- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883205721
感想・レビュー・書評
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この内容は怖い話どころではない
驚くべきことに
このニホンという国が示す建前の合法性による権力を
最大に発揮しているのは
「児童相談所」という福祉性なのだそうだ
虐待かもしれないと思い簡単にタレコミをしてしまうと
大変なことになる
気軽に良かれと思っての通報が
一人の子供の一生とその家庭を破壊してしまいかねないし
通報者はその責任にサイナマレルことにもなるだろう
後でタレコミを撤回しても一度お上の手に渡してしまったら最後
役所の対面もあってか聞き入れられないということだ
警察よりも検察よりも裁判所よりも
児童相談所の所長は誰にも邪魔されない権限を持ち
法律を立てに18歳までを完全隔離して
弁護士にすら面会を許さないという
一切のアクセスを禁止できるのだと言う
死んでいるか生きているかすらわからない状態にされてしまう
隔離された中で宛がい扶持の仲間と監視人と
どんな毎日を過ごしているのかすらわからない
理不尽この上ない状態に本人も親も気が気ではないだろう
まるで北朝鮮の拉致と同じ状態である
いやそれ以上かもしれない
国会はそんな権限を法律で与えて放置している
このままで良い訳はないだろう
誰かの憂いやいたずらや嫌がらせなどの電話一本の
タレコミ情報だけで調べることもなく令状もなしで
学校帰りの子供を待ち伏せして拉致し連れ去ってしまう
中には人ま違いでさらわれてしまった例もあるようだ
その後は子供の居場所すら定かでなくなり
会うことどころか一切の連絡を児童相談所によって拒否される
弁護士さえも会えない状態となる
こんな暴力が野放しで許され
マスコミもTVも事実を報道することさえしない
それどころか電話による情報の提供を奨励している
何年もあるいは十年以上も行方不明状態となるのだ
これこそが虐待以外の何ものでもない暴力行為でしかないが
法律によって彼らの暮らしは保証されている
その上に一人の保護に対して月40万円の予算がおりるという
幼い子供が拉致され泣いたり騒いだりすれば
精神科医によって薬漬けにされて
動物園の猿のようにオリの中に閉じ込められ
人生を弄ばれてしまう
こんな不安と恐怖の中で体だけが育ってしまう子供は
18歳で御用済みと成って放り出されるわけだけれども
これはコレで無責任極まりない恐ろしい話しである
自治体のパンフレットやテレビで奨励している通報電話に
連絡したが故にこんなヒドイことに加担することになる
そうした思慮の浅い学校や医師や市民の事なかれ主義は
知らぬが仏の悪魔でしかないと言えないだろうか
この本は図書館にもある
是非、地域の皆で読んで話し合い
共通認識を広げてほしい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そもそも虐待の定義づけがされていないことが、今日にわたる問題を引き起こしているように思う。
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怪談風タイトルの、うつみんナンバー
自分のこどもや、身の回りの知ってる子が被害にあったら…?
フィクションだと思いたくなるような、そうでなくてもにわかに信じがたく、人によっては信じないようなひどい話
子どもや、子どもを守りたい一心の親は、強大な権限をもつ児童相談所を前にすると弱い存在。
虐待はなくすべきだけど、保護された先もまともな施設じゃないなんて、ここ日本はどんな地獄?
しかも、保護じゃなくて拉致ってか。ほんとにフィクションであってほしい。
でも知らないより知ってよかった。児童相談所がまともな施設になるために、小さな私たちは何をすればいいの?何をもっとしればいい?課題が増えるばかりです -
怖かった、怖かった、怖かった コワイョ━━((((。iдi。)))━━ッッッ!!!
何が一番怖いって、誰でも対象になりえて、決して逃げる方法が存在しないってことですね…。
精神科医はやりたい放題っていうのは、確かにその通りで、更に児童相談上はやりたい放題な上に、精神科医と違って、関わらないようにする、とかそういう防衛手段がないってことですね。目をつけられたらオワリ…orz
警察だって司法だって代議士だってちゃんと監視存在があるのに児童相談所にだけはそれがない。ちゃんと問題点がはっきりしているのになんで問題が解決しないんでしょう?????あぁ怖いよう。
全国共通ダイヤルかぁ…あうぅ(  ̄ - ̄)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150701/k10010134821000.html -
読後、ショックで声も出ない。
私が勉強してきた児童福祉からの一面と、この本の内容が正反対だったから。
でも学びながら何となく喉につっかかるものがあると感じていた。児童虐待は本当に増加しているのか?何をもって虐待と定義するのか。誰がどのような過程でそれを認定しているのか。
ある日突然、身に覚えのない虐待の嫌疑をかけられ、子どもと引き裂かれ、その後何年も会えなくなるなんて、考えただけでイヤだ!!!
おかしいよ!この国の制度!!! -
子供の頃、自ら助けを求めるか悩んで行かなかった児童相談所。
今自分が親になり、書籍を読んで矛盾と権力を公使する恐ろしい場所だと感じた。
対談の量が多く、対談ではない部分をもっと読みたかった。