あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?--知らぬ間に忍び寄る排除と差別の構造 (論創ノンフィクション)
- 論創社 (2023年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846022372
作品紹介・あらすじ
排除したい。だからこそ見えづらくする。街を歩いていても気づきにくい。目をこらさないと見えてこない。こっそりと進められていく排除のシステム。誰が排除されているのか。どうやって排除しているのか。11人の論客がそれぞれの専門分野の状況を読み解く。
感想・レビュー・書評
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初めて見たとき肘掛けと思ったベンチの仕切り。実はそれは排除アートと後日知った。いろいろな排除、なにをどう排除しているのか知りたい
#あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?
#五十嵐太郎、他
23/11/1出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
https://amzn.to/3SnfEqY -
いわゆる「排除ベンチ」をテーマにした論考が集められています。確かに共有地としての「公園」がどんどん失われていますね。ある書籍に書いてあった「資本主義に対抗するさまざまな方法」の例として「仕事に行くのをやめて好きな本を持って公園に行く東京の女の子」という文章があって、妙にいいなーと思ったのですが、排除ベンチではゆっくり本も読めそうもありません。すべてのものに剰余価値の生産を求められる世界って、住みにくそうです。
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途中から明日は我が身の感覚で読んでた。
非常に身につまされる内容で考えさせられた。
新刊にも関わらず図書館で予約無しで読めた。
多分一般の人達にはあまり関心のない一冊だと思われるけど一人でも多くの人に読んで欲しい。 -
配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01425966 -
東2法経図・6F開架:KW/2023//K