- Amazon.co.jp ・電子書籍 (375ページ)
感想・レビュー・書評
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主人公が数々の困難でも折れずに科学の知識で乗り越えていく。
ポジティブでユーモアがあるので楽しい。
科学のよくわからない部分もあるけど、なんとなくわかったつもりで乗り切った。
ストーリーが面白いので気が付いたらあっという間に終わっていた。
下巻はどんな展開になるのか楽しみだ。
SFものは映画は好きで観てたけど小説では初めて。ワクワクして楽しい!
Audibleにて。
(ナレーターさんが聴きやすくてとても良かった)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
な、なげー!!いつ読み終わるんやってくらい長かった!
でも、ラストが最高すぎて読んでよかった!!
ネタバレになるから言わんけど、本当に最高のラストだった!
主人公とロッキーの異色バディも最高。ふたりとも明るくてチャーミングでユーモアもたっぷり。それぞれの得意分野がガッチリ噛み合っているのも頼もしい。
文体の違いのためか「火星の人」のほうが道中は楽しかったけど、物語としてや主人公の立ち位置は「プロジェクトヘイルメアリー」のほうが好き。
映画化も楽しみにしています。
ロッキーのビジュアルがわたしのなかでカメムシになってるので、映像化で修正されることを祈る。
いや、かわいいんだよロッキー。うん。-
2023/09/13
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2023/09/14
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異星人とこんなに簡単に疎通がとれるわけないやろというのが率直な感想。
ただ、SFは何でもありというのが面白い!と最近気がついたので、星4。 -
知らない天井の下で目覚めた科学教師のグレース。記憶と状況が整理されていく中で、地球が寒冷化してしまう未曾有の危機に対応するために片道切符の恒星間飛行へと旅立たされたことを思い出す。その行き先で出会ったものとは。
話題のSF、ようやく読めました。これは面白かった。
内容に触れるのはやめておきますが、ちょっとハードなSFなのでついていけない人も出るかもしれません。次々と出てくる疑問と難問をひとつひとつ解明したりクリアしたりしていく過程が実に楽しかったです。また、二つの物語軸が収束して伏線がきれいに回収されるのも良いカタルシスでした。随所に散りばめられた小ネタも良い。噂に違わぬ面白さでした。
予習としては、やっぱり相対性理論の概要くらい知っておかないと時間軸がごちゃごちゃになりそう。
映画化進行中なのでこれがどんな映像になるのか楽しみ。それと、映画「オデッセイ」の原作「火星の人」も同じ作者なのですね。なるほど、と思いました。そちらもさっそく読んでみよう。
ああ、いい本を読んだ。 -
本来自分はゴリゴリの文系で高校時代物理のテストで0点取るくらい自然科学が苦手だったのと、宇宙が舞台のSFは本も映画もあまり好きではなかったのです。
でも本作は女優の岸井ゆきのさんが薦めていて、その後何人かの読書好きの方々も寝ずに読んだと言われているのを聞いてこれなら自分も楽しめるかもと意を決して読んでみました。
結論から言うとものすごく面白くて一気に読みました。登場人物がSFチックではないクセの強い人ばかりで言葉回しも軽快で、化学や物理の専門用語だらけでもすらすら読めました。なんと言っても主人公のグレースがちょっとトホホな人でヒーローみが全くないところとかナード気質なところが最高です。そして宇宙人との邂逅もすごく説得力があって、これってドキュメンタリーなんじゃないかと錯覚しそうでした。下巻も一気に読みそうです。
SFが苦手な人にも是非読んでみてほしいです。
ちなみに本作はビートルズも割と重要な役回りで登場するのだけど、自分はデビット・ボウイのスペースオディティを聴きながら読んでいました。舞台は文字通り今なのだけど、なんか70-80年代のSFを思わせる作品だと感じました。 -
科学の専門的な部分は全くわからなかったけど、分からなくても楽しめた。
絶望的な状況なのに、主人公が明るくて精神的にタフなのが良い。探究心が凄く、頭の回転も速い。自分だったら、あの状況に立たされたら絶望と混乱で発狂してしまうだろうと思う。 -
一時中断してたけどやっと読んだ。すごい!続きが楽しみ。