ふと時代小説が読みたくなったので、こんなときはアンソロジーだよなと思って、新潮文庫から何冊か出ている縄田一男 選のものから「世話物」のアンソロジー。秀眉は松本清張『左の腕』で、清張は長編は今一好きではないのだが、こういう短編には鋭さを見せる。宮部みゆき『神無月』は稀代のストーリー・テラーっぷりを発揮していて文句の付けようもないが、逆に小さくまとまり過ぎた分、次点。ほかは、わざわざ編み入れるほどの出来でもないような… 。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年12月11日
- 読了日 : 2018年12月11日
- 本棚登録日 : 2018年12月11日
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