推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術 [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2023年6月23日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (223ページ)
感想・レビュー・書評
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タイトルと表紙の軽やかさから読まずにいた本だったのですが、ブク友さん達の感想を拝見して手に取ってみたら、中身はかなりしっかりしたものでした。(失礼な表現になっててすみません^^;)
アイドルやアニメについて語る場面だけではなく、ブクログに本の感想を書く時や、仕事のプレゼンなんかにも使えそうな考え方とノウハウが詰まっていました。
書評家・三宅香帆さん、他の本も読んでみたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全体的にとても可愛いです。大切なポイントがピンク文字で書かれていたり、文章も著者の人柄がにじみ出る様な優しい口調で読みやすいです。「自分の言葉で語るんだよ」というのがちくりと心に刺さりました。頭良く見せたいとかついつい思いがちで気が付いたら固い面白みのない文章になってるんですよね。でも他の方の書評読んでるときもフォローしたくなるのはそういうものじゃなくて感情が動いた感想なんですよね。一般論じゃなくて、他と違う方が面白いですし、私も読んでみたいってなります。著者さんの推し語りで「花束みたいな恋をした」の映画をみたくなりました。さすが著者さん素晴らしさを語るのが上手いです。恋愛系の映画は見ないのですが語りに惹きこまれました。布教したい推しがあったときは役立ち本です。
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レビューや感想を書きたいのにありきたりな表現しかでてこないという方へのコツを伝えてくれています。
必要なのは語彙力ではなく細分化。
どこが良かったのか。なぜそこが良かったのか?を
共感ポイントと新しさポイントに分けてメモしておく。
他人のSNSを見ずにまずは自分の中の言葉を探す。
後半にある、推しの文章例の抜粋がまた素晴らしい。
赤文字で添削するようにこの部分がこう良いと解説してくれている。
最後に、
「好きは揺らぐ。むしろ揺らがない好きは本当の好きではない」という言葉に感銘。でなければそれは宗教か洗脳だ。
だからこそ、その好きだっだ瞬間を書いて文字で残しておくことが大事という。 -
推しの素晴らしさを語れる表現術を解説した本。
推しについて語りたいが語彙力の貧弱さに悩んでいる方に向けて、表現力を磨く方法が書かれています。
推しの魅力を布教したい方にオススメの一冊。 -
好き
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全く同じ事を思ってるタイトルで驚きながら読んだ。すごく読みやすいし、具体的な文章術というのは見た事がなかったので、実践的な教えがとても参考になった。
ただ読み切りたいという気持ちと早く次に行きたいという気持ちも常にあるので、なかなかメモしながら読んだり観たりゲームしたりするのは難しい。
あとがきで作者が言葉のナイフの応酬が最近すごいと言っていたので、そういう意味でも本文中にあった修正というのは大切だなって思った。
と言いながらもこれはほぼ修正を行わずに書いております…。 -
推し語りだけではなく、そもそものコミュニケーションの基本を学べる。発信において相手と自分の情報量を埋めるのは大事。もっと意識しよ…あと、自分の感想が正解か不安になって、ついつい調べる癖がついちゃってるから、自分の感想をまとめるより先にSNS見ない!これに一番気をつける!
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他人の感想を見る前に自分の感想を記録する
言葉は強いので、他人の意見も自分の意見だったような気になる
必要なのは語彙力ではなく、細分化
細分化することで他人の意見との差別化にもなる