飛浩隆さん『自生の夢』文庫版を読んで「霧界」も読みたくなり、本書を手に取りました。
どの短編も読みごたえがありました。
神林長平さん「あなたがわからない」、長谷敏司さん「震える犬」が特に好きです。
「震える犬」は、観察対象のチンパンジーと観察者である人類とが、ある状況下で重なっていきます。愛は知性か本能か?ヒトとチンパンジーの境界はどこか?と、読みながらゾクゾクしました。
そして飛浩隆さんの「海の指」は再度読んでも素晴らしかったです・・・。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(国内)
- 感想投稿日 : 2022年1月15日
- 読了日 : 2020年1月15日
- 本棚登録日 : 2020年1月15日
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