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- / ISBN・EAN: 4988142868923
感想・レビュー・書評
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観ている間はもうずっと緊張しっぱなし。観終わってどっと疲れが・・・
完璧を目指して正気の世界(この時点ですでに正気といえるかどうか怪しいのだけど)から狂気の世界への橋を渡り切ってしまうニナ。
ラストに完璧を手に入れたニナにとってはある意味ハッピーエンドかも。
こういうの観ると、あー凡人でよかった、と凡人らしい感想がでてくるわ・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
映画館で鑑賞。
「白鳥の湖」の主役に選ばれたバレリーナが、バレエ監督や代役候補の存在、過保護な母親にプレッシャーを感じ、徐々に精神的に崩壊していくお話。
本作は、常にヒロインの目線、当人のほぼ妄想と幻覚を主軸に進行してゆく。
話題になったことだけはあり、その妄想・幻覚に、精神的な意味で圧倒されたのだが、その一方で、ラストはそういう展開じゃないほうが、個人的にはよかったような気がする・・・。 -
清く美しい白鳥と対になる妖艶で官能的な黒鳥
真面目で優等生である彼女は主役を得るため完璧な演技を求め自身を押さえ込んでいたがそれでは黒鳥は演じられない
黒鳥のように奔放で魅惑的なライバルに主役を取られたくない一身で、現実と幻覚との狭間で追い詰められていく
君の道をふさぐ者は君自身だ
本番の白鳥の湖の舞台は良かった -
怖いです……。ホラー映画よりも怖いかも。
ささくれとか背中のかき傷とか痛いシーンもじわじわと神経を逆撫でされる感じですね〜(汗)
でも、圧倒される映画ではあります。全編通して息を飲む感じの映画です。
観ている側も主人公同様、何が現実の出来事で何が妄想なのか、訳がわからない感覚に陥ります。
天才と呼ばれる、芸術を極める人ってこういうものなのかもしれないな…と思いました。狂気と紙一重なのかもしれない。
普通の人間には到底理解できない世界ですけどね。
ニナはバレエに人生の全てをつぎ込んでいる人種なんですよね。彼女は普通の同世代の女性のように、生活を楽しむという事をいっさいしていない。だから女性として成熟しきっていなくて、「白鳥はのダンスは完璧でも、黒鳥は演じられない」と言われていたと思うのだけど、私は自分の生活も芸術もそれぞれ楽しんでいたバレエ団の他の芸術家たちよりも、ただひたすらに芸術の世界のみを追求したニナこそが本物の芸術家で、だからこそ真の芸術の極みに到達できたのだと思う。
最後のニナの勝ち誇ったような笑顔を見てそう思いました。
黒鳥を演じる直前のライバルのリリーとのシーン。
主役に対する執念とはあそこまで凄まじいものなのかと圧倒されました。
ニナが全てをつぎ込んで到達したクライマックスの黒鳥のダンスは圧巻です。 -
怖かったけど、素晴らしかった! ナタリー・ポートマンが役にピッタリ!! 映画の世界に引き込まれました!
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役へのプレッシャーでどんどん精神崩壊していく話。
怖いよ…怖すぎる…。
ナタリーポートマンの迫真の演技が素晴らしかった。
昔からよく、バレエの世界は陰湿だとか怖いとか聞くけど、実際ニナのように精神崩壊してしまう人も少なくないんやろうなぁ…。 -
久々の星5つ!
すごい、すごい、ナタリーポートマン、そしてひそかにおや?と思ったらやっぱりウィノナライダー!
いやー、ニナの壊れていく様がすごい。
一緒に見た相方は、ホラーより怖い!!とビビりまくり(笑)
ま、確かに。 -
すごい。
これはすごい。
面白かった。
本当に面白い。
まさしくスタンディングオベーション。
新年早々、すごい映画を見せてもらいましたわ。
少し、タイミングが遅いけど。 -
この映画を最高評価せずに何を最高評価とするのか?ってぐらいの傑作です。フランス映画好きみたいなインテリ野郎にも評価してもらえると思います。