フランス人は10着しか服を持たない [Kindle]

  • 大和書房
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感想・レビュー・書評

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  • 1回目に読んだあとは、本書に影響されて自分のお気に入りの香水を見つけたいと思い、香水を購入してみた。2回目に読んだあとは、モノを持ちすぎだなと思い、断捨離をした。自分の生活スタイルを客観的に見ることができるので、「生活スタイルを変えたい」とか「もう少しゆとりのある生活を過ごしたいな」という人におすすめ。

  • アメリカ人の視点で書いたフランス人女性の華麗な生活スタイルを日本人の感覚で読める一冊
    本書はお片付け指南書ではなく、エッセイです。このことがこの本を読んで一番驚いた点です。タイトルから誤解してしまいました。むしろ副題のほうがタイトルにふさわしかったのでは? 女性向けの一冊です。

    ●アメリカ人の著者と感覚の共通点と違いを感じられる
    寒かったら暖炉、運動不足ならジムというアメリカならではの感覚の一方で、買い物に行くとつい予定外のものを買ってしまうことや穴のあいたジャージを部屋着にすることなど・・「わたしもやってる汗」と思う部分もたくさんあり、人間共通の「ついやってしまうこと(特に女性?!)」ってあるんだなと興味深く感じました。

    ●できそうなことを取り入れたくなる
    本書にでてくるフランス人女性の暮らしはシンプルというか本当に「丁寧な暮らし」で素敵だなと感じました。しかし、毎日3品のコース料理を作るというのはさすがに共働きのわたしの生活には取り入れられません。ですが、「アートに親しむ」、や「女らしさを忘れない」など心がけて暮らしの質を高めるためのアイディアは実践したいと思わされました。

    ●こんまりさんと共通の意見も出てくる
    まずは必要なものだけ持つこと。次に自分のスタイルを決める。そして、一番いいものを普段使いにする(=ときめくものを使う)素敵な暮らしの共通項ってあるのかもしれません。あ、パジャマに気を使うのもこんまりさんと共通でした。わたしも適当なTシャツから変えようかと思わされました笑

  • 当時、とある中央線沿線の街にあった小さな古書店に、仕事帰りに立ち寄った時に衝動で買い読んだ本。

    おそらく6年ほど前、コロナ前の2019年だっただろうか。

    当時は今ほど、フランスブームや断捨離、ミニマリストが流行る前だったので、書店の話題書でも見かけなかったけれど、
    当時のわたしには、価値観に驚きと刺激を頂いた。

    人生に必要なモノは、そう多くない。

    父が常々言っていた言葉ですが、
    モノクロブーのように!手持ちの服や日用品を一軍だけに整理すると、ガラクタはきっと山ほどある。
    10年後も持っていたい、着ていたい。
    そんな衣服や小物だけシンプルに整理してみよっと。
    だいぶ減らしたけれど、まだ仕分けの余地はありそうだ。

    服に限らず、いろいろなものをマイベスト10点と称して仕分け会を開いてみる。

    そこから見えてくる、本当に必要なもの、自分の価値観を映し出す鏡的宝物が見えてきそう。

    何かと、心配性で、いつ事故に遭うか、地震が来るかわからない。
    何が起きても生き延びられるように。と、

    映画『first love』で語られる、森のリスのようにほっぺに備蓄を詰め込みがちなわたしですが、、、
    (あのシーン。めちゃかわいない?!(隠した場所忘れちゃうの。爆)誰かわかる方いないかなぁ)

    大切なモノを閉まっている場所を忘れてしまうほど、増やさないように、この春から
    simple is best
    を始めたい方におすすめしたい。

    出逢わせて貰った古書店に感謝。

  • こんまりさんのフランス版のような感じ。
    著者がホストファミリーと触れ合って、服に限らず豊かな生活とはどういったものかを記した書籍。
    服は、そもそもあまり所持していないので新しい発見はなかったけど、以下の項目は生活に取り入れていきたい。

    ・間食するなら体にいいものを
    ・体にいいものを食べ食事を楽しむ
    ・一番いいものを普段使いする(下着・家具・食器)
    ・教養を身につける(読書・アート)
    ・五感をフルに生かす

  • いい物を選んで少ない物で暮らす、小さく豊かな生活がいいと思った。

  • ノンフィクションの生きる知恵、
    素敵な暮らし方のヒントが詰まった本でした。

  • シックな暮らし方に憧れた著者が、パリジェンヌのライフスタイルのいい所を情熱的に描いた本。
    心構えが生活にどう見えてくるか、とても勉強になり、購入から6年たった今も時折見返すバイブルになっている。洗練された生活、わたしも参考にしたい!

  • すごく売れていたのは、知っていたが、タイトルからフランス人の着回し術みたいな本だと思っていた。
    読んで見れば洋服の話はごく一部。

    日本人から見たフランスマダムへのあこがれより、アメリカ人女性が見たあこがれのほうがなんだか気持ちがわかる〜となるのはなぜだろう。

    軽くて気持ちの良い読後感。文庫ならアリでしょう。

  • 参考になる部分と私はここは気にしないという部分とありました。

  • シックというキーワード
    優雅、奥行き深くという意味
    その言葉の背景には、生活や心の豊かさや奥深さがある。
    シックに暮らすためにポイントを3つにまとめた。

    ・ながら食いは絶対NG
    味付けや盛り付けも丁寧に
    食事も生活を彩る大切な一部
    マインドフルネスと通ずる部分もある
    朝ごはんは通勤途中で食べてしまってます。


    一軍しか家におかない。
    それ以外は捨てる。
    お気に入りの服なので、毎日が気分よく生活できる。いつか着るという考えは捨ててしまおう。

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