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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (84ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910075110619

感想・レビュー・書評

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  • 料理に関する生きづらさから解放されるためには、やっぱり「○○しなきゃ!」という思いこみを手放すことが大事なんだね。

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    今回の特集は「ゆるくいきましょう 日々のごはん」です。
    料理家のコウケンテツさんのインタビューには、こんな文面が載せられていました。

    「しんどさを減らす、もっと“ゆるく”いくにはどうすればいいのでしょう?
    →まず、僕もそうだったように、やっぱり“手料理でなければならない”という考えから自由になることかなと思うんです。」

    「『手料理じゃなければ愛がない』なんて思う必要は全くないはずです。」(22ページ)

    わたしは本当に料理がニガテです。
    名のある料理は作れませんし、キャラ弁もできなきゃ魚もさばけません。
    でも子どもが美味しいという料理は、ただ野菜を茹でて調味料であえたもの、魚や肉をただ焼いたものなど、名もなき料理ばかりなんですよね。

    家事も育児も全力で!なんて、がんばりすぎて笑顔になれない毎日は、親子ともどもしんどすぎますし、しあわせな暮らしからどんどん遠ざかってしまいます。

    こんなに便利な世の中なのですから、ニガテな分野こそ、どんどん文明の利器を使って、自分の得意なことや好きなことをする時間を増やしていけば、自分の笑顔が増えて子どもたちにもそれは伝わります。
    それこそが、愛情を伝えるということではないかな、と考えています。

  • 安野光雅さん追悼特集で表紙絵がずらりと並んでいるのはうれしい。付録に復刻版の豆本づくりもついているのがまたうれしい(作り方の解説がていねいかつ楽しい)。

    安野さんの「母の友」の表紙担当は1973年度から81年度までの9年間で、そのうち最初の2年分は画文集「野の花と小人たち」としてまとまっており、1975年からの7年分が三木卓との共著「らんぷと水鉄砲」(12回分ぐらい欠けているが)になっている。

    特集、コウケンテツさんがプロの料理人として三児の子育てしながら家庭料理を実際に担当してみてわかったことがいきた内容ではげみになったり救われる人が多そう。

    連載はどれもよかったけど、今回は小林エリカさんがとくによかった。
    「子どもの本の図書館から」が「あくたれラルフ」だったのもうれしかった。

  • 安野光雅さんの豆本作りのページが欲しいなぁ〜。
    絵本作家の本棚が楽しみ。今月は竹上妙さん。

  • 復刻・豆本『手品』!
    初版?を小学生の時に作りました!
    書かれていたとおりに「箱」も作って、立派な箱入りの豆本ができました。でも使用した紙がしっかりしすぎていて、やけに丈夫な表紙と箱の豆本になりました^^;
    時々付録についていた豆本は『手品』以外は母が作って、菓子箱に立てて「小さな本棚」になっていました。実家を処分したときに母が全部捨てたかも(泣)。

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著者プロフィール

安野光雅(あんの みつまさ):1926年島根県津和野生まれ。画家・絵本作家として、国際アンデルセン賞、ケイト・グリーナウェイ賞、紫綬褒章など多数受賞し、世界的に高い評価を得ている。主な著作に『ふしぎなえ』『ABCの本』『繪本平家物語』『繪本三國志』『片想い百人一首』などがある。2020年、逝去。

「2023年 『文庫手帳2024』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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