- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988013706941
感想・レビュー・書評
-
”どうやったって自分の行動で自分は生きていかないといけないですから。探さなくたって嫌でもここにいますから。”
”出会うために別れるのだと思いました”詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もう、やだ!
すずこかわいすぎた。
喫茶店から早歩きの攻防、ごはんつくってくださいの
あの一連の流れ。
なんだあれ!かわいすぎだろう。
彼女が演じてこその作品だと思った。
ラスト、すっきりした顔の鈴子と
満面の後悔の中島君。
・・・くぅー・・・っ、つらい! -
後半に登場する森山未來の男気ない演技は良い。なんかしっかり本音を言えないままぐたぐたとしてしまう男を演じると、森山さんの右に出る人ってなかなかいないんじゃないかな…。でも、ラストは、あそこまで(自転車で)全力疾走で追いかけてってーあれ?気が付かないのかよ!!おい!もう少し改札で待てよ~!
そして、苦虫をかみつぶしたような微笑をみせる蒼井優。普通にいようとすればするだけ、周囲から浮いてしまう…そんな女の子を演じるには、蒼井さんの表情はぴったりだったな…と思った。でも、その女の子がワンシーンだけ楽しそうに笑うところがあって…ネギでもプランターに植えておこうかなと(たぶん、見た人ならわかる)、しばし真剣に考えた。
そして蒼井優の肩…青白い蛍光灯の下では痛々しいぐらいに痩せて見えて、すこし驚いた。 -
素朴であったかい蒼井優ちゃんの演技や脇を固める役者さんがすごくいい味出してた。演出もとても丁寧だった。それに海の家で働いてみたり桃園で働いてみたり行く土地の先々でのできごとがショートストーリーみたいなかんじでつながっているので、短編集読んでるみたいだった。
memo
*ホームセンターでバイトする白Tにエプロンの森山未來の後ろ姿めちゃかっこよかった。喫茶店でジュースのんでるかんじも、すっごいよかった。拍手喝采
*蒼井優のてろてろのかばんなにあれ可愛い。
*新しい部屋にカーテンつけた瞬間『自分の部屋』になるよね! -
蒼井優ちゃんのあまりの可愛さに
続けて2回も観てしまった。
苦虫女ってうまいこというなーってくらい
蒼井優ちゃんの表情が上手。
中島くんが育ててるネギを観た時の
鈴子の笑った顔がとてもいい。
あー、初めてこの子笑ったよ、って。
個人的に「自分探し」とか「自分磨き」って
言葉が嫌いなんだけど
「探さなくてもここに自分はいる」ってなるほど。
鈴子は口数が少ないけど言葉に無駄がない。
暮らしにも無駄がない。
中島くんが「お金を貸して」と言いだしたあたりから
なんだ!このありきたりな展開は!って
イライラした自分を反省します。
中島くん、いい人でした。
だから「来るわけないか」と振り返った鈴子と
中島くんはあれからちゃんと会えたと思います。
あれー、夢みすぎ?笑
【百万円と苦虫女】予告編
http://www.youtube.com/watch?v=fHx_yDIfn9g -
蒼井優とタナダユキをとっぷりと堪能するための作品。
つい最近「ロマンスドール」(2020) を鑑賞させてもらった際にもっと知りたい…と思わせられたカタカナ名義の女流監督、あとから気づいたのは本映画祭に二本が選出されていたということで、確実にこの20年に爪痕を残した方ということになる。で、その監督が12年の歳月を挟んで蒼井優を改めて選択することになった理由が本作にあったわけで、その源流にたどり着く道案内をしていただいたのはありがたい。はてさて、蒼井優は次世代の森光子的年齢不詳な女優さんへと登りつめるのだろうか。
後半の山場で登場する森山未來については本映画祭期間中「苦役列車」(2012) にて再会するのだが、いやー、本作を先に観といてよかった。逆順だと本作で彼が演じるピュアさに横槍が入ってしまうところであったw -
いろんな感情が味わえる
最後の終わり方は人それぞれ感じ方が違ってきそうだけど、自分的にはよかったな
なんかまたがんばろって思える
いい一作でした