努力不要論――脳科学が解く! 「がんばってるのに報われない」と思ったら読む本
- フォレスト出版 (2014年7月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784894516229
感想・レビュー・書評
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なんか、努力することが美しいみたいな文化があるけど、日本には、それって無駄に行き過ぎてて良くなんじゃないって話。
大切なのは、適切な目標を設定して、それに合った適切な手段を考えて、それを上手に行うことじゃなかという提案。
だけど、IQは別に高い必要はないっていう話と、勉強できることが大切なわけじゃないって話と、特別な存在である、天才とか、妊婦とかに対して、何偉そうにして!みたいに勝手におもったり反感を抱いてしまう、という良くないことが起きていると批判、更には、集団として同じ考えを持ってなきゃいけないとする(努力して苦しんで戦争をして勝つべきだ、みたいな)なのが良くないという、批判、
とかが結構ゴッチャになっていて、結局何がいいたいのってなってしまっているように自分は感じた。
でもまぁ、やればいいってもんじゃないけど、苦しみつつやるのが大切、って日本の傾向はあると思うし、それよりももっと、したいことを楽しみながらして生活していくほうが、よりみんなハッピーになれるしいいかなとも思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
努力とは、目的を設定し、それにたどり着くためのタスクを消化することを言う。
目的も設定せず思いついたタスクを根性で消化するのは戦略性のない努力である。
また、自分にできること、できないことを見分ける力も必要。
将来どうなりたいのか、しっかりと考えてそこにたどり着くための行動をとりたいと思った。
また、日本人と欧米人の考え方の違いも参考になる。
日本人は戦争でも無理な努力を洗脳を使って強要し、敗れた。アメリカは効率性、物資などの現状を鑑みて戦略的に戦った。欧米人は人間性も楽観的で、常にリスクや他人の目を気にする、日本人よりも0→1をつくるのが得意。日本人は既存のものの弱点を見つけるのが得意で1→100にする力を持つ。
心配性にならずに楽観的に。
自分らしく生きたいと思えました。 -
「努力は報われる」と自身も思っていましたが、こちらの本を読み努力をした時、自身の破滅が待っているとも感じました。ブラック企業にあたる”努力”が”洗脳”とい事の内容は実感しました。身の丈にあった生き方をも必要だという認識をした一冊です。
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これからはきちんと戦略を立てた上で努力しようと思います。
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努力の仕方、というか、何かに力を入れる時に気をつけなくちゃと思わされる。脳の特徴を意識して生活すると生きていきやすいかも。
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早く読んでおけば良かったと思う。
努力の区別と楽しく生きる事を学んだ。
良い本だと思う。 -
タイトル通りではなく、適切に努力せよということ。間違った努力もあること。
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前半は努力の歴史的系譜を俯瞰しながら広義と狭義の努力について紹介されてとても興味深かった。後半になると、何故か自己啓発的な内容にシフトしてしまい、自分が期待していたものとは違った。自己啓発本を読みたい人にはいいと思います。