ホテルカクタス

著者 :
  • ビリケン出版
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本棚登録 : 837
感想 : 133
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  • Amazon.co.jp ・本 (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784939029141

感想・レビュー・書評

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  • 江國さんの書くこういう話大好きです
    最初ちょっと戸惑ったけど、あの3人(?)好き

  • (メモ:高等部2年のときに読了。)

  • 不思議だけど少し素敵。人にはすすめないけど。

  • 数字と帽子ときゅうりが主人公の、ほんわかした世界。
    いつの間にか、不思議な空間に引き込まれてしまうので、単行本というよりは、絵本といった方がしっくりくる本です。

  • 2002年8月22日読了。以下、過去の日記から抜粋。

    江國女史の書き下ろし、大人向けの童話ってヤツですか。
    ホテルカクタスという名のアパートの一階には数字の2が、
    二階にはきゅうりが、そして三階には帽子が住んでいて、
    三者のちょっと変わった友情を描いている、短めの物語。
    初めてこの設定を聞いた時にはさっぱり分からんと思っていたのですが、
    実際、作品を読んでみると、面白いくらいシックリきます。
    それぞれの性格が全く違うのに、不思議と調和してしまう。
    「恋愛小説」の江國女史は最初は童話作家としてデビューしただけあって、
    あぁ、こういう作品もなかなか素敵だなと思わせてくれる。
    最後は少しだけ切なくて、でも清々しい終わり方なので、
    私はかなりこの作品は好きだなぁと思ったのでした。

  • 数字の2、帽子、きゅうり。

    2は几帳面で真面目。
    帽子は豪快でちょっとセンチメンタル。
    きゅうりは筋肉でまっすぐなバカ。

    3人の友情物語。
    それぞれの個性を保ったまま、一緒にいる。
    ゆったりした時の流れ。

    * 以下ねたばれ *

    別れ。

    でも別れなーい♪ みたいな。

  • 不思議な物語。
    キュウリと帽子ともう一人だれだっけ?同じアパートに住む3人の話。

    キュウリは筋トレが趣味のさわやか青年風キャラクター的に
    一番好きです。

  • 不思議な雰囲気で、絵本みたいでした。
    忘れた頃に、読み返してみようと思います。

  • 2003/6/6読了

  • はっきりいって、よくわからない。
    一部受け取ったメッセージもあるが、それだけ?

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著者プロフィール

1964年、東京都生まれ。1987年「草之丞の話」で毎日新聞主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞、2010年「真昼なのに昏い部屋」で中央公論文芸賞、2012年「犬とハモニカ」で川端康成文学賞、2015年に「ヤモリ、カエル、シジミチョウ」で谷崎潤一郎賞を受賞。

「2023年 『去年の雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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