コンテイジョン Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)

監督 : スティーブン・ソダーバーグ 
出演 : マット・デイモン  ジュード・ロウ  ローレンス・フィッシュバーン  マリオン・コティヤール  ケイト・ウィンスレット  グウィネス・パルトロウ  ブライアン・クランストン  ジェニファー・イーリー  サナ・レイサン 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.23
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  • (8)
本棚登録 : 456
感想 : 117
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135899521

感想・レビュー・書評

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  • ウィルスの感染経路を淡々と追ったストーリー。
    ウィルスの発生に絡む利権を追求するネットジャーナリストやワクチンを探す研究者、ウィルスに怯える親子にスポットを当てている。
    極めて地味だった。

  • 「トラフィック」や「オーシャンズ11」のソダーバーグ監督によるパンデミックサスペンス作品。風邪のような症状から一気に発病し、死にまで至る謎のウイルスによる感染症。香港のとあるカジノを始点として、世界中に蔓延していく様子を現代のネット社会の情報の拡散や錯綜と絡めて描かれたストーリー。登場人物が多く、場面転換も多いが豪華キャスト共演物に多い「全員主役」のような設定にはなっておらず、適材適所な配役で観易かった。各登場人物それぞれ仕事も置かれた立場も違うため、全員が直接絡むことはないが「ウイルス」を通じてどこかで繋がってるのは面白かった。震災以降、日本で起きたことともリンクして独特の恐怖感もあると思う。他人に触れること、外に出ること、息をすることさえも怖くなる。良作です。

  • インフル猛威の今、見るべきでなかった。
    街中に恐怖を感じた。

    外食産業の景気が悪くなっならこの映画のせい。

    ベタなパニックがあったが、日本では浦沢の漫画以外では発生しなそう。

  • 69点。盛り上がりに欠ける展開でも撮り方やつなぎ方だけで最後まで飽きさせないのとか、オチの付け方とか、ソダーバーグぽい。やたらに豪華なキャスティングなのも。
    グウィネス・パルトロウが冒頭であっけなく死んでいったときの衝撃(死に方も)は『エグゼクティブデシジョン』でセガールが速攻で逝った時と同様のそれ。その後も躊躇なくオスカー俳優が死んでいくが、間違いなく観客のミスリードを誘発する。マットデイモンは本作にもしっかり登場。

  • 目に見えない謎の新種ウイルスが全世界に感染していく恐怖感があり怖かったです・・・。
    鑑賞後、しばらくの間、咳に対して敏感になってしまいました・・・ ^^;

    【ストーリー】
    謎のウイルスが全世界に感染。人々の間に蔓延する恐怖は、ウイルスよりも急速に拡大していき・・・。

  • 個人的にソダーバーグは「なんかフツーな映画ばっかり撮る人」というイメージがあってあまり信用していないのだけど、これはいい。面白かった。

    感染拡大モノというとどうしても『アウトブレイク』のようなドラマチックな映画を想像してしまうが、この映画はそれとはまったく別ベクトルのアプローチによって超リアルに世界規模で忍び寄ってくるウイルスの恐怖を淡々と描いていて、もしかしたら本当にこうなってしまうのかも……という気持ちになれる。地味と言えば相当地味な映画だが、この硬質で無慈悲な映画のテンポがまさにウイルスの進行速度のようでひりひりした緊迫感が新感覚だった。

    とくに不満も無いのだけど、あえて欲を言えばあのテンションで人類完全滅亡エンドが見てみたかった。そこまで突っ込んでいたら本当に最高の映画になっていただろうに……と思えてちょっと歯がゆいが、そこら辺はソダーバーグだから無難にまとめたのかなという気もする。

  •  『チェ』2部作を最後にサボってしまい、久しぶりに見ることのできたスティーヴン・ソダーバーグの新作『コンテイジョン』はそれなりに面白く、いろいろな登場人物の犬死にであるとか、茫然自失したまま取り立てて有効な行為は何も打てないとか、そういう鈍重なる時間経過の塗り重ねが、撮影行為そのものの捕らえどころのなさとして、パンデミックという大規模な主題と対照をなしていた。
     大きな物語を集約的に語ることを、やはりこの人はどうしてもしたくないらしい。依然としてパーツ、パーツで隔離させ、パニック映画をプライヴェート・フィルムの秘密めいたコレクションとして作る。だから、地球がどこぞの町内のように見える。そして、グウィネス・パルトロウが新型ウィルスの最初の犠牲者となる一連は、いま業界で大流行りの7D/5D的な被写界深度浅めの画調。変わりませんな、ソダーバーグは。
     香港の離島に拉致された後のマリオン・コティヤールはなぜ、あれだけのことしかしないのか? 問題はそんな単純な点にあるようにも思われた。どうして普通に撮れないのか? 普通には「撮らない」ことへの説得力ある理由があいかわらず存在しない図々しさも、ソダーバーグらしくてなかなかいいのでは。

  • 致死率が極めて高い未知の病原菌の拡大の恐怖と、病原菌から人々を守ろうと奮闘する人々の姿を描いたパニック系作品。ただ、単なるパニック映画とは異なり、致死率の設定や政府・一般人の対応などがリアルで、とても面白い作品です。

    古くはスペイン風邪から、最近だとSARS、鳥インフルエンザと、人類は常に病原菌の恐怖に晒されています。ふとしたことから、未知の病原菌が発生し、しかもそれが極めて高い感染力と致死率を持つ場合・・・、実際にこの映画のような世界にもなり得るのだろうと思わせる、リアルな説得力があります。

    病原菌の感染の拡大とそれとの闘いをメインテーマに据えた上で、各地で同時に進行していく問題を上手く描きわけている脚本は、とても巧いと感じました。ジュード・ロウ演じるブロガーの、嘘とも真とも知れない情報に、一般人が躍らされる様子など、昨今のIT全盛で個人の発信力が増している時代に、よくマッチしています。

    また、『オーシャンズ11』シリーズなど、複数の豪華キャストを起用した作品を多く手掛けている、スティーブン・ソダーバーグらしく、本作も贅沢なキャストの使い方。

    映画序盤では、グウィネス・パルトロウがあんなことになるとは!という、他の映画ではなかなかない、映画の内容とは別の意味での驚きが得られます。上述のジュード・ロウや、どうやらソダーバーグ監督お気に入りらしいマット・デイモン、その他パッケージ写真を見てもわかる超豪華キャスト。また、豪華なだけでなく、芸達者な豪華キャストに一人一人の役柄がマッチしていて、すんなりと映画の世界に入ることができます。(マット・デイモンの普通のパパっぷりや、ケイト・ウィンスレットの疫学者としての演技などが、個人的には気に入っています。)

    昨今の、未知の病原菌の恐怖を描いた作品の中では、最もリアリティーがあり、その分、人々がゾンビになってしまうよりも、よほど恐怖を感じた映画でした。

  • ソダーバーグ作品には好きなものが多く、豪華キャストにも興味があって、公開時に劇場で鑑賞しました。
    未知のウィルス発生を扱ったストーリーですが、ソダーバーグ監督らしく、煽ったりせず、厳しい状況を淡々と現実的に描いているのが、私には好ましかったです。パニックや政治との折衝などの描写を見ていると、SARSや震災・原発事故等を連想してしまい、アジア人/日本人としては辛いと同時に差し迫って感じられました。
    豪華なキャストは、それぞれ好演。うさんくさい役柄のジュード・ロウが、いかにも現実に現れそうで巧かったです。体重を増やしたというマット・デイモンも、いかにも普通のお父さんに見えました。

  • フィクションだけど、本当にこういうことが世界で起こりえるってわかってるから怖い、怖い。

    みんな大切な人を守りたい気持ちは一緒。
    だからパニック。

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