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- / ISBN・EAN: 4527427646711
感想・レビュー・書評
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★★★★☆
セブンを彷彿とさせる面白さ!
【内容】
雑誌「ミレニアム」の記者であるミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は、大財閥のヴァンゲル・グループ前会長・ヘンリック(スヴェン=ベルティル・タウベ)の依頼を受けて、40年前に失踪したハリエットの事件に関して調査を始める。
【感想】
『セブン』が好きなひとは絶対見るべき快作だ。
キリスト教の聖書をうまく利用している点も同一であり、『セブン』の監督であるデビッド・フィンチャーがリメイクをしたのも頷けます。
史上初めて見た?スウェーデン映画です。
原作の「ミレニアム」シリーズは、スティーグ・ラーソンの処女作であり遺作となります。全5部の予定だったのですが、50歳で急死してしまったため3部までのようです。残念でなりません。残り2部も映画として公開されているようなので、見てみたいですね。
なお、かなり女性軽視の映像が流れるので、女性の方はご注意ください。 -
DVDにて鑑賞。
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3まで観た。期待したほどという感じだった。本の方が面白いのだろうか。
それから結局、背中のタトゥーは何だったのか。 -
原作はとてもいいんだが長いのでどこをはしょるか?に興味が行く。俳優の人材ではアメリカには勝てない。リスベットだけはいい勝負だが、ミカエルもエリカも酷い。(特にエリカはただの婆さん)年取ってからのハリエットもアメリカの勝ち。どちらもヴァンゲル事件が片付いてからのミレニアムの逆襲とリスベットの活躍をすっ飛ばしているので原作にある爽快感がない。事件後の二人の繋がりが有るから続編の微妙な距離感が理解出来ると思うんだが・・・。批評が辛口になってしまったのは原作が良すぎるから。実はいい映画。
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久々のヨーロッパ、しかも北欧の映画である。
本は三部作6冊からなる長編で、処女作でありながら絶大な支持を受けたものだったけれど、DVDの俳優も厳選されていて地味で渋く行き届いて息をつかせない出来だったと思う。
ストーリーは真中の部分をはしょって、最初の事件一つの物語にまとめられていた。
それ以外はほとんど原作に忠実で、北欧のイメージを覆すような暴力に満ちた内容だけれど、10年ほど前にスウェーデンに3ヵ月下宿していた経験で言えば全く怖い雰囲気に出会うこともなく、いやしい人に会うこともまれでしかなかった。
60年ほど前までは男尊女卑も激しいものだったようだけれども、いま表面的な社会でDVを見掛けることはなかった。十分に安定した暮らし振りで、質素だし流行にも飛びつくこともないし足が地に付いた真面目な生活をしているように見えた。
都会にも歌舞伎町のような怪しい歓楽街もなく、はみ出す子供達も少ないのだと思う。
ただし宛がい扶持の福祉政策で老後が安定しているが故の生甲斐のなさで、自殺する人が多いことも事実のようで、選択肢の少ないことが問題のようだった。 -
3月1日甲府昭和TOHOにて、鑑賞。2本観たうちの1本目。
現役最強クラスの監督であるフィンチャーのサスペンスという事で、一定以上は面白いだろうと、思い観る事に。
結論から言えば、一定以上ではなく、
一定だった。
前半は、女性版ランボーという感じで、虐待で心傷をおった少女が、怒りを内包し、逆襲者となっていく様を描く。髪を縛ったり、フード被ったり(こっちはロッキー)、スタローン度は、かなり高い。
裏では、レイヤーケーキ等に出てるダニエル・クレイグの男性パートで、映画のストーリーを進める担当。こっちは何が下敷きなのかは解らなかったけど。
で後半パートはレオン的で、事件を追っていくうちに、二人は出会って、助力し合う中で成長していく様を描く。
そして・・・
フィンチャーは二項対立を上手く用いて観客の目線を一方に集中させて、実は逆が真であるという描き方が専売特許なくらい得意で、
まぁ今回もセリフ、過去描写、ヌコ、性描写と意外な展開のオンパレードだった。良くも悪くも。
体位を変えすぎて、アレに集中出来ないとは、この事か、と。
後、ある描写で修正が入る箇所があるけど、えっ?80年代っていうクオリティで失笑してしまった。
修正されるにしても、日本には優秀な業者さんが沢山いるでしょうに。
思うにサスペンス部分の推進力が弱く、成長譚に依り過ぎてしまったのが、一定止まりの要因だったかな。
予告
http://m.youtube.com/index?desktop_uri=%2F%3Fgl%3DJP%26hl%3Dja&hl=ja&gl=JP#/watch?v=xv3TDfGCjQo -
全世界で2100万部を突破し、話題を呼んだベストセラーミステリー小説の映画化。本作は3部作の第1部に当たる。40年前に孤島で起きた少女失踪事件の謎に、ジャーナリストと背中にドラゴンのタトゥーを入れた女が挑む。
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事件がやっと解決したと思ったらそれで終わりじゃなくて、最後の最後まで全てのことが解決しきってくれて、見てる側はすっきりして後味のいいラストだった。