- Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004130017
感想・レビュー・書評
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2013.12.18
二回目
大学以来。後半は難しくて読めない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「歴史とは、過去と現在の対話である」という、何度か出てくるフレーズと、まるで量子力学の観測者問題のように「歴史的事実は、歴史家がそれと認めてはじめてそうなる」という件が働きの良くない脳みそに残った。これだけ残れば充分だ。
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拾い読み
「先ず歴史家(地位、動機、国家的社会背景、未来観(p209))を研究せよ」
「原因の多様化(一つの事件について幾つかの原因を挙げる)と単純化(究極原因を見るべきか、あらゆる原因の中の原因と見るべきか)とを通して仕事を進めねばならぬ(p133)」 -
本書で述べられた内容をカー自身に当てはめるなら、やはり二度の大戦という悲劇の経験こそが彼の主張を形成していったのだろう。つまり、歴史とは絶えざる進歩と理性の向上だろ思われていた20世紀以前の認識から、時代を経てもなお人間は過ちを続けるのだという反省と認識への転換が求められたのが彼の生きた時代であったのだ。「言葉を使うこと自体が彼に中立的であるということを禁じているのです」とは歴史学に関わらず重く響く言葉である。例え世界が絶えざる恣意的な解釈の集合体であっても、せめてそれを自覚することはできるのだから。
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名著、だそうです。
でも、私には何ゆえに名著なんだかわからない。
なんか、知ってることばかり書いてある。
しかも、めんどくさい表現で。
百科事典『Wikipedia』を連想しました。
ちょっと前までは、辞書とは崇高な人たちが定義し解説してくれるものでした。
でも、そうじゃない、普通の人たちが知識を積み上げてたものが辞書として役立ち、日常に馴染んできている。間違えや主観を少しずつ改善し、たまに存在しない戦争が載ってましたとかあるけれど。徐々に 成長し、認知度を高めてきた、その過程を私ははたで見てきました。
『歴史』にも、そういう過程があったんだね、ということ? -
つまらない、かたい。すぐやめた。
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読みにくい良書。訳が、悪い。いや、古いのか。