- Amazon.co.jp ・電子書籍 (272ページ)
感想・レビュー・書評
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内容はとても専門的なのだが,個人的にはあまりそそられなかった.
本書のタイトルは「”オノマトペ”が言語の本質」としても良いのでは?というくらいオノマトペに割かれるページ数が多かった.
ChatGPTなどのLLMの限界や可能性を知るうえで本書が重要な情報を提供してくれることを期待して読んだので,その観点で得られるものがあまりなかった.詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この本を呼んだら世界の見え方が変わる!
との触れ込みで呼んでみたけど、そうでもなかった。
オノマトペの仕組みから始まって、言語とはどんなものなのか、人間はどのように言語を習得してゆくのかを示した本。
人間はA→B ならB→Aを理解できるけど、チンパンジーはA→Bまでしか理解出来ないってのは面白かった。
私 エサ 欲しいとか、私 散歩 欲しいみたいに犬にボタン押させて、言葉を話させるボタンがあるけど、あれはどうゆう原理で成り立ってるんだろう?
動物は自分の起こす行動しか認識出来ないらしいし、ただボタンの順番を覚えてるだけなのかな?
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話題の本だったが、私には難しすぎる。というかここまでの興味はない。
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アブダクション推論
推論しながら学び、学習方法も学びながら、体系立てていく営み -
■感想
◯疑問に思って、そのたびに解を見つけ出そうとしている。姿勢がすばらしい。読んでいて楽しい。
◯過剰一般化バイアスを持つことが、人間に本質的に備わった力であるのが印象的。間違いも犯すけど、ブーストラッピングサイクルで学んで知識を更新する基盤にすることもできるとあった。 -
【企画展示】姫路大学学生の 読みたい本 読んでほしい本
姫路大学附属図書館の蔵書を確認する→
https://library.koutoku.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB00003826 -
記号設置問題はついぞ理解できずじまい。
オノマトベの実例や子供の言葉獲得への例がとても楽しい。
言葉って単に記号かと思っていたけれど、おもしろいね。猫のにゃあにも種類があるし、鳥のさえずりにもしゅるいがあるけど、言葉とは言わない理由がわかりました。 -
ヒトはどのように言葉を学び、その過程でオノマトペはどれほど重要な役割を持っているのかを解説した良書。後半のAIとの言葉に関する話の展開も大変興味深かった。