感想・レビュー・書評

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  • エドワード・ホッパーの絵をテーマに作家さんたちが話を紡ぎ出す短編集です.

    それぞれの話の前にカラーの絵が配置されているので,その絵にはどういったストーリーがありそうか,想像が膨らみます.
    そして,絵のタイトルと話のタイトルも気になります.
    読み始めると,その絵が話のどの部分を表しているか,気になってきます.

    スティーヴン・キングの木製のドア,ウォーレン・ムーアの床の書類,ジョナサン・サントロファーの視点,など,よくもこんな話が思いつくなあと感服します.
    いくつかのお話は,人物のいない建物の絵でありながらも,そこにある人間模様が描き出されたりして,とても楽しんで読み進めることができます.

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著者プロフィール

ローレンス・ブロック Lawrence Block
1938年、ニューヨーク州生まれ。20代初めの頃から小説を発表し、100冊を超える書籍を出版している。
『過去からの弔鐘』より始まったマット・スカダー・シリーズでは、第9作『倒錯の舞踏』がMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長篇賞、
第11作『死者との誓い』がPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)最優秀長篇賞を受賞した(邦訳はいずれも二見文庫)。
1994年には、MWAグランド・マスター賞を授与され、名実ともにミステリ界の巨匠としていまも精力的に活動している。

「2020年 『石を放つとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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