- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883204489
感想・レビュー・書評
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不思議な気持ち。
生きようと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
昔読んだ本。今から思えば、なんでこんな本を1,800円も出して買ったのかよくわからない。図書館の持帰り棚に寄付。
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ユーモアがありつつも深いところまで死を思いたくなる。写真にひと言だけ添えるというスタイルが想像力を喚起する。時折開いて見たくなる。
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すごい本だなと思う。言葉と写真で紡ぎだされる印象は現代人から遠ざけられている感情であったりなかなか巡り会えない景色だったり。その印象はどれも大切な何かを含んでいて添えられている言葉がその世界へ見るものをいざなう。気が座ってきてほっとする本でもある。
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偉そう!
医療人類学的。 -
「ニンゲンは犬に食われるほと自由だ」
この本はインドで撮影された写真と共に、著者の短いコメントが書かれたもの。
冒頭のコメントは、荒野に打ち捨てられたヒトの死体を野犬が貪るように食らいついている写真に書かれたもの。
書名は、ペストが蔓延した中世ヨーロッパで盛んに使われたラテン語の宗教用語。 「死を想え」の意。
その他、街の空き地のような地面の死体の写真と共に
「祭りの日の聖地で印をむすんで死ぬなんて、なんてダンディなヤツだ」
河原にころがる人骨の写真と共に「あの人骨を見たとき、病院では死にたくないと思った。なぜなら、死は病ではないのですから」など -
ラテン語で「死を想う」といった意味の題名。中身は写真家であり作家である著者の写真と共に一言が添えられる構造になっている。
言葉では伝わらない、特殊な雰囲気を漂わせた本で、一読するだけでは著者の意図がわからずモヤっとしてしまう部分も多かったのだが、死や生について重く感じるものがある。最後に書いてあるとおり、汚れてメロメロになるまで何年もめくって、ようやく意図が滲み上がるものなのだろう。いや、意図など考えず、ただ感じたままでいいのかもしれない。若輩者の自分にはこの本の評価はできない。 -
衝撃
人と世界