うーん…正直どのお話も(私には)あまり印象に残らなかったが、5編の中では 文鳥が登場する彩瀬まるさんの《かわいいごっこ》がアクセントになっていた。人と鳥、種族が違えど一人と一羽の女同士が恋敵から小さな友情を育むさまに和んだが後半は少し冗長にも思えたかも。思わず蹴ってしまった爪先に残るウサギの腹の感触。可愛い生き物にも性欲がある事に対しての嫌悪感は少しわかる。
年端もいかない少年と関係を持つ展開があまり好みではなかったのだけど、宮木あや子さん《蛇瓜とルチル》もよかった。でも蛇瓜、そんなにいやらしいかしら。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
30代前半
- 感想投稿日 : 2022年10月24日
- 読了日 : 2019年7月24日
- 本棚登録日 : 2022年10月24日
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