村上T 僕の愛したTシャツたち (Popeye books)
- マガジンハウス (2020年6月4日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838731077
感想・レビュー・書評
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村上春樹のこういう平凡な文章がすごくすき。
神宮球場で野球見ながらビール飲みたいとか、「わりに」とか、句読点を頻繁に打ってしまうこととか、わたしのなかに村上春樹の影響が多分にあることがわかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2020/8/22
村上春樹はエッセイが面白い!という研究者からの教え
いろんなTシャツのデザインや、それに伴うエピソード
ノベルティだけではなく、ショップの限定品とか、何となしに買ったはいいけれど着づらいものとか、いろいろエピソードあってシャツと合わせて読むのは楽しい。
思い出としても残せるシャツの魅力、そして村上春樹だからこその語り口。面白い! -
やっぱり村上春樹さんのエッセイは脱力できて本当によい。いま猫飼ってないのが意外でびっくりした
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村上春樹さんがコレクションしているTシャツ108枚にまつわるエピソード。カジュアルな話題なので肩も凝らず、始終笑いながら読めてとても楽しかったです。私の意見では安西水丸さんのナマケモノTシャツが村上春樹さんには一番似合いそうな気がします。ぜひ着ていただきたいです!一番カッコイイなと思ったのは舞台『海辺のカフカ』フランス公演のノヴェルティTシャツです。吉本ばななさんからプレゼントされたというTシャツもいずれ文庫化する時など見せていただきたいです。欲を言えば1枚くらい村上春樹さんが実際に着用している写真を入れて欲しかったですね。なんだか無性に新しいTシャツを買いに行きたくなりました。村上春樹さんみたいにはたくさんコレクションは出来ないけど、買う度に写真に撮っておけば記念になりそうですよね。Tシャツを見る目が少し変わりました。
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村上春樹がポパイに連載していたコラムをまとめた本作は、まあポパイ毎月買えないよね、または買わないよね、という人には朗報。Tシャツはあくまでも主菜のようでいて副菜。音楽やマラソン、作品の話から海外生活の一端まで、村上春樹のエッセイを楽しめた。改めて、Tシャツの柄やキャラだけで、文章をつくり、研ぎ澄ませて且つ心地よいリズムを刻み続けるのはさすがという他ない。トニー滝谷さんのTシャツの由来は、前書きで引き込まれる。おもわず、どんな人だろうと想像して小説になったというエピソード、そして、それってなんだろうという疑問と答え。さすがのつくり。なんと、議員さん、そして選挙Tシャツかいと。
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私が児童書から卒業したあたりに散々読んでたのが春樹さん、ばななさん、江國さんだったので、この方々の文章はスーンと心に入ってきて読みやすく、かつ心地よいのです。フィクション・ノンフィクション問わず。
今回もページを繰る手を止められず、あっという間の読了。
とても癒されました。そしてTシャツ最高。私も今きています。 -
やっぱり春樹さんの描く本の世界が好き。
Keep calm,and carry on
安西水丸さんのナマケモノT
水丸さんはよくこの手を使った。
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雑誌ポパイの連載だったそう。
確かに雑誌読む感覚で気楽に読めてよかった。
Tシャツ買いたくなる。それもおしゃれなやつとかじゃなくて、ノベルティとか、どこか旅行したところのとか。 -
f.2024/3/11
p.2020/8/20