百万円と苦虫女 [DVD]

監督 : タナダユキ 
出演 : 蒼井優  森山未來  ピエール瀧  竹財輝之助  齋藤隆成  笹野高史  嶋田久作  モロ師岡 
  • 日活
3.89
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本棚登録 : 3963
感想 : 760
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013706941

感想・レビュー・書評

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  • よくも悪くも一言でいうと主役は蒼井優(スズコでなくて)です。スズコの不器用さ、大胆さが違和感を感じるかどうかが決め手かな。森山未来の描く青年素晴らしい。いい感じの青年だ。展開の切りつけ貼り付け感がいまいち(ショートストーリのただの接続)自分と他人とのかかわりあいかな?いいね。最後のラスト良いけど、自分としてはモヤモヤが残る。恋愛模様いりますかね????

  • さがさなくても私はここにいますから。(間があいてるので正確じゃないかも)
    このセリフ大好き。

    • ytr8335hsさん
      僕も印象に残っていて引用登録してしまいました。

      森山「自分探し、みたいなことですか?」蒼井「いや、むしろ探したくないんです。どうやったって...
      僕も印象に残っていて引用登録してしまいました。

      森山「自分探し、みたいなことですか?」蒼井「いや、むしろ探したくないんです。どうやったって、自分の行動で自分は生きていかなくちゃいけないですから。探さなくたって、嫌でもここにいますから」
      http://booklog.jp/quote/272138
      2012/11/02
  • リアルじゃないけどみょうにリアルな映画だなと思った。

  • 不器用なやり取りにぐっときた

  • 鈴子(蒼井優)のあさはかで愚かな姿は、見ていてイライラする。
    しかし、あさはかでも愚かでも悪い人ではない。
    真面目で一生懸命だ。
    根本の性格がそれだから、彼女は最終的には生きかたについて気付く。
    そのへんの演技が、かなり良かった。
    それに蒼井優ちゃんは、やっぱ可愛い。
    透明感、清潔感、ちょっと孤独な感じ
    役柄にぴったりでした。

    映画では鈴子の人生と並行して、鈴子の弟の学校生活でのイジメも描かれる。
    そちらもまた、姉同様に上手く立ちまわれない人柄が見ていて胸が痛いが、
    弟の意識の変革が鈴子の意識をかえることになるという重要なストーリーなのだ。

    そして、鈴子と大学生の中島との恋愛話も描かれているのだが
    中島の意向を分かりやすく表現しつつ、率直に言動にあらわせない切ない男心を演出するか、
    中島の意向を全く読めないようにして、結果そうだったのか!というオチのほうが良かった。

    中島の意向は読めるけど、その態度は最低な駄目男なんですけど~
    という救いのない感じだったから、私好みの演出じゃなかったな。

    全体的には、イライラを通り越して不安になり、鈴子の寂寥感を感じつつ、最後それを乗り越える強さを感じたので
    姉弟の成長を感じることのできる観賞後感のよい映画でした。


    ( ・_ゝ・)<刹那的な生き方からタッキング

  • 誰かの自立は、
    別の誰かの自立を促す。

    かっこつけてないで、素直になんなきゃダメよ。

  • タフに生きていく。

    救われない話なのに、演出がポップで楽しかった。

  • 最後の最後に大泣きした。
    人との付き合い方と、観た当時の自分の状況に
    ちょっと重なる部分があったなぁ。

  • 和製ロードムービー。¨自分を探さない旅¨の行き着く先に待つものは?こういう人生も良いなと鈴子に感情移入しながら、彼女と共に葛藤し、旅の意味に気づける。交わらない想いに胸が締め付けられながらも、「これで良かった」と爽やかな気持ちになれる素晴らしい作品。蒼井優のピュアな演技に癒されます。尺長めなのが唯一のマイナス。

  • ほんわか癒される映画。この映画のテンポ、リズム感がすごく気に入った。自分のことを誰も知らない街に行き、100万円貯まったら違う街へ。その繰り返し。そこでの人との出会いと別れ、すれ違い。「自分探しみたいなことですか?」「いや、むしろ探したくないんです。探さなくたって、いやでもここにいますから。」自分から逃げ続ける主人公と自分の置かれた状況に立ち向かう弟の対比が面白い。「自分のことをもっと強い人間だと思っていました。でもそうじゃありませんでした。」最後には感動あり、切なさあり。まぁ、結局は蒼井優がかわいい(笑)

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著者プロフィール

1975年、福岡県生まれ。2001年、初監督作品『モル』で第23回PFFアワードグランプリ及びブリリアント賞、08年『百万円と苦虫女』で第49回日本映画監督協会新人賞を受賞。監督作に『タカダワタル的』『ふがいない僕は空を見た』『お父さんと伊藤さん』『ロマンス』など。著書に『小説 さくらん』『百万円と苦虫女』『復讐』などがある。

「2019年 『ロマンスドール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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