居振る舞いが、男の私にとっては新鮮でした。 -
2001年の本。当時読んでいたらもっと新鮮だっただろうなー。「肩ごしの」の意図がわからなかった。
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全く異なる性格の若い女性2人が起こす男に対する幻想、期待は実に面白い。女を「武器」にするか「弱点」とするか。 「若い」を武器にするのもあるが「旬」は早いと言うことを思い知らされる。人の魅力は出会いで決まる、と言えようか。逢うべくして逢った人とそうでない人は違う筈でどこまで貫き通せるか。人生は不思議も多いが意外性もあると言うことだ。
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唯川さんのはどれも読みやすい!
当時直木賞受賞作品で話題だったのを今更読んでみました。
最初、るり子のキャラにイライラしたけど、読み終えた後は爽快感あり。
女心や女友達の面倒くささ、リアルに描かれています。 -
こんな女の人周りにいるなーと。
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あっさりしているところがすき。生々しくて品のない単語や方向性も、へんな色がついていないから苦手意識に繋がらなくて、読み易かった。