- あきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ (日経WOMANの本)
- 村木 厚子
- 日経BP / 2011年11月25日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
郵便不正事件に巻き込まれた村木厚子氏の自叙伝。事件については後半に出てくるが、彼女の生い立ち、仕事ぶりのほうが印象的。普通の人のロールモデルに、との思いで執筆したようだが、真似できないくらい努力され、苦労されたことが分かる。そして、人柄が滲み出て裁判のときに周囲の多くの人が支援してくれたのが分かる。
2014年7月28日
サイバーエージェント藤田社長の00年代自叙伝。起業家の苦悩は自分にはわからないけれど、自分が良いと思うことを愚直にコツコツ続けることで、負のスパイラルに嵌ってたことも少しずつ良い方向に進み、逆に歯車がうまく回るということがよく分かった。それを続けることが会社経営でなくとも成功の秘訣なんだろう。
2013年6月12日
昭和史の出来事を絡めながらあるカリスマ画家の人生を軸に物語は進んでいく。
陰惨な、また性的に倒錯した場面が冒頭から出るが読み終わるとイントロダクションとして秀逸。
また人生に戦争が、それを取り巻く価値観がどれだけ影響を与え、現在においてもまだ根強いことがわかる。
2011年3月7日
- ヤフー・トピックスの作り方 (光文社新書 454)
- 奥村倫弘
- 光文社 / 2010年4月16日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
一番ニュースを読んでるヤフートピックスがどうやってつくられてるか。
中立公正をモットーにしてるのは知らなかった。ヤフー関係でも贔屓しないとのこと。
また自身ではニュース取材しないこと、人力でニュースを選んでるというのもおもしろい。
Googleニュースとの違いをチェックしたらおもしろいと思った。
2011年2月22日
- 陰山家の陰山メソッド 私が東大生になった本当の理由 (小学館101新書 98)
- 陰山望都
- 小学館 / 2010年12月1日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
あの陰山さんのお子さんはどう育てられたのか、お子さん自身が語る。
波乱万丈とはとても言えない人生が淡々と書かれてるだけに退屈と言えば退屈。
しかし時折陰山メソッドが。特に印象的なことは下記のとおり。
お墓参り、季節の行事は必ず家族みんなで。なんでそれをやる必要があるのか?と思うようなこともちゃんとやることで何かが見えてくる。
早寝早起き朝ごはん。やはり生活習慣を規則正しくするのが学力向上の前提条件になりそうだ。
父親と母親の役割を分ける。どちらも厳しかったり、甘いのはダメなんだろう。
2011年2月21日
- そうか、君は課長になったのか。
- 佐々木常夫
- WAVE出版 / 2010年2月20日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
自分の部下が課長になったときに伝える課長の心得。
課長でなくてもなる予定なくても勉強になる。
また、ほとんどの仕事はほとんどの人が遂行できる程度のもの、
と言っているのもおもしろい。
こうゆうサラリーマンとしてのお見本みたいな人が政策を提言したり、
ほかの企業にも考えを広める活動をしてほしい。
2011年2月21日
- 7割は課長にさえなれません (PHP新書 648)
- 城繁幸
- PHP研究所 / 2010年1月16日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
いわゆる日本型雇用のデメリットを事例として挙げ、改革後の未来像も描く。
未来像は楽観的な感じもするが、
実現したらどうなるだろうか。
著者のブログも読んでるし、
本の内容ももっともだと思うが、
現状が変わることの不安は
自分でも感じる。
その不安解消はどうすればいいかと
考え込んでしまった。
2011年2月21日
- 天才は親が作る (文春文庫 よ 27-1)
- 吉井妙子
- 文藝春秋 / 2007年1月10日発売
- Amazon.co.jp / 本
- 購入する
アスリートの親がどう育てたかレポート。
それにしてもどの親も傍目から見たら、嘲笑されかねないほどの熱意、愛情。だからこそ、天才が出来上がったのだ。
でも、単純にアスリート親子愛情物語としても秀逸。特に川口能活編は
涙なくしては読めない。
個性的に、とかどうこうじゃなくて、
いかに愛情を持って育てられるか。
これからの子育てに生かしたい。
2011年2月21日