時の罠 (文春文庫 み 44-30)

  • 文藝春秋 (2014年7月10日発売)
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本棚登録 : 2519
感想 : 269
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私には一年に一度だけ訪れる街があります。
数年前からその街に行く事が家族の行事となり街の成長が私の密かな楽しみです。
そんな街の雑貨屋さんで発見したのが本書です。

まず、驚いたのが私の好きな作家だけの短編集であり、時という言葉に弱い私の掌に収まってしまうのは必然でした。

辻村深月さんの作品:子育てが苦手な父親が登場、身近な人にこんな人が居るなぁと思いながら読むものの、物語は途中で反転する!?

万城目学さんの作品:神様の言動が非常にコミカル!万城目学さんの他の作品に出て来る超常現象はこんな神様が起こしていたりして!なんて思ってしまいました。

米澤穂信さんの作品:長い歴史の物語、山の意志と人間

湊かなえさんの作品:らしくてらしくない作品、反応が遅い人にもう少し優しくしようと思った!


いずれに致しましても、私にとっては豪華なアンソロジーでした!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年10月22日
読了日 : 2022年10月22日
本棚登録日 : 2022年10月22日

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